ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

サラサヤンマ 2024<5月②>

2024-05-30 | サラサヤンマ

<5.29>

雨の翌日

今後の天気が期待薄、昨日の雨での水浸しを覚悟でサラサヤンマの撮影に行くと、前回より水が引いて拍子抜け。
有難いことにこの状態なら、雨の翌日の晴天で生殖活動が一気に活性化するはずです。最高気温28℃。
実際、目撃の5♀すべてが♂に捕捉されました。大半は産卵前に捕まり、まともに産卵を撮影したのは1♀です。
その♀の青みがかった複眼の色に驚きました。これまで見たことのないタイプの個体です。

12時25分頃 落着いて約20分間産卵 複眼はサラサとは思えない色彩 左の複眼に傷がある










この朽木での産卵はこれまで


移動して飛んだ途端に♂に捕捉され、運よく上に抜けず近くの樹木に着地した交尾態を探し当てました。

交尾態 葉の隙間からぎりぎり見通せる5m程の高さ 風が吹くと手前の葉で隠れてしまう




交尾解除後が撮れそうな場所で待つことに


交尾解除の瞬間 ♀が暴れ回る 交尾時間は19分


連結解除直前 36秒で♀が飛ぶ


産卵を見つけても、飛ぶと即♂に捕捉されるので思うように撮れない


静止して♀を待つ♂




ホバリングして探雌行動する♂ ホバリングは短いが要所要所で飛び回っていた










♂同士のバトルが激しく、撃墜されて落下した若い♂


湿地の外側でホバリングを交えて摂食する♂

2024.5.29 埼玉県


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