鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

復活の慎三

2008年03月17日 | Weblog

鹿島FW興梠が練習試合で復活の2ゴール
 鹿島が17日、亜大と練習試合を行い、5-2で勝利した。春季キャンプで負傷した右足首ねんざからの復活を目指すFW興梠慎三が先発出場。前半16分にペナルティーエリア左45度から鮮やかなループシュートを決めるなど2得点を挙げた。また興梠同様に春季キャンプで左太もも裏を肉離れし、出遅れていたDF金古聖司も先発フル出場。「アピールする場があるのはいいこと。キックの精度とかを高めたい」と話した。
 [2008年3月17日19時58分]

負傷明けの興梠慎三も金古聖司も復活したようで喜ばしいニュースである。
記事にある興梠慎三の2得点は改めてFWとしての得点能力を感じさせる。
早くダニーロとのコンビネーションを見てみたいものである。
逆にフル出場した金古は大学生相手に2失点しており彼自身の責任ではなかったとしても、運の無さを感じる。
とはいえ、アピールする場も与えておるし、今季は過密日程が続く為、大事な戦力であることは否めない。
セントラルMFのチューヤンにCBを任せてばかりはられぬのだ。
金古は運を磨きさえすれば一級のCBなのである。
ウサギの足を携帯してはどうであろうか。
フラウ・ボウからお守りをもらうのも良いかもしれぬ。


満、満男を推す

2008年03月17日 | Weblog

鹿島強化部長が岡田監督に小笠原推す
<J1:鹿島2-0東京V>◇第2節◇16日◇味スタ
 鹿島がMF小笠原の「推薦状」を日本代表の岡田監督に出した。試合前に鈴木満取締役強化部長が岡田監督と会談。「満男(小笠原)はいいよ」とプッシュ。岡田監督も「見ておくよ」と受け止めたという。推薦に恥じないプレーだった。前半26分にはタッチライン際でFWレアンドロの突破に対し、体を半分入れて止め、足で球をかき出して自軍ボールに。鈴木同部長も「ファウルやタッチラインに出さずに、自分のボールにできるのは今野と満男ぐらい」と評した。

 [2008年3月17日9時27分 紙面から]

いらぬ事をせんでもよか。
しかも今野を引き合いの出されたら今野を選んでいる以上不必要ではないか。
それよりも、ここまで満男と青木が良いとなるとユダの復帰は不要では無かろうか。


オリヴェイラ監督全星指揮へ

2008年03月17日 | Weblog

オリヴェイラJAPAN!8月の日韓オールスター戦任せた…J1第2節

試合後、東京V・柱谷監督とあいさつを交わした鹿島・オリヴェイラ監督(左)
 ◆J1第2節 東京V0―2鹿島(16日・味の素スタジアム) 鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(57)が、8月に日本で行われる日韓共催のオールスター戦で“日本代表監督”に就任することが判明した。試合ではJ2から昇格してきた東京Vを相手に前半は攻めあぐねたが、MFダニーロ(28)投入などで流れを引き寄せ、2―0で開幕2連勝。浦和・オジェック監督(59)が解任されたのとは対照的に、名実ともにリーグナンバーワンの采配を見せて、昨季からのリーグ戦11連勝を導いた。

 言葉にならない声を上げた。両手は、すでに代名詞ともなったガッツポーズ。試合終了後、鹿島ベンチ前はオリヴェイラ監督の独壇場となった。「相手が弱いということではないが、予想していたより負担の少ない試合だった。後半10分からわれわれの戦い方ができて勝てた」会見では会心の笑みが浮かんだ。

 的確な眼力で流れを変えた。0―0の後半25分、MF野沢に代えてMFダニーロを投入。「中盤が間延びしてきて、ダニーロのキープ力が生きると思った」すると、攻めあぐねていたのがウソのように攻撃が回り始めた。後半29分、ダニーロのアシストを受けたFWマルキーニョスが先制点。後半41分にはダニーロが起点となって、再びマルキーニョスのダメ押し弾を呼び込んだ。選手への信頼と采配でモノにした勝利だ。

