早春恒例の地元青少年育成協議会主催のイベントである「遊 ING 西高」が、藤沢西高等学校のご協力を得て西高で開催し、多くの地元の小学生が参加して大変盛り上がっていました。
「遊 ING 西高」は、今年は13回目を迎えて我が青少協の年間事業の中でも非常に盛り上がる事業で、地域の高校生と小学生が触合う場として、地域の子供サポート会議や防犯協会など各種団体も後援して、地域の輪が拡がる場としても大変意義あるイベントに成長していると思っている。
今年も事前に申し込みを済ませた地元の小学生約160名を迎えるべく、ボランテイアの皆さん70名と高校生の指導員180名が集結して受け入れ態勢を整えて待ち受けていた。
西高は、以前から美術部の生徒さんが描く壁画で地元でも有名となっており、この日も壁画に描かれている子ども達が、歓迎してくれていました。
講座は、運動系や料理系、創作系など12の講座に分かれており、子供たちを高校生の指導員が温かく迎えて、イロハから講座内容のガイダンスを行い、それぞれの会場へ向かっていたが、やはり運動系のサッカーやテニス、ボールゲームには人気があったようです。
剣道コーナーでは、経験したことない竹刀を手にして、指導された通りに気合の入った仕草を繰り返していました
体育館横には、ひまわりをイメージした壁画が描かれていますが、日付を見ると何と、2011.3.11と記されており、あの日に描いたものだったので想い出多い記念の画となっているようです。
一方、女生徒に人気のあったのは、クレープやホットケーキを作るコーナーでは、お姉さんの指導を受けて、材料仕込みから工夫しながら焼き上げて、最後に自作のケーキを食していたが、笑顔が溢れており、初めての経験だったようですね
また、ストーン・ペインテイングコーナーでは、20名の子ども達が、様々な石にイメージした人形や顔などを描き、試行錯誤を繰り返していたが、お気に入りのお土産が創れたようでした。
西高の名物と壁画は、校内の階段や教室・廊下などに描かれており、その作品はOBを含めて美術部員が描いたものだそうで、構内に壁一面に百点近く残されており、さながら美術館となっていました。
講座の内容は、全て高校生が企画し準備されており、手に取りながら至れり尽くせりの講座だったようで、終了後は校門まで子供たちを送ってきて別れ際では、子供たちから感激でウルルンする顔も見られていました。
地域の異年齢による交流の場として、地域の輪が拡がる貴重なイベントとなっていることを実感しました。