鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

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鳥栖戦レビュー

2012年08月05日 | Weblog
【J1:第20節 鳥栖 vs 鹿島】レポート:「ホームでの負けは許されない」鳥栖、「連戦の影響は言い訳にしたくない」鹿島、意地がぶつかり合った一戦(12.08.05)
8月4日(土) 2012 J1リーグ戦 第20節
鳥栖 2 - 0 鹿島 (19:04/ベアスタ/12,844人)
得点者:23' 水沼宏太(鳥栖)、61' 豊田陽平(鳥栖)


勝ちにこだわった鳥栖。そこには、初参戦となるJ1での最低目標である『J1残留』があるのだろう。また、ベストアメニティスタジアムに集まったお客さまへの感謝の気持ちも含まれている。そして、何よりもプロとしてのプライドがそうさせたのだろう。
敗れはしたものの、鹿島も堂々と試合を振り返ってくれた。7月28日に第19節・広島戦を戦い、8月1日に『スルガ銀行チャンピオンシップ2012IBARAKI』を終えたばかりの選手たちの疲労は想像をはるかに超えるものだ。それでも、「フィジカル的な部分の対応は、非常にうまくできていた」とジョルジーニョ監督は試合後に気丈に語った。「連戦の影響は言い訳にしたくない。鹿島の力不足」とDF岩政大樹は、敗因を自分たちに向けた。これも、プロとしてのプライドがさせることなのだろう。
当レポートは、両者にリスペクトの意味を込めて、試合内容だけをお届けすることにする。初体験や経験不足、疲れや日程などの背景は、あえてここでは触れないでおくことをご了承願いたい。

19時のキックオフ。グランドは気温30度を超えていた。ナイトゲームとは言え、立っているだけでも汗ばむ状況。サッカーは、得点を奪うことに一番苦労するスポーツであることは周知の事実。この試合もどちらが1点を先に奪うのかに注目が集まった。
鳥栖のGKは、奥田達朗。前節の試合で、赤星拓がケガをしたために、今季2試合目の出場となった。前回の出場は第16節・札幌戦(6月30日ベストアメニティスタジアム)で、初めてボールに触ったのはキックオフから9分を過ぎたころだった。そこを振り返ると「もっと早くボールに触って落ち着きたかった」(奥田達朗/鳥栖)と緊張の色は隠せなかった。しかし、今節の試合では、開始20秒でボールに触れることができたことで、幾分かの落ち着きを見せたような気がした。

逆の見方をしてみたい。
鹿島の選手たちは、中田浩二、小笠原満男、岩政大樹など百戦錬磨の精鋭たちが揃う。数々の記録を打ち立てた実績は、相手にペースを握らせない戦い方を身体で覚えているに違いない。鳥栖に勢いを与えず、DFラインを下げ、前線から間延びさせて鹿島のプレーエリアを確保するためには、鳥栖のDFとGKの間を突いていくことが有効だと気付いていたはずだ。あれだけの展開力を持っているチームなので、鳥栖が守備のブロックを引いても、そこを突くことは可能だったはずである。
実際に、MFレナトとドゥトラが自由に動いて後方から上がっていくスペースを作ることはできていた。FW興梠慎三と大迫勇也も鳥栖のDF裏を狙う動きを幾度も見せていた。彼らだけで、放ったシュートは13本と、鳥栖の総シュート数を上回る数である。
しかし、スペースを作りシュートを放っても、鳥栖のDFはラインを下げることはなかったし、GKがあわてて飛び出してくることも少なかった。これは、鹿島の攻撃が、いつになく単調になっていたせいではないだろうか。あの、相手を追い込みながら崩していく鹿島のポゼッションサッカーではなかったと筆者には感じた。

鳥栖にしてみれば、そんな鹿島の攻撃は想定済みだったのではないだろうか。もっと、サイドを使われて、様々なクロスボールを入れられての対応を覚悟していたのではないだろうか。しかし、そんな状況に追い込まれることが少なく、しっかりと守備のブロックを引くことができていた。
「普段と変わりなく戦えた。冷静に最後まで戦えた」とは、DF丹羽竜平のコメントである。18本のシュートを受けながらも、自分たちの形で守り切れたということにほかならない。

