MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

福井城下町散策

2021年11月21日 | まち歩き

ふるさと福井の3日目は、足羽川から足羽山周辺をぶら散歩していました。

足羽川の堤防には、日本のさくら名所百選に選ばれている桜並木が約2kmに亘って続き、10年以上桜咲く時期には訪れていませんが、懐かしい風景が見られました。

今も変わらぬ懐かしい木製の桜橋の親柱・・・

足羽川から百坂(百段坂)呼ばれる173段の直登の石段坂を上り足羽神社へ向かいますが、過っては足羽山を巡っていた時のトレーニングしていた懐かしさが蘇っていました。

登り切った坂上の展望テラスからは、北陸の名山の白山や福井市内の毛矢町付近の眺望が望めます。

百坂の先には、心のふるさとの足羽神社に入り参拝してきました。

足羽神社は、26代天皇の継体天皇や福井神を祀る神社で幸・福の継続繁栄を祈願していました。

境内には、樹齢380年の天然記念物の枝垂れ桜やモミジの紅葉の優雅な姿が見られ、春の姿が連想していました。

六角石の上に六地蔵の彫刻が彫られ、中央には六角形の車輪がある「六地蔵宝塔」

継体天皇の御世系が刻まれた石碑

足羽神社に参拝して笏谷石の石段の愛宕坂を下り、足羽山下の佐内公園へ向かいます。

佐内公園には、幕末の藩士の橋本佐内像やお墓があり、佐内が著した「啓発録」の石碑が設置されています。

佐内公園から福井城址に向かい城内を巡っていました。

内堀と御本城橋を望む懐かしい眺望

城址には、現在は福井県庁がありますが、県庁裏には本丸跡や福井地震で崩れた石垣が保存されています。

 

「福井」の名前の由来となっている「福の井」も昔の姿が保存されています。

この日は、中央公園ではイベントが開催されていて、城址と公園を繋ぐ御廊下橋は通行できませんでしたが、御廊下橋に通じる山里口御門も新しく復元されていました。

県庁前の広場には、家康の次男で初代の福井藩主の結城秀康像が手地フォトスポットとなっています。

福井城址から北ノ庄城跡の柴田神社へ向かいます。

北ノ庄城は、福井城の前身とも言われ、柴田勝家が築城したもので、現在は柴田勝家を祀る柴田神社となって境内には、城跡の石垣が保存されています。

境内の勇壮な柴田勝家像とその隣には、三人の娘の茶々と初、お江の三姉妹像が立っています。

柴田神社から少し離れた西光寺は勝家とお市の菩提寺で、境内には勝家、お市の方が眠る墓があり、

お墓の前には、貴重な舟形地蔵も見られます。

福井城下町巡りの最後は、福井城内の鎮守として信仰されている佐佳枝宮さんと呼ばれる「佐佳枝廼社」に参拝していました。

今年も七五三の参拝時期恒例の約10万羽の千羽鶴折りが社頭に飾られて色鮮やかに彩っていました。

境内の拝殿前には、左近の桜・右近の橘が彩りを添えていました。

久し振りに幸と福の多いふるさと巡りでした。

コメント
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