後半41分、2点目を決め、アシストの内田と喜ぶ鹿島・マルキーニョス(右)
 そんな名将を、Jリーグも放っておかない。8月の日韓共催オールスター戦。Jリーグ代表の監督に、オリヴェイラ監督の就任が内定した。これまでのオールスターはファン投票で監督が選出されてきたが、今回は失敗の許されない日韓共催1回目。確かな手腕を持つ昨季のリーグ最優秀監督に白羽の矢が立った。

 チームは12日にタイでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を戦い、13日早朝に帰国したばかり。疲労が残る選手に「ACLがあるなんて言い訳は、どこにも通用しない」とゲキを飛ばし、リーグ戦11連勝、開幕2連勝発進に成功した。ライバルの浦和がオジェック監督を解任した日、連覇を目指す鹿島は、監督力で2連覇への道筋を立てた。

 ◆オズワルド・オリヴェイラ 1950年12月5日、ブラジル・リオデジャネイロ州生まれ。57歳。99年にブラジル・コリンチャンスで監督業をスタート。同年の世界クラブ選手権(現クラブW杯)を制す。フラメンゴ、サンパウロなどの監督を歴任。07年から鹿島で指揮を執り、リーグ、天皇杯の2冠。ブラジル代表監督候補にも名前が挙がる。
 ◆リーグ11連勝
  歴代4位タイ。リーグ記録は、鹿島が98年第2S5節から99年第1S3節にかけて記録した16連勝。2位はV川崎(現東京V)が95年に記録した15連勝。

(2008年3月17日06時01分  スポーツ報知)

オールスターなどというお祭りに引っ張り回されるのは勘弁であるが、他クラブの選手を間近でスカウティングすると考えれば悪くはない。
監督推薦枠もある為、鹿島の選手を積極的に選ばぬ事も出来るはず。
と器の小さきことを並べては見たが、単なるお祭りは素直に楽しんでおきたい。


報知小笠原満男代表復帰報道

2008年03月17日 | Weblog

岡田監督、小笠原をチェック
 日本代表の岡田武史監督(51)が16日、味の素スタジアムで鹿島MF小笠原満男(28)の情報収集を行った。試合前、鹿島クラブ幹部にあいさつし、状態などを綿密にチェックしたという。今回のアジア3次予選バーレーン戦(26日)での招集はないが、02、06年W杯の出場経験を持ち、昨季リーグ優勝を支えた小笠原の代表復帰が現実味を帯びてきた。

 小笠原も「W杯ですごい悔しい思いをした。代表に戻ってやりたいという思いは強い。ただ、代表に選ばれたいからといって、鹿島でエゴを出すことはしない。今のチームでやっているまま、代表に呼ばれたい」と話した。昨年7月、メッシーナから鹿島に復帰。ボランチで高次元のプレーを継続している。
(2008年3月17日06時01分  スポーツ報知)

定期的に出る報知の小笠原満男代表復帰報道である。
確かに昨季からボランチに固定された満男は素晴らしいパフォーマンスでチームを支え二冠の立役者となった。
日本代表に相応しい選手と言えよう。
とはいえその影に青木剛と本山雅志、野沢拓也の存在があることを忘れてはならぬ。
一人として欠けることなく熟成された中盤は日本屈指のであり、現日本代表よりも強力であることは周知の事実である。
今更、寄せ集めの代表になんの未練があろうか。
とはいえ、代表へはフルサポートを公言しておる鹿島アントラーズである。
中盤を丸ごと貸し出すことも辞さぬ。
となれば、火力だけの明治政府軍に薩摩軍も勝利するであろう。
歴史を塗り替えるのである。


緑虫戦報道

2008年03月17日 | Weblog

鹿島が2連勝で首位に立つ/J1

後半41分、鹿島マルキーニョス(右)は2点目決める(撮影・栗山尚久)
<J1>◇第2節◇16日◇西京極ほか◇2試合
 リーグ2連覇を狙う鹿島は後半にマルキーニョスが2ゴールを挙げて東京Vに2-0で快勝、開幕2連勝で首位に立った。
 [2008年3月16日19時37分]