そして、そこから2得点へつなげた。シッカリと守り、そこからシンプルな攻撃に移るのが今季の鳥栖のサッカーである。「鳥栖の特徴はロングボールで、そこからスローインやコーナーキックにもっていき、何かしらのチャンスを作るチーム」(ジョルジーニョ監督/鹿島)らしい形で2得点を奪って鳥栖が勝利した。23分と61分にセットプレーの流れから、MF水沼宏太とFW豊田陽平が決めて鳥栖に勝点を上積みした。
68分からは、DFに小林久晃を入れて5バックを形成し、ゴール前の人数を増やし無失点で切り抜けた。いやらしいまでのポゼッションとサイドを使った攻撃という形を出せなかった鹿島。鳥栖に敗れたのではなく、鹿島のサッカーができなかったことが敗因だった。
少ないチャンスからでも自分たちの形で得点し、全員で身体を張っても盛りきった鳥栖。守備的に90分間を守りきったのではなく、鹿島にストロングポイントを出させなかったのが勝因である。
試合後の選手たちに、プロとしてのプライドを見せてもらった試合でもあった。

勝者には勝者なりの理由があり、敗者には敗者なりの言い分がある。その言葉の中には、戦った者にしかわからない事実が隠されている。
相手へのリスペクト、次の試合への奮起、仲間への叱咤激励などなど、試合後のコメントを聞きながら、色々と想像してしまう。
一個のボールが織り成すドラマには、どんな言葉を使っても表現できないシーンが隠されている。
スタジアムで、選手の表情から読み取るしかない。
サッカーは、終了のホイッスルとともに次の試合が始まっているスポーツである。


以上
2012.08.05 Reported by サカクラゲン


鹿島にストロングポイントを出させなかったのが勝因と語るレポートである。
鹿島の攻撃がいつになく単調になっていたと分析しており、鹿島が体力的ではなく頭脳的に疲弊したように受け取れる。
しかしながら、過密日程やコンディションの差を理由にするほど我らは子供ではない。
守備の強い相手を崩せずセットプレイから失点という、わかりやすい敗戦をしただけと言えよう。
これも、リーグ戦の面白味の一つである。
今季のリーグ戦に於いては鳥栖に一つも勝利を挙げられずに終えてしまった。
逆に我らが鳥栖に与えた勝ち点でJ1残留は堅くなったのではなかろうか。
来季は、今季以上の戦いをしたいと思う。
今はサガン鳥栖というチームに敬意を払うだけである。

ロンドン五輪代表関塚監督、故宮本氏へ勝利を捧げる

2012年08月05日 | Weblog
関塚監督、亡き恩師・宮本征勝さんに捧げる4強…サッカー男子

前半、指示を出す関塚監督

 ◆ロンドン五輪サッカー男子準々決勝 日本3―0エジプト(4日・マンチェスター、オールドトラフォード) DF吉田麻也(23)=VVV=が1―0の後半33分、勝利を決定づける関塚ジャパン初ゴールを決めた。オーバーエージで加入した主将を中心とした堅守が光り、1次リーグ初戦のスペイン戦から4戦連続完封を達成した。後半38分にはMF大津祐樹(22)=ボルシアMG=がダメ押し弾。関塚隆監督(51)にとっては、亡き恩師の宮本征勝さんにささげる勝利となった。

 44年ぶりの4強進出を告げるホイッスルが鳴っても、関塚監督は冷静だった。「自分たちの持っているものをしっかり出した試合。選手もよくやってくれた」。エジプトのラムジー監督と握手して健闘をたたえ合った。

 開幕前から目標に掲げていた決勝進出まであと1勝。亡き恩師との約束が、ようやく果たせる。5月7日、指揮官は茨城・鹿嶋市を訪れた。02年に亡くなった宮本征勝さんの11回目の命日。仏壇に手を合わせると、妻・弘子さんから「主人よりいい色のメダルを期待しています。主人もそれを期待しています」と励まされた。

