鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ACL 直前報道四紙四様

2008年03月12日 | Weblog

鹿島DF新井場が新しい得点源に

ゴールのチャンスをうかがう鹿島DF新井場(後方)。手前はDF岩政(中央)
 【バンコク11日=広重竜太郎】DF新井場徹(28)が鹿島の新しい得点源になる。ACL開幕戦となる12日のクルンタイバンク戦に向けて11日、最終調整を行った。セットプレー練習では左サイドバック(SB)の新井場がゴール前の攻撃に参加。8日の札幌戦で2得点を挙げた得点力が買われ、新オプションとして試された。代表で右SBに定着中のDF内田から「日本一のSB」と目標にされる男が、アジア制覇へのゴールをこじ開ける。

 突然の指名だった。総仕上げの攻撃時のセットプレー練習。カウンターに備えて後方で待機していたDF新井場がオリベイラ監督から前線へ呼ばれた。187センチのDF岩政、180センチのDF大岩が出場停止だった札幌戦は「背の高い順に」と緊急措置で攻撃に加わった。だが2人が復帰する一戦はこれまでなら守備を担うところ。それでも札幌戦でCKからのヘッド弾を含め2得点を挙げた182センチの新井場を生かさない手はなかった。

 「(攻撃参加は)結果が出たからでしょう。こういう(高温多湿の)気候だとセットプレーが大事」と受け止めた。セットプレー時にはゴール前を固めてくることが予想されるクルンタイバンクは、札幌戦と同じシチュエーションだ。指揮官は「チームが成熟、成長する一環だ。新井場は(札幌戦で)相手の11人がペナルティーエリア内にいる中で点を取った。それは武器になる」と新たなオプションに加えたことを認めた。

 波はあるが、好調時は代表クラスの力を持つ。加地、三都主ら岡田ジャパンの左SB候補が故障続出で色気が出てきてもおかしくない状況も、新井場は「まぁ、ええじゃないですか」とけむに巻く。

 だが誰よりも強く「推薦」するのは代表の右SBに定着したDF内田。「サイドバックとして日本一だと思う。落ち着いてるし、ボールを奪われないイメージ。オレはあの人を目標にやる。2点取ったからじゃない(笑い)。代表に入ったら? 定位置(確保)でしょう」と力強い推薦の言葉を残した。

 ノリに乗っているが頭の中は冷静だ。「勝負は(サイドを)何往復できるか。ペース配分を考えないといけない」。30度以上の灼熱(しゃくねつ)アウェー戦で戦う準備は整った。新井場がアジアの勝利への道を切り開く。 [2008年3月12日9時42分 紙面から]

鹿島、人工芝対策バッチリ!初戦はアウェーで“暑さ”との戦い
 アジアクラブナンバーワンを争うアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は12日、1次リーグが開幕する。昨季J1優勝の鹿島は、バンコクでクルンタイ銀行(タイ)と対戦する。

 鹿島はアウェーでクルンタイ銀行(タイ)と戦う。5年ぶり2度目の出場となるACLの初戦の地は、連日気温が30度を超えるバンコク。しかも試合開始は現地時間12日午後3時30分(日本時間午後5時30分)ということもあり、“暑さ”との戦いとなりそうだ。会場が人工芝のため、国内では人工芝のグラウンドでも調整してきたJリーグ王者。MF小笠原が「大会の区別はない。1試合、1試合やっていきたい」と話すように、まずは白星発進を目指す。

■アジアCL(チャンピオンズリーグ)
 アジアのクラブ王者を決めるためアジア・クラブ選手権、アジア・カップウイナーズ杯を統合して創設された。各国のリーグ、カップ王者が出場し、1次リーグ、決勝トーナメントともホーム&アウェーで対戦。1次リーグは28チームが4チームずつ7組に分かれ、各組1位が通過。決勝トーナメントは昨季王者の浦和を加えた計8チームで争われる。

セット新兵器・新井場が決める!

セットプレー練習で競り合う新井場(右)
Photo By スポニチ
 鹿島は12日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の初戦でクルンタイ銀行(タイ)と対戦する。11日は人工芝の試合会場、チュラスタジアムで攻守にわたってセットプレーを確認。普段なら相手の逆襲に備えるDF新井場徹(28)が攻撃メンバーに入った。8日の札幌とのJ開幕戦でCKから先制弾を決めた “新兵器”をゴール前のチャンスに投入し、小柄な相手を圧倒するつもりだ。
 気温38度を超すしゃく熱のピッチ上に、普段の練習では見慣れない光景が広がった。守備に続いて行われたCK時の攻撃練習。DF新井場がオリヴェイラ監督の指示でエリア中央に位置すると、高い打点での競り合いを何度も披露。DF岩政らの得点を演出し「あまり(得点を)意識しないでやりたい。おとりにでもなれれば」と話した。

