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ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

コサナエ 2015<4月>

2015-04-27 | サナエトンボ科コサナエ属

<4.24>

羽化の盛り

新潟や福島に遠征すると、うんざりする程見られるコサナエですが、都内では限られた所のみに生息しています。
初めての羽化の撮影に多摩の池に行きました。9時前は早過ぎで、9時半になってから発見。最高気温23℃。

♀の羽化、時間の経過を追っていきます。

9:30 休止期


9:37 脱出開始


脱出して前進




9:42 翅の伸長が始まる


9:44


9:46


10:03


1-:18 開翅 発見して48分後


最初の♀は羽化時間が早かったようで、次の目撃は11時近くになってからです。休止期の♀を発見しました。

10:50   休止


11:03   脱出


脱出直後


11:06   翅の伸長が始まる


11:09


11:24


11:38   開翅 先の♀と同じく発見から48分後


11:41 飛立ち草叢に着地




見つけた個体の撮影にに拘っているうち、あちらこちらで羽化が始まっていて、ピークは11時頃のようでした。
撮りやすい位置でも羽化したのは後になって分かりましたが、遅くなる程、光の反射が強くなります。

♀   羽化直後の2頭






♂   羽化


♂   羽化直後




正午を過ぎても羽化する個体が見られましたが、これにて撤収です。

♂   羽化



2015.4.24   東京都

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フタスジサナエ・オグマサナエ・タベサナエ 2014<5月>

2014-05-24 | サナエトンボ科コサナエ属

<5.16>

残りの1種

4月下旬にオグマサナエとタベサナエの未成熟を撮影した愛知の森。生殖活動の時期を待って再び行きました。

<フタスジサナエ>

まずは、前回見ていないフタスジサナエを探します。やはりオグマサナエが縄張りする池で生息していました。
個体数は少なく、2♂、1♀の目撃。これで3種が揃いました。産卵は見逃していたかもしれません。

♂ 静止


♀ 静止




<オグマサナエ>

前回、未成熟の集合場所であった草原から数百m離れた池で数頭の♂が縄張り、大半は地面で待機していました。
♀の目撃はなし。強風が吹き抜けて、産卵する気配はありませんでした。

♂ 静止






<タベサナエ>

前回、未成熟がいた草原で1♀を確認。♂の目撃なし。付近の流れで産卵すると思いますが、見ませんでした。

♀ 静止


捕食

2014.5.16 愛知県

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タベサナエ・オグマサナエ 2014<4月>

2014-04-29 | サナエトンボ科コサナエ属

<4.23>

春一番のサナエトンボ

まだ撮影していない春一番のサナエトンボ、タベサナエとオグマサナエを探しに土地勘がある愛知に行きました。
簡単に見つかるものと思い、名古屋市北部から尾張旭市にかけてそれらしい溜池を巡りましたが、さにあらず。
宅地開発が進んだのは当たり前で、40年以上も昔のイメージで行ったのは時代錯誤も甚だしかったようです。

3ヵ所目の溜池で漸くタベサナエを見つけました。恐ろしく敏感で2♂を目撃して1♂撮るのがやっとでした。

<タベサナエ>

♂ 未成熟 静止




これでは終われず、瀬戸市の少し標高のある池に向かい、オグマサナエの未成熟の溜り場に行き当たりました。
そこそこの個体数が見られ、白い所を好むのか、何頭かがシャツや帽子に止まりました。
付近でタベサナエ1♂、1♀も目撃しました。羽化直後と未成熟の個体で、当地は発生がやや遅いようでした。
未成熟ですが、目的の2種を撮影しました。フタスジサナエには時期が早く、端から期待していません。

<タベサナエ>

♂ 羽化直後 静止




♀ 未成熟 静止


<オグマサナエ>

左♂ 右♀ 未成熟 静止


♂ 未成熟 静止




♀ 未成熟 静止






捕食

2014.4.23 愛知県

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