ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

サラサヤンマ 2015<5月③>

2015-05-30 | サラサヤンマ

<5.28>

足止め

埼玉の河川中流域、川原に向かう前に湿地に立寄ると、タイミングよく数頭のサラサヤンマが飛んでいました。
10m程のテリトリーで摂食していましたが、♀が入るルートでの待伏せか、1♂がホバリングを始めました。
見過ごすわけにはい来ません。撮影に没頭して数十分間足止めを食うことになりました。

♂   飛翔

















2015.5.28   埼玉県

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サラサヤンマ 2015<5月②>

2015-05-30 | サラサヤンマ

<5.26>続編

最後に長時間の産卵

千葉の湿地では、交尾撮影前の10時半頃から、2♂が明るい草原で摂食を兼ねて縄張り飛翔をしていました。
上空の♂と湿地を交互に見ていると、最初の♀が産卵に来ましたが、1分もしないうちに姿を消しました。

♀ 産卵






湿地の広範囲で産卵する様子でしたが、最初の飛来ポイントがよいとみて待機。正午前に次の♀が飛来しました。
産卵したのかどうか分からないうちに上の枝に止まり、珍しく♀の静止が撮れました。まだ若い♀です。

♀   産卵


♀   静止




正午を過ぎて再び♀が飛来、産卵はしましたが、またもや1分程で飛び去りました。最初と同じ個体のようです。

♀   産卵


♂が全く姿を見せず妙な感じでしたが、13時半、漸く1♂が現われて殆どホバリングせずに止まりました。

♂   静止










♂が姿を消した14時過ぎ、4回目の♀が飛来して、途中何度も休みながら1時間以上産卵しました。
今度は長期戦になり撮り飽きる程でした。明らかに小さい個体で、体力がないのか産卵してもすぐに休息します。
狭い範囲から移動することなく、死力を尽くして産卵しているように見えました。

♀   産卵
















身を伏せてしばらく休止しては再び産卵する繰返し


産卵後、すぐ上の枝に止まる 


これ程、じっくりと産卵を観察したのは初めてのことでした。一方、♂の目撃が♀より少ないのも初めてです。
上の♀の産卵撮影中に飛来してホバリングした♂です。♀は産卵休止中で動かず、見つかりませんでした。

♂ 飛翔





2015.5.26 千葉県

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サラサヤンマ 2015<5月①>

2015-05-30 | サラサヤンマ

<5.26>

まずまずの高さの交尾態

昨季は、数年来行っていた栃木の生息地の環境変化でサラサヤンマが満足に撮れず、何とか挽回したい気分です。
初めて行く千葉の湿地で、午前中に交尾態2対を目撃して、11時過ぎの2対目が近くの枝に着地しました。
この交尾態は林内をあまり旋回せずに止まり、まずまずの高さで撮影できました。最高気温は28℃。

交尾態


止まってから数分後、それまで静かであった♀が交尾を解こうとして暴れ、何度も振り解くように動きました。
交尾時間は短く、約14分間でした。

交尾を解いた直後


残った♂


交尾後の♀は50cmも離れていない同じ木の枝に止まる

2015.5.26 千葉県

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