 「自分がオリンピックチームを指揮する。これも縁だと思った」。宮本さんはメキシコ五輪銅メダリストにして恩師。現役時代は早大、本田技研で指導を受けた。91年、腰痛に苦しむ弟子に引退を勧め、早大監督への道を用意してくれた。弘子さんは「主人は『関塚は自分に似ている。あいつを日本一の指導者にしたい』と話していました」と明かす。

 93年の鹿島では宮本監督、関塚コーチの体制でJリーグ初代王者になった。95年には清水でも師弟関係を築いた。01年、病に倒れた宮本さんは「ずっとコーチをしていて、お前はいつ監督をやるんだ」と病床で気をもんでいたという。川崎での監督就任を決断したのは03年冬。没後1年がたっていた。

 試合後の会見で宮本さんに関する質問を受けた関塚監督は、少し目を潤ませながら「大会が終わってから報告したい」と話した。宮本さんの仏壇の前には、関塚ジャパンの選手サインが入ったブルーのジャージーが掲げられている。弘子さんとともに活躍を見守る宮本さんの遺影は「あと一つだぞ」とほほ笑んでいる。

 ◆鹿島初代監督 宮本さんは1938年7月4日、茨城・日立市生まれ。日立一高でサッカーを始め、早大時代の57年以降、東京、メキシコ両五輪をはじめ多くの国際大会で活躍した。サイドバックで、気迫を前面に押し出したプレーが魅力だった。引退後は、日本リーグ・古河電工、本田技研などでコーチ、監督を歴任。93年に初代監督として鹿島を率い、Jリーグ第1ステージで優勝した。95年には清水の監督も務めた。国際Aマッチ出場44試合1得点。2002年5月7日に63歳で亡くなった。05年、第1回日本サッカー殿堂入り。

(2012年8月5日06時02分 スポーツ報知)

宮本征勝さんさんに勝利を捧げるロンドン五輪日本代表の関塚監督である。
準々決勝戦でエジプトを破りベスト4へと進んだ。
その影に共に鹿島で指導し、師と仰いだ宮本氏の存在があった。
宮本氏は生前、関塚を日本一の指導者にしたいと述べておったとのこと。
ここのロンドン五輪にてメダルを得、そしてクラブレベルでもタイトルを得ることが出来れば、宮本氏の念願は叶うというもの。
鹿島が育んだ指導者の躍進を我らも応援しておる。
是非ともメダルを獲得して欲しい。

鳥栖戦コメント・報道

2012年08月05日 | Weblog
2012Jリーグ ディビジョン1 第20節
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ

鳥栖の力も分かっているし、スタイルも知っている。不注意から失点してしまったと思っている。セカンドボールを拾うことが大事でそれは出来ていた。しかし失点のシーンは本当に集中力の欠如から起きて、2点取られた後は完全に時間稼ぎのやり方で試合を進められたし、相手GKはかなり時間を使った。これは今季、Jリーグが目指す「アクチュアルタイムを長くする」ということに反しているのではないかと思う。サッカーはお互いに戦い合うべきだし、日本のサッカーはレベルが非常に高くなっていると思う。しかし残念ながらレフェリングは不安定であると言わざるを得ない。この点は日本サッカーのためにも改善していく必要があると思う。

【西 大伍】
ピッチ上はそんなに暑くなかった。鳥栖にやりたいようにやられてしました。良く走るし、みんなで守る。失点しないことが大事だった。僕たちが走らされるときつい。6連戦で負けたのは初めてなので、修正も大事だけど切り替えて次の試合に挑む。

【遠藤 康】
鳥栖に先制されるときつい。でも、そんな中でもチャンスはいくつか作ることが出来ていた。失点はセットプレーだけ。疲れはない。切り替えて戦いたい。

【岩政 大樹】
鳥栖の印象は前と変わらない。セットプレーは相手のストロングポイントでもあるし、アントラーズの力不足でもある。連戦の影響はあると思うが、言い訳はしたくない。コンディション不足と力不足。今は改善する時間がないので、コンディションを整えて次の試合に挑むだけ。セットプレーが集中だけで守れるなら、世界中のどのチームも失点しない。