鹿島MFダニーロ途中出場2点絡む/J1
<J1:鹿島2-0東京V>◇第2節◇16日◇味スタ
 途中出場の鹿島MFダニーロ(28)が勝利を呼び込む活躍を見せた。0-0だった後半25分から出場。その4分後にFWマルキーニョスに絶妙なスルーパスを通し、先制点をアシストした。同41分にも2人のマークがつきながらも右サイドのDF内田に展開し、ダメ押しの2点目の起点となった。来日1年目だった昨年は26試合出場で無得点と期待を裏切ったが、今年は真価を発揮しそうな予感が漂う。「自分のパスからゴールが生まれてうれしく思う」と喜んだ。

 [2008年3月16日21時56分]

王者鹿島開幕ダッシュ!5戦無失点/J1

ゴールを決めたFWマルキーニョス(右)は、アシストのDF内田とポーズ
<J1:鹿島2-0東京V>◇第2節◇16日◇味スタ
 王者鹿島がライバル浦和とは好対照な開幕ダッシュを切った。東京V戦は相手の猛プレスに後半中盤まで苦しめられたが、守備陣が耐え切って終盤に地力を発揮。FWマルキーニョスの2得点で勝負を決定づけて2連勝を飾った。浦和が昨年から5戦連続無得点のクラブワースト記録をつくるのとは真逆に、これで5戦連続無失点とJ歴代3位タイの記録を樹立。低迷するライバルを尻目に、首位街道を走る。

 鹿島は王者の風格が備わっている。後半29分に先制。その後、DF中後、伊野波を守備要員として投入しつつ、DF岩政はDF内田に「勝っていても前へ行け」と指示。結果的に決定的な2点目が生まれた。ゼロックス杯の敗戦で東京Vのラモス・エグゼクティブディレクター(ED)に「判定のせいだなんて言い訳だ」と非難されたが、この日はラモスEDに「穴がない」と言わせたほどだ。

 堅守というよりどころがあるから勝ちきれる。5戦連続無失点はチーム新記録でJ歴代3位の記録。中でも青木の成長は大きい。この日も何度も好カットを見せた。チーム在籍8年目の中堅だが、最近まで個人の応援歌がなかった。昨年大きく成長して、やっと応援歌が誕生。青木も試合中に気づき「いいプレーをすると歌ってもらえるので励みになる」

 浦和を筆頭に優勝候補のクラブはオフに軒並み大型補強を敢行。対照的に鹿島は伊野波以外は目立った補強をせず、現有戦力の成長を優先させた。連係の構築に戸惑う浦和などを尻目に2連勝。それにもオリベイラ監督は「他はこれから伸びてくるし、鹿島が断トツと思ってはいけない」。王者に抜かりはない。 【広重竜太郎】
 [2008年3月17日9時27分 紙面から]

昨季王者は絶好調!鹿島が開幕連勝で首位…J1第2節最終日
 J1第2節最終日(16日、東京V0-2鹿島、味の素スタジアム)リーグ2連覇を狙う鹿島は後半にFWマルキーニョス(31)が2ゴールを挙げて東京Vに2-0で快勝、開幕2連勝で首位に立った。


 鹿島FWマルキーニョス=写真=が、東京V戦で2ゴール。今季公式戦3戦6発と絶好調のエースは「毎試合、みんながサポートしてくれるおかげ」と謙虚に振り返った。13日早朝にACLのクルンタイ銀行(タイ)戦(アウェー)から帰国して、中2日。選手たちには疲労が残り、万全ではなかったが、マルキーニョスが勝利に導いた。Jリーグ通算1万2500ゴールのおまけつき。「この調子で年末まで行けるように、がんばりたい」と笑顔を見せた。