 4―0で快勝した8日の札幌との開幕戦では、大岩、岩政のセンターバックコンビがともに出場停止。普段ならCK時はDF内田とともに相手速攻に備える新井場だが、「背の順で」攻撃に“特別参加”し、チームを勢いづける貴重な先制弾を頭で決めた。だが、オリヴェイラ監督は大岩、岩政コンビが戻るACL初戦でも、主力で1メートル87の岩政に続く1メートル83の高さを誇る新井場を攻撃に参加させる方針。「11人がBOX(ペナルティーエリア)に入っているチームに対して、新井場を入れて点を取った。チーム成長の一環として、ひとつの武器として考えている」と説明した。

 新井場を加えた高さは小柄な選手が多い相手のみならず、暑さの中でも威力を発揮する。試合開始は現地時間の午後3時半。気温は40度近くに達することが予想され、体力の消耗が少ないセットプレーは得点のチャンスになる。新井場も「どの試合もセットプレーは重要だけど、あしたはセットプレーで取れれば楽になる」と話し、新井場に代わって相手速攻に備えることになったMF青木も「得点のにおいがする人を配置した方がいい」と“コンバート”を歓迎した。「大変な戦いになるのは間違いない。暑いからペース配分を考えてやらないと」と言う新井場をキーマンに、鹿島がしゃく熱のアウェーで勝利をもぎ取る。
[ 2008年03月12日付 紙面記事 ]

鹿島悲願Vへ眼球に傷も田代が強行…ACL
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は12日、1次リーグが開幕。鹿島は11日、試合会場のチュラスタジアム(バンコク)で練習。日本代表FW田代有三(25)は眼球に傷を負い、水ぶくれができている状態だが、強行出場する決意をみせた。

 田代がクルンタイバンク戦の強行出場を訴えた。「目はまだ痛いけど、少しずつ良くなってきている。試合? 大丈夫、出られると思います」。午前10時で気温34度を記録するしゃく熱の中、前日練習で精力的に回復をアピールした。

 7日に「結膜炎っぽい」と話していた症状は、精密検査で眼球に傷がついていたことが判明。その傷が水ぶくれとなり、現在も見えにくい状態が続いているという。医師から最低1週間の着用を禁止されたコンタクトレンズも、つけて試合に臨む意向だ。

 ACLは参加経験のある大会で、クラブとして唯一獲得していないタイトルでもある。前身のアジアクラブ選手権を含め5回目の出場だが、最高成績はベスト8。強行出場の裏には、悲願成就への思いがある。「思い切りやっていきたい」田代が身を削って、白星発進を目指す。

 ◆ACLめも
  ▽日本の出場チーム 昨季のJ1覇者・鹿島、天皇杯準優勝のG大阪、前回優勝の浦和。
  ▽方式 28チームが7組に分かれてホーム&アウェー方式で戦う1次リーグを行い、各組1位が準々決勝へ。浦和はシードされ、準々決勝から出場。優勝チームは12月に日本で開催されるクラブW杯出場権を得る。
(2008年3月12日06時04分  スポーツ報知)

試合当日となり、報道も過熱である。
スポーツ紙もそれぞれ色が出、特徴が表れた。
サンスポは相変わらず、既出の情報をまとめた内容で面白みがない。
ニッカンとスポニチは新井場にスポット。
ニッカンは代表入りを含めた篤人のコメントが面白い。
しかしながら、ここで重要なのはスポニチの青木のコメントであろう。
>「得点のにおいがする人を配置した方がいい」
青木こそ得点の匂いを醸し出さねばならぬ筈である。
どこからでもゴールを狙えるシュート力を持つ男なのである。
後は蹴るだけなのでこのような発言は頂けない。
とはいえ、絶好調男の新井場にゴールに絡んでもらってノッて行きたいというところである。
報知は田代の眼球水ぶくれというスクープである。
ここは無理をさせたくないところであるが、アジアに甘さはない。
ベストメンバーで組み伏せねば、隙を突かれること必然である。
早めに得点を重ね、ダニーロを出す展開にしたいところ。天下随一のクローザー・ダニーロが出れば勝利は目前である。
征韓論は組み伏せたが、琉球人の救出の為には台湾へ出兵せねばならぬ。
思惑はないのである。


クルンタイバンクじらし作戦

2008年03月12日 | Weblog

鹿島オリベイラ監督が大人の対応
 鹿島がアウエーの洗礼を受けた? 12日にACL初戦のクルンタイバンク戦を控えるチームは11日、最終調整を行い、その後、バンコク市内のホテルで公式会見を行った。

 ところが午後1時からの会見予定になってもクルンタイバンクの出席者が姿を現さず、結局約30分遅れで会見が始まった。交通渋滞に巻き込まれたのが理由だったが、宮本武蔵をほうふつとさせるような登場にオリベイラ監督もあきれた様子。それでも会見では「クルンタイバンクに敬意を払って戦わないといけない」と大人の対応だった。
 [2008年3月11日21時11分]

トゥクトゥクで来たのであろうか。
それとも値段交渉で手間取ったのか。
タイの夜は熱い。