花冷えの寒い日でしたが、仲間と横浜鶴見の大倉山公園へスケッチに出かけてきました。
これまでも何度も訪れているが、緑多い高台に立つギリシャ神殿を二重に重ねたような重厚な大倉山記念館には、数少ないスケッチスポットである。
記念館はどのアングルを取っても面白い構図があり、取り巻く緑と共に西洋館の美しさが素晴らしく切り取り方一つで画になる光景が実に多い・・・・
一枚描き上げて寒さに耐えかねて館内のカフェで一休み・・・
エントランスから館内へ一歩入ると、頭上には獅子と鷲の彫物が並ぶのが見え、黄金色の空間が出来ています。
その下には、音楽堂へ通じる階段にも素晴らしい彫刻が彫られており、宮殿への進むような気分になりました。
午後には、會舘の左手に回って螺旋階段のある入口に挑戦したが、日本の建築には珍しい独特の光景も実に面白いですね・・・
寒さが増して早めに切り上げて、裏手にある梅林へと回ってみると、梅が散った後の散りゆく桜の花見客で賑わっていました。梅の名所であるが桜花見のスポットにもなっているようです。
梅見坂のアップ・ダウンを走ってみたが、残念ながらこの日は富士山は望めませんでした。
帰路に大倉山駅まで来ると、アテネ市と姉妹提携した「不滅の飛翔」と称する記念碑が設置されています。ギリシャ神殿の一部を移設したものかと思いきや、神殿の柱をモチーフにした彫刻像でした