鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

誓志、ミニゲームで存在感

2012年08月07日 | Weblog
2012年08月07日(火)

大阪遠征メンバーは、明日の準々決勝第2戦C大阪戦に向けてスタッフをまじえてミニゲームを実施しました。また、その後にはPK練習も行いました。

ミニゲームを仕切る誓志である。
チームに衝撃の走った中田コの負傷離脱を真摯に受け止め、チームをまとめる選手会長の力で、動揺もなく練習に勤しんでおる。
出場機会こそ限られておるものの、チームの核であることに変わりはない。
卓越したフィジカルとスタミナ、そしてテクニックを試合に披露してくれる日を心待ちにしておる。
誓志の力で勝利を呼び込むのだ。
それだけの逸材である。

中田コ、復帰まで8週間

2012年08月07日 | Weblog
中田選手の負傷について
8月4日(土)J1第20節サガン鳥栖戦で負傷した中田浩二選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたので、お知らせ いたします。

■受傷名
左足関節(そくかんせつ)靭帯損傷

■復帰まで
約8週間


先日の鳥栖戦にて不可解な交代を余儀なくされた中田コであるが、左足関節靭帯損傷であったとのこと。
これは痛い。
中田コの経験は何物にも代えられぬ力をチームに与えておっただけに損失は計り知れぬ。
とはいえ、我らが悔やむ以上に中田コ本人は無念であろう。
その心中を察し、勝利という贈り物で勇気づけたいところ。
幸いなことに、鹿島には青木という素晴らしい選手がおり、さらに源も控えておる。
守備的な戦術を採る際にもコマ不足には陥らぬであろう。
ここは、苦しい中田コのためにも青木の奮起、そして源の躍動で、連戦最後を、そして夏場を乗り切っていきたい。
チーム一丸となってこの窮地を脱するのだ。

セレッソ戦プレビュー

2012年08月07日 | Weblog
【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 鹿島】プレビュー:C大阪がホームで逆転での初ベスト4進出なるか、前年度覇者の鹿島が今季得意のC大阪戦で再び勝ち名乗りをあげるか。(12.08.07)
J1では苦戦が続くC大阪と鹿島にとって、このヤマザキナビスコカップの戦いは、混戦のリーグ戦で下位脱却を果たすためにも、今後への勢いをつけるためにも、重要な舞台。雌雄を決する準々決勝第2戦、今季4度目の顔合わせでは、C大阪のホームである大阪長居スタジアムで両者が激突する。

7月25日に開催された第1戦では、C大阪が鹿島に敵地で1-2と惜敗。ただし、いまやチームのエースである柿谷曜一朗が得点ランキングトップに立つ今大会5得点目を記録し、アウェイゴールを奪ったことで、C大阪はこの第2戦、1-0、もしくは、2点差以上の勝利で、クラブ史上初となるベスト4に進出できる望みが生まれた。しかも、今度は桜色のサポーターからの後押しを全面に受ける、ホーム・大阪での戦い。このアドバンテージを活かしたいところだ。

J1第20節では、今夏加入したシンプリシオらの活躍もあり、札幌に大勝し、リーグ戦でも約2カ月ぶりの白星、待望のホームJ1通算100勝も達成したC大阪。このリーグカップ戦初見参となる7番は、当然、鹿島戦にも初登場。これまで今季3度、苦渋をなめさせられた相手へのリベンジの切り札として、期待は大きい。

しかし、C大阪の台所事情は、決してベストの状態ではない。ロンドンオリンピックのために山口螢と扇原貴宏は不在のまま、さらに、今夏の新戦力の1人である枝村匠馬は、清水で今季すでにヤマザキナビスコカップ出場済みのため、C大阪ではリーグカップ戦に出ることができない。そして、4日夜に草津から移籍加入が発表され、すでに練習に合流しているブラジル人MFヘベルチも、まだ選手登録は完了しておらず。限られた駒での戦いを強いられる。

