ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

サラサヤンマ 2019<5月③>

2019-05-30 | サラサヤンマ

<5.28>

長時間の産卵

4日連続の真夏日が一段落してサラサヤンマの撮影を続行。4日前不発であった産卵を撮らないと終われません。
探雌行動が活発で、やや不安を感じながら待つこと約1時間。縄張りの♂を潜り抜けて無事♀が現われました。
産卵場所を探し1分程低空で飛び着地。産卵は11時25分から約1時間半に及びました。薄曇りで気温26℃。

♀ 産卵




近づくと長靴に産卵を試みます。こういう♀は産卵意欲旺盛で遠くに飛ぶことはありません。約1分で移動。

産卵移動


数ヵ所を転々として産卵場所を探す 1ヵ所に止まるのは15秒程度


ここで少し落着き1分以上産卵したが、産卵場所に満足していない様子


最初の着地から約6分後、気に入った朽木に辿り着いて、すっかり落着きました。ここで約41分間産卵。









触れない限り相当接近してもお構いなし。近くに♂が飛来しましたが、当方がガードしているので捕まりません。





産卵移動






一旦飛立ってから同じ朽木に戻り約7分間産卵 この朽木で通算約48分間の産卵


隣の朽木に移動 ここでは通算約29分間産卵


産卵移動




12時55分、産卵を漸く止めて低木に止まりました。最初の着地から約1時間30分後です。

♀ 静止 産卵休止


さすがに産卵終了と思いきや、腹部を曲げ始めまだ産卵する気配。約3分後に飛びました。





産卵を再開してから約1分後、移動した先で♂に捕まりました。交尾態で樹上に飛んで行方不明です。
よい♀に巡り会って、久々に産卵撮影を堪能しましたが、産卵の目撃はこの♀のみでした。



探雌する♂です。気温が下がってホバリングが多少長くなりましたが、前回と左程変化はありませんでした。

♂ 飛翔






♂ 静止 樹上に止まる



2019.5.28 埼玉県

コメント
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