鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

イノパン気合い十二分

2008年03月07日 | Weblog

鹿島 雨の中CKなどの連係確認
 リーグ2連覇を狙う鹿島は札幌との開幕戦を控えた7日、茨城県鹿嶋市内で約1時間半最終調整し、ひょうが混じる冷たい雨の中、CKなどセットプレーでの攻撃と守備の連係を確認した。

 1日のゼロックス・スーパーカップではPK戦で敗れ、昨季から続いた公式戦連勝が止まった。オリベイラ監督は「試合では相手だけでなく、多くの障害がある。チームがもっと強くなる必要がある」と、苦い記憶となった一戦が今後の糧になることを望んだ。

 ゼロックス杯で退場処分を受けた岩政、大岩の両DFは札幌戦で出場停止。代わりにセンターバックでの先発が予想されるU―23(23歳以下)日本代表の伊野波は「自分の持ち味を出して勝ちたい」と、FC東京からの移籍後、公式戦初出場に気合十分だった。
[ 2008年03月07日 15:47 速報記事 ]

雹の降る寒い天候と言えば、昨季ナビスコ杯予選リーグホーム甲府戦が思い出される。
このときはCKから先制され、攻撃陣が不発で天候同様寒い試合であった。
その想い出を払拭すべく練習したわけでは無かろうが、今回はつまらぬ敗戦は出来ぬ。
この試合とは異なる部分にイノパンの起用が挙げられる。
マンマークが得意とFC西東京のサポから書き込みがあったが、明日は完封に貢献してくれると信じたい。
攻撃陣は顔ぶれが変わっておらぬ故、安心して見てられる。
急造と言われるイノパン・チューヤンコンビに注目が集まるところ。
征韓論で意見の相違があれば、今生の別れともなる。
九州に帰らせるわけには行かぬのだ。


札幌戦プレビュー

2008年03月07日 | Weblog

【J1:第1節 鹿島 vs 札幌】プレビュー:中後、伊野波の両センターバックに開幕戦勝利を託す鹿島。6年ぶりJ1復帰の札幌に王者のプライドを示せるか? [ J's GOAL ]
3月8日(土)J1 第1節 鹿島 vs 札幌(16:00KICK OFF/カシマ)
 岩政大樹、大岩剛という両センターバックが退場し、J2・サンフレッチェ広島に苦杯を喫したゼロックススーパーカップから1週間。オズワルドオリヴェイラ監督率いる鹿島アントラーズは新たな気持ちで明日8日の2008年J1開幕戦・コンサドーレ札幌戦に挑もうとしている。これがJ1・ACL13連戦のスタートでもあるだけに、まずはいい内容で勝ち点3を手にしたいところだ。
 イエローカード11枚、レッドカード3枚が出るなど荒れに荒れた広島戦の後、日本サッカー界には余波が続いた。が、「ゼロックスはすでに過去のこと。選手たちも開幕戦に集中しているし、問題はない」と指揮官もキッパリ言うように、鹿島の面々は落ち着きを取り戻している。「自分たちがチャンピオンという意識でいると負ける。2-0が一番危ないスコアだということも改めて感じた。先週負けたことでしっかり強いチームを作ろうと強く思う」と選手会長の本山雅志も雹が降った開幕前日練習の後、気持ちを引き締めていた。

 昨季は開幕5試合未勝利という最悪のスタートを強いられているだけに、今季は初戦でしっかりと勝って、リーグ連覇へ力強い一歩を踏み出したい。そこで注目されるのが、いきなりスタメンに抜擢される伊野波雅彦と中後雅喜の両センターバックだろう。

 FC東京から移籍してきた伊野波は守備のオールラウンドプレーヤー。U-23日本代表の中心メンバーで、昨夏のアジアカップ(東南アジア4カ国開催)ではオシムジャパンの一員として日本代表にも帯同している。鹿島に来てから日は浅いが、1対1の強さや読みの鋭さは折り紙つき。ハイレベルの経験が多い点もアドバンテージといえる。中後にしても2月24日の水戸ホーリーホック戦で人生初のセンターバックを経験。今回が公式戦3試合目となるが、もともと適応力の高い選手だけに、どんな状況でもしっかりと仕事をしてくれるだろう。「今週の練習でもゲーム形式を多く取り入れ、彼らの連動性やタイミングを合わせるように意識づけを行った。2人とも技術が高いし、ビルドアップは向上する。ただ、遠慮しているのか声が少ないので、そこは改善してほしい」とオズワルドオリベイラ監督も注文をつけていた。彼らを取り巻く右サイドの内田篤人、左サイドの新井場徹、守備的MF青木剛らも普段以上にサポートに気を配るつもりだ。初めての公式戦だけで不安要素はあるものの、周囲との連携さえうまくいけば、守備面に大きな問題が生じることはない。