ただし、その分、若きC大阪イレブンが闘志を燃やしている。「清武とか(キム)ボギョンとかオリンピック勢が抜けたから勝てないとは絶対に言われたくない」というのは、札幌戦で今季初ゴールを決めた村田和哉。柿谷とともに、チームの攻撃を活性化する26番は、前回の準々決勝第1戦ではチャンスを活かせず、悔しい思いを味わっているだけに、この試合に懸ける想いは強い。また、柿谷、ケンペス、播戸竜二に続く攻撃のオプションとして期待されるのが、大卒ルーキーの吉野峻光と、クラブ生え抜き21歳のFW永井龍だ。

「ボールにいっぱい絡んで、リズムを作って、今(監督らから)言われているように運動量を増やして、もっとゴール前に飛び込んでいきたい」と吉野がいえば、永井も「サポーターが、『永井が長居でゴール』というのを待っているし、その期待に応えられるよう、ゴール前にいることを意識して、ゴールだけを狙っていきたい」と、得点への強い執着心を示す。そのとおり、C大阪はとにかく、ゴールを奪えなければ勝ち上がれない。もちろん、「やみくもに攻めていいというわけにはいかない」とセルジオ ソアレス監督も言うように、失点すればさらに厳しい状況に追い込まれるが、「より慎重に戦いつつ、我々は攻撃的にいかなければいけないというのも、もちろん前提にはある」と、C大阪は若き力を活かして、先手必勝を期す。

対する鹿島は、引き分け以上、もしくはアウェイゴールを2点以上奪っての1点差での敗戦でも、次のステージに勝ち上がることができる。しかし、この猛暑のなか、2週間で公式戦5試合目というハードスケジュールに加え、4日のJ1第20節鳥栖とのアウェイ戦後、鹿島に戻らず、大阪で調整を強いられ、疲労の蓄積が心配される。それでも、「連戦の影響は言い訳にしたくない」と、鳥栖戦後に語ったのは岩政大樹。王者のプライドにかけて、この一戦に全力を尽くす構えだ。C大阪には今季相性もよく、岩政、興梠慎三、遠藤康、ドゥトラ、小笠原満男と、満遍なくゴールを奪えているのも強み。さらに大迫勇也、レナト、ジュニーニョといった攻撃陣も揃えており、こちらもアウェイゴールを虎視眈々と狙ってくるはずだ。

J1第20節札幌戦でゲームキャプテンを務めたC大阪DF茂庭照幸は、「今はチームに関わるすべての人が力を合わせて戦わなければいけないときだし、本当にサポーターの力が必要なとき」と、サポーターにメッセージを書き込んでもらったキャプテンマークをつけて戦った理由を述べていた。札幌戦でチームが一丸となり、今回も熱いサポートを受けて戦うC大阪が、ホームで逆転勝利を収めるか。それとも、大阪にも大勢いる鹿島サポーターの声援を受けて、前年度覇者が5度目のカップウィナーにまた一歩前進するか。クラブの総合力が、この試合の勝利の行方を左右するはずだ。


以上
2012.08.07 Reported by 前田敏勝


疲労の蓄積を心配するセレッソ視点のプレビューである。
やはり、セレッソ番記者としては、鹿島が連戦により疲労困憊することを望んでおろう。
しかしながら、そうは問屋が卸さない。
確かに連戦中ではある、しかしながら、前の試合からは中3日であり、セレッソと同条件となる。
また、日曜日はオフとしており、関西の空気を楽しんでおった様子。
単身赴任の新井場は、家族とのひとときを過ごすことが出来ており、気分はリフレッシュされておる。
昨日の練習も最高の雰囲気で行われており、万全の状況と言えよう。
とはいえ、ここに来て中田コに異変が見られたとの情報があり、不安にさせられる。
ここは、青木の奮起に期待したい。
そして、守備を固めて逃げ切るには関西出身のバチが控えておる。
総力戦で、ナビスコ杯を取り行くのだ。
大迫にニューヒーロー賞を獲らせるためにも、勝利で勝ち上がりたい。
期待しておる。

