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ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ムスジイトトンボ 2018<6月>

2018-06-23 | イトトンボ科

<6.19>

セスジとムスジ

2日前の都区内の公園のセスジイトトンボの画像を見返すと、気付かずにムスジイトトンボも撮っていました。
同じ水域で生息しているとは思いもよらず、天候が回復したので確認しに行きました。最高気温29℃。
前回は曇天、低気温で、午前中からイトトンボの生殖活動が見られましたが、クロイトトンボの姿もありません。
14時頃にセスジイトトンボ♂が水面に出てきて、その中にムスジイトトンボ1♂が混在していました。

14時半頃、交尾、産卵する1対を目撃。数が少ないうえ岸から離れるので、これまで見落としていたようです。
交尾撮影は初めてです。セスジイトトンボ、ムスジイトトンボの記事は2018年3月にも掲載しています。

交尾態






交尾は7分以上続き、交尾を解いてしばらく休止。何度も小移動して、なかなか産卵せずに沖合に飛びました。

連結態




♂ 静止 縄張り行動


<セスジイトトンボ> 連結産卵



2018.6.19 東京都

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セスジイトトンボ 2018<6月>

2018-06-21 | イトトンボ科

<6.17>

予報に反して

梅雨らしい天気が続きます。晴れ間が期待できそうなので、都区内の公園にウチワヤンマの撮影に行きました。
ところが、予報に反して午後も曇天のままで最高気温22℃。♂も飛ばず、産卵は見たものの遠い沖合でした。

撮影対象はイトトンボしかありません。以前、クロイトトンボに紛れて見かけたセスジイトトンボを探しました。
いつもは気に止めなかった水域の一角を注視すると、やはり生息していて交尾、産卵を目撃しました。

交尾態






連結態


連結産卵








♂ 静止


草原の♂




水面ではクロイトトンボが多数派でした。

<クロイトトンボ> 交尾態

2018.6.17 東京都

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ベニイトトンボ 2018<6月>

2018-06-08 | イトトンボ科

<6.4>

連結か攻撃か

今季はベニイトトンボが5月上旬に姿を見せて下旬に産卵が始まり、6月に入り生殖活動が活発化しています。
♂が多いので連結態はすぐに葦原に潜り込み、狙っている移精がなかなか撮影できません。最高気温は28℃。

♂同士の小競り合いはあっても、激しく争うことは滅多に見ませんが、静止の♂に別の♂が攻撃しました。

静止の♂に連結を試みる♂


一旦飛んで再び後方から絡む 今度は攻撃しているように見える 右が静止していた♂


連結態 移精前


移精


交尾態






連結産卵









2018.6.4 東京都

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ベニイトトンボ 2017<6月>

2017-06-12 | イトトンボ科

<6.6>

歯痒い交尾

5月下旬から、都区内の池でベニイトトンボの産卵が始まっています。今のところ、昨年より個体数は少なめ。
水辺にいた♂が♀を連結。長めの移精の後、例によってすんなり交尾できず、歯痒いのは毎度のことです。

連結態


移精 約1分10秒


交尾に移行




交尾態 移精後2分50秒 まだ早い方


7分後、交尾態で水面近くに移動 しばらくして産卵開始

2017.6.6 東京都

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オゼイトトンボ・エゾイトトンボ 2016<6月>

2016-06-15 | イトトンボ科

<6.10>

生態の変化

5日に関東甲信地方は一斉に梅雨入りしましたが、この日は梅雨の晴れ間。各地とも快晴で気温が上昇しました。
この先の天候が読めないので、数年来撮影していないカラカネトンボを優先し4年ぶりに中越の池に行きました。
好環境の池の様子は変わらないものの、待ってもカラカネトンボは飛ばず、かつていたオオトラフトンボも皆無。
飛んでいたのはクロスジギンヤンマとヨツボシトンボが少々という状況、何があったのか、遠方なので堪えます。

エゾイトトンボでもと探しても見るのはクロイトトンボばかり。正午前後、漸くオゼイトトンボが出現しました。
以前は圧倒していたエゾイトの個体数をオゼイトが逆転しています。目撃した♀は全て同色型。最高気温27℃。

移精


交尾態




連結態


産卵休止


連結産卵










エゾイトトンボの連結産卵です。こちらは♀の同色型と異色型が半々でした。

<エゾイトトンボ> 連結産卵




産卵移動 ♀は同色型


捕食する♂



2016.6.10 新潟県

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