 守りさえ安定すれば、攻撃陣は問題ない。小笠原満男、本山雅志、野沢拓也の中盤トリオの高度な連動性と創造性はゼロックススーパーカップでも実証された。彼ら3人がスムーズに絡み合ったからこそ、本山と野沢のゴールも生まれている。ゲームをコントロールする小笠原の戦術眼、高い得点能力を誇る本山と野沢は相手にとって大いなる脅威となるはずだ。

 先週のゲームでは不発だっただめ、マルキーニョスと田代有三の両FWも奮起している。広島は2人に密着マークをつけてきたため、彼らは前を向けずにかなり苦しんだ。札幌は広島とは全く違う4バックのゾーンディフェンスを敷いているが、守備への比重の高さは広島以上と言える。それだけに2トップにはスペースがない状況が多くなる。それを逆手に取って、サイドから崩したり、中盤でタメを作って相手のディフェンスラインをおびき寄せるなどの工夫が必要だ。先制点を奪うまでに時間がかかるようだと、札幌の思う壺になりかねない。どんな形でもいいから早い段階でゴールを奪うこと。それがこの開幕戦の大きなポイントになるだろう。

 6年ぶりのJ1復帰となる札幌は昨季のJ1王者から金星を挙げよう躍起になっている。昨季のJ2を超守備的サッカーで制した三浦俊也監督は今年もスタンスを変えていない。そんな指揮官だが、大宮アルディージャを率いた2005年にはガンバ大阪や浦和レッズを倒しており、大物食いはお手のもの。今回も開幕戦でサプライズを起こすつもりだ。

 しかしながら、今の札幌はケガ人続出で戦力的に厳しい。GK高木貴弘、DF曽田雄志、MF西谷正也、そして新外国人FWノナト…と軸をなす選手たちが軒並み今回の鹿島戦に出られない。藤田征也も出場が微妙という。柏レイソルから加入したアルセウが合流からわずか7日で退団するなど、ここまでのチーム作りは必ずしも順調ではないようだ。

 こうした窮状を脱するため、先週末には名古屋でプレーしていたクライトンを獲得。いきなり先発で出場する可能性もある。彼とエース・ダヴィの出来は試合の行方を大きく左右する。「クライトンはキープ力があるし、彼が攻撃の起点になるから自由にさせないことが大事」と青木も警戒心を露にしていた。カウンターがうまくはまれば、J2時代から積み上げてきた堅守は計算できる。どんな形でもいいから先手を取ることが札幌勝利への絶対条件になるだろう。

 明日のゲームの先発を予想すると、鹿島はGK曽ヶ端、DF(右から)内田、中後、伊野波、新井場、ボランチ・小笠原、青木、2列目・野沢、本山、FWマルキーニョス、田代の4-4-2だろう。札幌の方はGK佐藤優也、DF(右から)鄭容臺、平岡康裕、坪内秀介、西嶋弘之、ボランチ・クライトン、芳賀博信、右サイド・西大伍か藤田、左サイド・砂川誠、FW中山元気、ダヴィの4-4-2か。ダヴィを1トップ、その背後にクライトンを置き、ボランチにディビッドソン純マーカスを入れる4-4-1-1の形もあるかもしれない。

 8日の鹿嶋地方の予想天気は晴れ、気温は10度と予想される。春めいてきてはいるが、まだまだカシマスタジアムは寒い。そんな中、足を運んでくれる観客のためにも、胸の熱くなるような開幕戦をぜひ見せてほしい。
以上
2008.03.07 Reported by 元川悦子

悦っちゃん、田代とマルキーに「だめ」はないだろうがよ。