スルガ銀行チャンピオンシップ、激戦の後に

2012年08月07日 | Weblog
【番外編】激戦を制した鹿島が得たモノと南米王者のプライド
2012.08.07 12:00



文=池田敏明
写真=野口岳彦


 鹿島アントラーズとウニベルシダ・デ・チリ(チリ)が対戦したスルガ銀行チャンピオンシップ2012 IBARAKIは、予想していたとおり非常に内容のある試合となりました。攻撃性を出し合うスリリングなゲームで、お互いに良さを出せたと見ています。

 コパ・ブリヂストン・スダメリカーナ2011王者のウニベルシダ・デ・チリは、最終ラインからしっかりとボールをつなぎ、1タッチ2タッチでテンポ良くパスを回すサッカーを展開しました。サイド攻撃が彼らの特長ですが、この試合では“智将”ホルヘ・サンパオリ監督が鹿島を分析し、鹿島の攻撃的な右サイドを狙い、左サイドから攻撃を仕掛けてきました。

 ただ、鹿島が初対戦の相手ということもあって、序盤はやや苦しんだ印象があります。ビデラやチャルレス・アランギスのマークが浮いてしまい、守備面で誰が誰につくのかがはっきりせず、そこを鹿島にうまく突かれて18分にセットプレーから先制点を許してしまいます。



 先制点を奪われこそしましたが、試合に慣れてきたところからの試合巧者ぶりはさすがでした。鹿島がボランチでゲームをコントロールすることを察知すると、パスの出どころとなる最終ラインではなく、ボランチにボールが入った瞬間に連動した激しいプレスを仕掛けていきます。チームとしての仕掛けどころが分かってきたところからペースを握り、中央で潰して数的有利を作り出し、分厚い攻撃を展開していきました。

 鹿島はレナトがカウンターから抜け出し、相手のマークがサイドを気にした瞬間に左足を振り抜いて27分に追加点。個人技を生かしてリードを広げますが、ここで終わらないのが南米王者の意地なのでしょう。鹿島のレナトとドゥトラがサイドバックをカバーする守備をしていない点に気付き、サイドでうまく2対1のシーンを作って相手陣内に攻め込みます。40分にオウンゴールで1点を返したシーンは、完全に左サイドを崩してのゴールだったと言えます。このオウンゴールで息を吹き返すのではないかと感じました。

 鹿島は興梠と大迫がもう少し周りを生かすようにしたいところでした。相手がオフサイドトラップを仕掛けてきたことで、自分が裏のスペースへ飛び出すことを狙いすぎてしまったので、ウニベルシダ・デ・チリのDF陣にとってはやりやすかったのではないかと思います。

 後半、鹿島は運動量が落ちて攻撃が単発になり、守備的な戦いを強いられます。対するウニベルシダ・デ・チリは高い位置で奪って縦に仕掛ける攻撃が効果的でした。交代枠が6人だったこともあり、リードを許した早い時間に攻撃的な布陣を敷き、さらに持ち味を出してきます。ただ、鹿島はディフェンディングサード(相手にとってのアタッキングサード)でうまく対応し、失点しない対応ができていました。

 後半、ウニベルシダ・デ・チリがPKで同点に追いつき、試合はレギュレーションで延長戦を行わず、そのままPK戦へ。ここで6人ずつがミスなく決め合い、7人目を曽ヶ端準がセーブ。そして西大伍が右足で力強く蹴り込み、鹿島がタイトルを獲得し、カシマスタジアムには選手たちによる歓喜の輪ができていました。



 ちなみに、この試合は南米中で生中継されていたそうです。PKを外したフランシスコ・カストロは泣き崩れ、チームメートに抱えられながらピッチを後にしていました。試合中の球際の激しさも含めて、このタイトルに懸けていた南米王者のプライドを垣間見た気がします。ウニベルシダ・デ・チリは若い選手が多く、末恐ろしいチーム・今回はエースのアンジェロ・エンリケスがU-20チリ代表選出で不在でしたが、彼がいたらどんな結果になっていたか分かりません。今後も注目しておきたい素晴らしいクラブです。

