トライアスロン大会の最高峰である「アイアンマン・ハワイ~ワールドチャンピオン・シップ」へ出場した息子と応援団が昨日帰宅し、特派員として同行した家族の大会レポにより、感動の大会模様を書いていきます。
残念ながら、管理人は、先に書きました地域の運動会と重複したので、当日のアップデイト情報や現地からのメールにより、レースを追いかけながらハラハラどきどきしていました。
(このポスターの中には、選手全員の名前が書かれていますが、ウオーリーを探せと、探してようやく見つけました)
トライアスロンと言えば、ショートからロングまでいろいろあるが、アイアンマン・レースはスイム3.8Km、バイク180Km、ラン42.195Kmと、一日でトータル約226Kmを走る人間の限界に挑戦する鉄人(IRON MAN)レースである。
中でもハワイ島コナで開催される「IronMan World Championship」は、世界各地で開催されるアイアンマンレースの予選会で上位に入った選手のみが、出場できるという、名誉な大会である。
世界に4万人いると言われるトライアスリートが、各地の予選会を勝ち上がってこの晴れ舞台に出場するのは、プロ・エイジ含めて約1,800人で、選ばれたエリート・トライアスリートが集結したと言える大会となっており、日本からも52人が参加されていました。
我が息子も、春の済州島における大会で初めてアイアンマンにデビューしていたが、ラッキーにも入賞出来て、今回のアイアンマン・ハワイへの出場権を勝ち取っての参加となっていた。
レースの中では、バイク180Kmがレース時間の約半分を占めており、ここでの優劣がレース結果を左右するので、今回は意を決してこれまでのロードバイクからトライアスロン向きのTTバイク(TREK スピードコンセプト9.9)へ変えての初乗りとなっていた。
レースは、早朝7時スタートしていたが、真夏のような暑さとかなりの風があり、長い長い一日のスタートだったが、選手にとっても応援者にとっても、「17Hours to GLORY(栄光へ17時間)」の幕開けが始まっていた。
レースのスタート地点は、ホテルの前の海からのフローテイングスタートだったので、約10分の立ち泳ぎはきつかった~と言っていたが、立ち泳ぎしながら海岸の切れ目のない大応援を眺めてこれが世界の舞台かと、ハイテンションになり興奮を覚えたと、本人が述べているが、応援する特派員も、応援するスペースも無いほどの凄い人だったようだ。
スイムはほぼ予定通り終えて、バイクに入ってからは、本人の感想では、ニューTREKの力を借りて、順調に飛ばしたそうですが、中間点近くの約200Mを上る心臓破りの坂道と、横風が強く、かなりきつかったようであるが、バイクフィニッシュでは、ほぼこれも予定通りのラップだったようだ。
最後のランに入って、最も得意の種目と期待していたが、現地からのメール情報では10マイル辺りでは、メロメロとなっていたようで、特派員も伴走して気遣った位で、一時はJog &Walkになっていたようで、幸運にもあの白戸太朗さんに声を懸けられて、元気を分けてもらったとかで、最後は手をつないでゴールできる運まで与えてもらい、本人は人生の中で一番感動したと言っていたようだ。
また、ゴールの瞬間には、この大会の名司会者から、ひとりひとりの名前を呼んで、「You are Ironman~」 と、紹介されての名誉ある称号を与えられて、熱狂的な応援者に背を押されてのゴールシーンは、感動的だったようだ。
世界の舞台に初デビューしての戦いは、結果こそ本人には、不満だったようであるが、貴重な経験を踏んで更なる向上へのやる気にもスイッチが入ったようである。
ゴール後は、ホテルで一休みしてから、レース最終場面を見たそうだが、ゴール付近は、熱狂的なシーンの連続で、興奮のるつぼと化していたそうである。
レースの前後には、いろいろなイベントもあり、コナ地方は、アイアンマンムード一色になっていたようで、その様子は、次回にレポします。
【レポ内容・写真は、同行した我が家族の特派員のレポを元に書いています】