これが王者!鹿島キッチリ開幕連勝

<東京V・鹿島>マルキーニョス(中)がGK土肥をかわして先制ゴールを決める
Photo By スポニチ

 過密日程の中、鹿島がしっかりと首位をキープした。J1第2節最終日の16日、中3日での一戦となった東京V戦は、後半29分まで0―0と苦しみながら、2―0で勝利。日本代表の岡田武史監督(51)が見守る中、元日本代表MF小笠原満男(28)が代表復帰をアピールした。大宮と対戦した京都は、鹿島から移籍したFW柳沢敦(31)が京都初ゴール。2―1で勝ってJ1復帰後初勝利を挙げた。
 ボクシングのボディーブローのようだった。後半途中までは過密日程による疲労の影響で、粘り強い守備に苦戦した。だが、東京Vの前線とDFラインが少しずつ間延びしていく。それを待っていたかのように、鹿島が攻撃リズムをつかんだ。後半29分にマルキーニョスが均衡を破る先制ゴール。同41分に2点目を畳みかけ、終わってみれば格の違いを見せてしっかりと首位をキープした。

 実は前半に布石が打たれていた。東京Vは鹿島のつなぐサッカーを研究し、中盤をコンパクトに保ってきた。それを試合前から予測していたのがMF小笠原だ。開始から中盤で相手ボールを奪うと、素早いフィードを何度となく前線に出した。「つなぐのがウチのサッカーだけど、相手はコンパクトにしてきたので、裏に蹴って相手のDFラインを下げたかった。それが戦法だった。うまく相手の先手を打てた」。一見、無駄に見えた前半のフィードは、ボディーブローとなって相手を苦しめていた。

 そんな小笠原の姿を見つめる鋭い目があった。日本代表の岡田監督はバーレーン戦メンバーのFW田代、DF内田だけでなく、小笠原もチェック。クラブ関係者に小笠原の情報を求めたという。06年ドイツW杯後は一度も代表に招集されていない。だが、高原や稲本ら同年代の選手が次々に復帰。小笠原も「悔しい思いが出てきた。国を代表しているし、やりたい気持ちは今でも強い」と代表復帰に意欲を見せた。

 チームはこれで03年以来となる開幕2連勝。リーグ戦の連勝記録も11に伸ばした。開幕2連敗の浦和が監督解任の激震に揺れたこの日、2連覇を狙う鹿島はしっかりと足元を固めた。
[ 2008年03月17日付 紙面記事 ]

鹿島、開幕2連勝!…J1第2節

後半41分、ゴールを決め、アシストの内田(2)と喜ぶ鹿島・マルキーニョス
 ◆J1第2節(16日) リーグ2連覇を狙う鹿島は後半にマルキーニョスが2ゴールを挙げて東京Vに2―0で快勝、開幕2連勝で首位に立った。

序盤絶好調であった2005年も開幕二連勝は適わなかった。
しかし今季は過密日程の中で結果を残しておる。
堅守で引き分けを狙う弱者から大量得点したことは大きい。
FWが決めておるのも戦術の浸透を感じるのである。
昨日はマルキーニョスが決めてチーム内得点王となったが、先制点の時間直前には興梠慎三が交代で入るボードが用意されておった。
緑虫が交代させぬよう早くリスタートを行った為、ピッチに立つことは適わなかったが、ボタン一つ掛け違っておればヒーローは怪我から復帰した興梠の手に転がり込んでおったやも知らぬ。
歴史とは常に紙一重なのである。
江藤新平と大久保利通を分けたものは、いったい何であったのか。
政治家として江藤の作った日本も見てみたかったと言えよう。


緑虫戦コメント

2008年03月17日 | Weblog

鹿島アントラーズ  :監督  <試合終了>
今日はヴェルディの監督がクレバーな選手起用をしていたなと思います。考えていたよりも守備的になっていたので(状況を)読み取るまでに時間がかかった。後半、ヴェルディは選手交代などで攻撃的にくるようになり、試合が間延びしてしまっていたので、ダニーロのようなボールをキープして時間を作れる選手を入れた。そこからダニーロがサイドから中に入っていくことでマルキーニョスや田代が動き出せるようになった。相手は1点失点したことで前がかりになり、2点目は自然に生まれた。タイ遠征の負担は試合の中でも少なからず影響していたが、幸い予想した以上ではなかった。
(中2日で試合ですがメンバー交代は?)基本的には選手を交代することは考えていない。まだ公式戦も4戦目なので疲労もあまり溜まっていないと思うし、今追い込んでも問題ないと思う。ただ人間ですのでこの2日間で選手がなにかを訴えた場合は変えるかもしれません。

