三浦海岸マラソンの応援の後、駅前広場のテント村周辺に咲く河津桜は見頃となっており、「桜まつり」が行われている小松ケ池公園へ散策してみました。
京浜急行の線路沿約1Kmの散策路には、河津桜と菜の花を愛でながら散策する行楽客の姿や走り終えたランナーの姿が目立っていましたが、残念ながらこちらの河津桜は、見頃にはほど遠い3分咲き程度で、菜の花の色合いが助けています。
京浜急行線の下をくぐり小松ヶ池公園へ入りますが、祭りの提灯や水仙の花が色を添える散策路は自然を楽しみながら歩く行楽客の長い列が出来て前に進めません・・・
池端には、厳島弁財天が鎮座しており、池の水の神様として親しまれているそうです。
小松ヶ池は多くの野鳥類の飛来地となっているようで、この日も水辺にはカモ達が泳いでいましたが、期待した珍しい渡り鳥の姿は、見られませんでした・・・
池の周辺には、水神碑や改修記念碑が建ち、その背部には日本の原風景のような田畑が拡がり、緑豊かな時期には素晴らしい展望が期待できそうでした。
その横では、スケッチを楽しむグループが見られましたが、目の前を行く行楽客が目の前の風景を遮っており、愚痴が聞こえてくるようでした・・・
周辺には、一面の大根畑が拡がっており、三浦大根の世界かと思っていたら、これは最近人気の青くび大根だったようです。
一回りして、三浦海岸駅へと戻る途中では、寒さに怯えていたのでしょうか?ようやく蕾が開き始めた白梅の凛とした姿はこの春に見た一番の姿でふんわりとして香りを撒いていました。
さらに、その先の道端には、こんな花も咲いており、思わずその心づくしに拍手していました