ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ネアカヨシヤンマ 2023<8月>

2023-08-05 | ネアカヨシヤンマ

<8.2>

後寄せの産卵

8月初日は雷雨により気温低下の予報。雨上がりのネアカヨシヤンマの産卵狙いで行って、気温が戻らず空振り。
前日産卵していない分、高気温でも♀の飛来する確率が高いと予測して出直しました。気温36℃、湿度50%。

予想どおり、12時40分頃から♀が散発的に飛来しましたが、相変わらず落着かず一瞬で消えてしまいます。
連日の猛暑の影響か産卵は後寄せになっていて15時半頃から30分間に集中。やっと撮影機会に恵まれました。
探雌行動は活発で前回交尾態を見ていますが、老熟気味の♀が目立ってきて今季はこれにて打ち止めです。

14時50分頃 前回と同じ朽木に来た♀ 前回は一瞬で飛んだが約1分間産卵




落着くと思いきやここで終了


15時半過ぎ、3♀が一斉に飛来しました。1ヵ所に止まるのは20秒から1分程ですが飛んでも戻ってきます。
完全に落着いたとはいえませんが、真っ暗な湿地の朽ち木を転々と移動して16時直前まで産卵が続きました。

泥土に産卵する♀ 複眼が黒化している


暗がりで一旦目を逸らすと飛ぶまで見失う状態 




同じ朽木に1分程留まって産卵した♀






産卵タイム前の13時頃の光景です。♂が止まっていた同じ枝に♀止まリ、約5分後に双方同時に飛びました。
探雌行動を繰り返して静止した♂でしたが、♀が近くに来ても無反応。♀も何故♂の近くに止まったのか。

手前が♀で奥に♂




湿地に飛来した♀ 産卵のタイミングを見計らっている様子


樹上の♀


探雌して止まった♂を含め6♂を目撃 うち2♂のぶら下がり




別個体



2023.8.2 埼玉県


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