MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

アーテイストin FAS

2021年11月03日 | アート・文化

藤沢アートスペースで始まった入選アーテイストによる成果発表展を観てきました。

今回は、広い会場を活用した4人のアーテイストによる想像を超える四者四様の素晴らしい現代アート作品が展示されていました。

1作目は、部屋一杯に相模川の水と漂流物を集めて、水と水によって運ばれた漂流物で川沿いの石や海岸に流れ着いた漂流物を並べて、相模川の上流から海岸までのイメージを想像させる空間を描き出しています。

2作目は、「不動のように蠢いている」と題した作品で、不動のように蠢く未知との出会いをクス材を使って刻んで創り上げたようです。

3作目は、「別人」と題した作品で、部屋の壁一面に油彩で描かれていますが、人間の教会を知覚して境界を融かして、「自分」から「別人」になり、次の現象へと連鎖を繋ぐことをイメージさせる作品です。

4作目は、「赤と黄色いのやつ」と題した映像の作品で、中国の商店街の壁が赤くなったことに衝撃を受けて、その複雑な気持ちを動画を通じて浮かび上がらせていました。

どの作品も、その創作に至った気持ちを描いているようですが、現代アート作品の発想や形を観ながらどうして?と観客側にも複雑な気分となっていました。  

アートスペースから浮世絵館に入ると、いつもの東海道五十三次の浮世絵が展示されていましたが、江戸時代のキャラクターを主役にした現代アートとは異なる「おもしろ絵」も見られました。 

アートスペース近くのショッピングセンターに立ち寄ると、吹き抜けスペースに、「人と海」の関係を描いた彫刻作品も見られ、フォトスポットとなっていました。

素晴らしい作品に感動して、帰宅してからどんぐりの帽子で秋の気持ちを描いてみました。

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