2012年08月04日(土)

本日行われたJ1第20節 鳥栖戦は0-2と負けを喫しました。

【J1:第20節 鳥栖 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.08.05)
8月4日(土) 2012 J1リーグ戦 第20節
鳥栖 2 - 0 鹿島 (19:04/ベアスタ/12,844人)
得点者:23' 水沼宏太(鳥栖)、61' 豊田陽平(鳥栖)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):

「鳥栖の特徴はロングボールで、そこからスローインやコーナーキックにもっていき、14番(藤田直之選手)のロングスローから何かしらのチャンスを作るチーム。そのロングボールのセカンドをしっかり拾うという形は(鹿島は)できていた。鳥栖はセットプレーからチャンスを作るしかなかったと思う。自分たちの不注意から失点してしまったことが敗因。2失点ともセットプレーからやられた。連戦の疲労と皆さんは思うかもしれないが、フィジカル的な部分の対応は、非常にうまくできていたと思う。不注意というところが失点の要因になったのではないか」


以上

【J1:第20節 鳥栖 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.08.05)
●岩政大樹選手(鹿島)
「鳥栖はやり方がしっかりとしたチーム。それがわかっていて、対応がうまくいかなかった。連戦の影響は言い訳にしたくない。コンディションや力など、色々と不足しているところがあるのでやられてしまう。鹿島の力不足。6連戦で一区切りがつくので、コンディションを整えることに集中したい」

[ J1:第20節 鳥栖 vs 鹿島 ]

鹿島はドゥトラの放ったシュートも相手GKに防がれた。

【鹿島】集中力欠き金星献上/J1
<J1:鳥栖2-0鹿島>◇第20節◇4日◇ベアスタ

 名門鹿島が鳥栖に金星を献上した。連戦の疲れからか集中力を欠き、セットプレーから2失点。序盤からFW大迫勇也(22)と興梠慎三(26)の2トップが再三ゴールを脅かしたが、強固な守備をこじ開けられなかった。ジョルジーニョ監督(47)は「2点ともセットプレーから。スローイン、CKでチャンスをつくられた。フィジカルの対応はうまくいっていたが…」とうなだれた。
 [2012年8月4日22時53分]

連戦の疲労?鹿島、運動量乏しく完敗

鳥栖に敗れ肩を落とす鹿島イレブン=ベアスタ

 J1第20節(4日、鳥栖2-0鹿島、ベアスタ)鹿島はいいところを見せられなかった。攻撃ではシュート18本を放ちながら無得点。前半は運動量が乏しく、後半は鳥栖の堅守に阻まれた。

 1日にはスルガ銀行チャンピオンシップを戦ったばかり。ジョルジーニョ監督は「フィジカル的には対応できた。不注意が失点につながった」と疲労の影響を否定したが、DF岩政は「言い訳にすぎないけど、全体的に連戦の影響はあったかな」と潔かった。(共同)



鳥栖-鹿島 前半、攻め込む鹿島・大迫。左は鳥栖・呂成海=ベアスタ

アクチュアルタイムについて述べるジョルジーニョ監督である。
「アクチュアルタイム」とは「試合中にプレーが途切れた時間を除いた実際のプレー時間」のことであり、今季、Jリーグではこの時間を長くするように審判団に通達が行っている。
それに伴い、ジャッジに偏りが生じたとされておる。
それはそれとして、この試合に於いて、失点はセットプレイであり、鹿島の18本ものシュートを放つなどチャンスは作っておった。
確かに、ホームの鳥栖が彼等のサッカーをやりきったように見えるが、鹿島らしいところも十分にあったことも事実である。
大伍の申すように切り替えて次の試合に準備をしたい。
まだまだ連戦は続くのである。