快晴の絶好のスケッチ日和に恵まれ、江の島片瀬漁港でのスケッチに出かけてきた。
快晴であったが、冷たい北風が吹いていて場所選びに苦慮したが、片瀬漁港の防波堤のプロムナードの先に白灯台と江の島を望む景色は、画になる構図で最高のアングルでした。
片瀬漁港の開港と同時にできたもので、いつ来ても多くの磯釣りの穴場的スポットのようで多くの釣り客や散歩客が多く訪れており、日頃はジョギングで訪れているお気に入りスポットである、
前日の荒波は嘘のように全くと言っていいほど波はなく、富士山もやや霞んではいたが、美しい姿を見せて、のどかな風景が拡がっていた。
白灯台へ続く防波堤の取りつけから望む遊歩道と波消しの岩壁の荒らしい光景は、表現に大変苦労したが、正面に江の島を、遠くには航海する船などを、のんびり眺めながらいい気分で春を感じたひと時である。
この日は土曜日とあって、近くの片瀬西海岸では、ライフガードの研修会だろうか、逞しい若者の海へ飛び出しては、ビーチへ取ってかえす訓練が繰り返し行われており、しばし、その素晴らしいテクニックとパワーに見とれていた。
また、灯台へと続くプロムナードには、ジョギングを楽しむランナーが、額に汗してひっきりなしに折り返しており、翌日の湘南藤沢マラソンの最後の調整ランに取り組んでいるようでした。
午後には、漁港の赤灯台側のプロムナードからの風景に挑戦したが、風も和らいで帰港してくる漁船を眺めながらのんびりと描いていた。
漁港内の浮きの上には、海鵜が休みどころとして羽を休めていたが、こんな光景を見るのは珍しく、いつから鵜が棲みついたのだろうか?それとも渡ってきたのだろうかと、その挙動を眺めていた。
描き上げてから、翌日の湘南藤沢マラソンの受付に行ってきたが、地元江の島の歓迎も熱く明日のレースが楽しみで、テンションも上がって来ていた。
受付後に湘南港の灯台やヨットハーバーを散策してみると、超高級のヨットだろうか、その威風堂々した姿がやたら目立っていたが、日本一のハーバーの光景はいつ訪れても、素晴らしい光景である。
スタート地点を再確認して江の島を後にしたが、弁天橋を渡るころには、美しい夕陽が見られて明日の湘南路の光景が楽しみで一層テンションが上がっていた。