 一方、鹿島にとっては海外クラブと対戦することで、Jリーグでは得ることのできない経験を積めたのではないでしょうか。もし可能であればですが、ホーム&アウェイで対戦しても面白いですね。今回、チリまで取材に行かせてもらいましたが、あの雰囲気の中で鹿島の選手たちがどんなプレーをするのか、そして何を得るのかも見てみたいと思いました。



 何はともあれ、僕の敵情視察=現地リポートとスカウティング=が少しでも鹿島のプラスになっていたらうれしいですね。現地でも鹿島の強さを存分にアピールしてきたので、まずは結果オーライといったところでしょうか。

 南米王者が本気で臨んでくるスルガ銀行チャンピオンシップ。今後もどんなチームが来日するのか楽しみでなりません。


好ゲームとなった今年のスルガ銀行チャンピオンシップである。
ウニベルシダ・デ・チリはメンバーも欠けており、完全アウェイとのことで、結果も含め無念であったであろう。
それは、鹿島も過密日程の中、五輪メンバーを欠いており、万全ではなかった。
もし、もう一度対戦するのであれば、もっとコンディションの良い状態で相見えてみたいものである。
その機会を得るためにも、今季もナビスコ杯を戴冠したいところ。
明日に迫った、準々決勝第2戦にて、引き分け以上で勝ち上がる。負けたとしてもアウェイゴールを稼げれば可能性も残るという状況である。
強い気持ちで邪悪なる長居スタジアムでの勝利を掴みたいところ。
それは、スルガ銀行チャンピオンシップで破ったウニベルシダ・デ・チリの為にも絶対に必要な勝利である。

Jリーグ、ベトナムにてテレビ放送開始

2012年08月07日 | Weblog
ベトナムでJ1リーグ戦の放送開始
 Jリーグは6日、今月よりベトナムでJ1のリーグ戦のテレビ放送を開始することを発表した。大東和美チェアマン(63)がこの日、ベトナムのテレビ局VTC本社で会見した。今後はJ1のリーグ戦の各節2試合(生放送1試合、録画放送1試合)をVTC社が運営するスポーツチャンネル(ケーブル及び衛星テレビ)で放送する。
 [2012年8月7日6時49分 紙面から]

[ Jリーグ アジア戦略 ]

本日、ベトナムのテレビ局VTC(Vietnam Multimedia Cooperation)が運営する、VTC3 HD Sportチャンネル(ケーブルテレビおよび衛星テレビ)で、2012年8月より、J1リーグ戦の放送を開始することを発表するためにベトナムのVTC社本社にてJリーグの大東和美チェアマンとVTCのグエン・カ・ザン会長が出席し記者会見が行われました。

[ Jリーグ アジア戦略 ]

本日、ベトナムのテレビ局VTC(Vietnam Multimedia Cooperation)が運営する、VTC3 HD Sportチャンネル(ケーブルテレビおよび衛星テレビ)で、2012年8月より、J1リーグ戦の放送を開始することを発表するためにベトナムのVTC社本社にてJリーグの大東和美チェアマンとVTCのグエン・カ・ザン会長が出席し記者会見が行われました。会見では、ベトナムのメディアから多数の質問が相次ぎ、Jリーグへの関心の高さが伺われた。写真は質疑応答に答える大東和美Jリーグチェアマン。


タイに続いてベトナムでもテレビ放送の始まるJリーグである。
今年1月にまとまった東南アジア放映交渉が、続々と現実化されておる。
素晴らしいことと言えよう。
Jリーグはジャッジの不安定さを除けば、世界に誇れるサッカーコンテンツである。
そのなかでも、最も安定した結果を残し、勝利への執念を持ち続ける鹿島は優良コンテンツと言えよう。
是非ともベトナムでも知名度を上げ、ファンを獲得していきたい。
その為にも、ジョルジーニョ采配で勝利を積み重ね、鹿島本来の場所へと昇っていきたいところ。
強い鹿島こそがJリーグのシンボルである。