恒例の「第57回 一陽展」が国立新美術館で開催されており、今年も友人が公募に入選したと聞いていたので、先日出かけてきました。
今年もふるさとのベテラン画家の一陽会会員や会友の面々がふるさとから上京されていたが、初日は所用があり皆さんとは再会出来なかったが、大作の数々を観てきました。
一陽会は、伝統のあるプロの画家を目指す人達の美術会で、公募展にも厳選主義を取っていると聞いており、今回も絵画・彫刻で約500点以上の作品が展示されており、1・2階を使っての大展示会となっており、その作品には現代アートに近いものが多く大作ばかりでした。
一般公募の入選から始まり、会友・会員推挙までへの道のりは、途方も無く長いそうであるが、イメージ創りから始まり作品の制作、応募までは、3か月以上を要して入選しての展示には、感動があったそうだ。
約1時間半かけて全作品を観て回ったが、午後の時間帯でもあり広い会場は非常に空いており、お気に入りの作品と向き合いながら芸術の秋を堪能していた。
美術館を出て久し振りの六本木ヒルズ内を散策してみたが、森タワーの下に拡がる毛利庭園やアリーナ、シネマなどは、以前とは全く違った光景に変わっており、戸惑う程である。
夕陽に映える東京タワーを眺めながら、ケヤキ通りから麻布十番通りへと向かうと、こちらは未だ昭和の薫りを感じる暖かさがあり、丁度10月10日の「十番の日」を前に、懐かしい光景があちこちで見ることが出来ました。
十番通りの入口付近で、「ともちゃん地蔵」に再会したが、ともちゃんはお母さんからお母さんに会いたいときは。いつもおへそを見なさいと言われていたそうで、おへそを出した地蔵さまとその奥には、おへそを眺めている石象が並んでいました。
十番通り商店街をぶらりと歩いて、パテイオ十番であの「赤い靴を履いていた、きみちゃん」像で一服していたが、先週は山下公園でも「きみちゃん」に会っており、悲しみの「きみちゃん」は、今も多くの人の心の中に残っているのではないだろうか?・・・・
再び十番通りへ戻り、「たいやきくん」の元祖である「浪速家総本舗」に立ち寄ってみると、何故かこの日はお客の姿も無かったので、買い求めてその甘さを食味しながら、パワースポットの「十番稲荷神社」にお参りしてこの日のぶらり散歩を終えて帰路に着いた。