【J1:第2節 東京V vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
3月16日(日) 2008 J1リーグ戦 第2節
東京V 0 - 2 鹿島 (16:03/味スタ/18,934人)
得点者:74' マルキーニョス(鹿島)、86' マルキーニョス(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「ヴェルディの監督がとてもクレバーな選手の起用をしたんじゃないかと思います。配置もその選手の特徴を生かすという起用を考えたと思います。我々が予想していたよりも少し守備的になっていたというところで、それをどう崩すのかがひとつの問題だった。逆に、攻撃にいったときに、相手が残している人数、配置を考えると守備の部分も考えなくてはいけなかった。それをどう対応していくのかを読み取るまでは、少し時間がかかってしまった。選手もそうだったろうし、僕自身も30分から35分にようやく見えてきた。
本山選手と野沢選手に、『今中央のところで相手がDF4枚プラスWボランチを残して守備をやっているので、そこから行くのは無理がある。どちらかがサイドに流れてサイドで起点を作りなさい。そうすれば中からも攻め崩すことができるはずだ』ということを要求しました。
それが少しはできましたが、もう少しうまくできればな、というところもありました。

後半立ち上がりでも、その狙いはできたところもあります。ただ、ヴェルディのほうが後半攻撃的に出てきました。あと、選手交代でもっと前に行こうという意思を示してきました。それに対してどうやっていくか読んでいる最中に、互いにいったりきたりして、どうも間延びしてしまう時間帯ができてしまいました。
互いに6回くらいカウンターを仕掛けました。間延びをすれば当然スペースが空く。スペースが空けばダニーロみたいなドリブルを使ってボールをキープしながらリズムを作れる選手が入れば生かされると思い、彼を入れました。
彼に伝えたのは、サイドからの起点から中に入ってきたときに相手を食いつかせること。食いつかせたところのタメで、マルキーニョスや田代が動き出せばスルーパスが通るんじゃないかと。そう考えていた形で崩せたのは非常に良かったです。
多少運もあったかと思いますが、全体的には狙い通りの形ができた。相手は失点したところで前がかりになりますので、自然な流れで2点目は生まれました。
我々は去年から積み重ねてきたものがある。そのベースにプラスして今年の部分があります。そういう意味で機能性、効率性という部分はよくできてきていたと思ういます」

以上

【J1:第2節 東京V vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山 雅志選手(鹿島):
「ヴェルディ強かったですね。前からプレスきてラインも高めに保ってきてたね。皆はそのウラを狙ってたけど、僕はウラより横パスでバランスをとっていた。
グラウンドも良くなくてトラップも難しかったし、小さなミスもあったけど、その中で失点せずに少しずつ自分達の形は作れていったと思う。
ダニーロがはいってリズムが変わった。ダニーロは練習からずっと調子よかったし、遠めからでも入るんじゃないかなと思って、『シュートを意識してやって』とは声をかけました。
素晴らしかったね。前半から少しずつプレッシャーかけていって、相手の4バックが開いたところをダニがうまく使ってくれた。その前の田代もうまく動いてくれたしね。
今日は僕は最後10分休ませてもらったし、次はしっかりいいパフォーマンスします!」

●内田 篤人選手(鹿島):
「前半フリーで空いてることがあったのに、なかなかボールがこなくて個人的に少しイライラしてしまいました。ボールは持てている時間もあったけど、決めるところは決めないといけない。でも前半はなんか入らないムードはあった。ハーフタイム、満男さんとかに『もう少し右サイド意識してほしい』という要求は伝えました。(2点目に繋がった)あの1本はずっと狙っていました。
最近、前半はガツガツ上がるのを抑えるようになりましたね。あまり前半から飛ばしていくより、後半のああいうのを狙っていこうと。今日はそれができました。自分としては成長できたのかな・・・と思います」

純粋に監督の力が光った試合と言えよう。
その監督は冷静に試合を振り返る。
多少の運を呼び込んでいるのは監督自身である。
ところでダニーロのコメントが欲しかった。