鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

U-22 親善試合 アメリカ合衆国戦監督コメント

2007年02月22日 | Weblog
【2.21 熊本見参!】U-22日本代表 vs U-22アメリカ代表:試合終了後の反町康治監督(U-22日本代表)コメント [ J's GOAL ]
●反町康治監督:
「非常に手ごたえを感じたゲームだったと思っています。強い相手と試合をすることが出来てよかったです。課題も、特にDFの部分でたくさん生まれたと思いますし、それをこの1週間でチョイスして、トレーニングに励んで、よりパワーアップして28日を迎えるという形になると思います。
選手には、国内の試合と比べると国際試合は別物だという話はすでにしてあります。レフリーの基準と相手の力の部分ですね。今日もそういうことを感じさせてくれたなと思います。中国のU-22代表はヨーロッパに遠征して週に1回こんな試合をしているわけで、羨ましいなと感じました。私たちもこういう試合を週に1回やっていたら強くなれるんじゃないかと思いました」
Q:守備の課題という話があったが具体的なポイントは?また0-0であと一歩が決められなかったという部分での評価は?
「まず、ハーフタイムに言ったんですが、攻から守への切り替えの部分で、例えばCKで相手が全員引いているときが一番怖いわけです。みんなのエネルギーが前に向いている時に早く切り替えてUターンして戻るという単純な話。それと、似たような話ですが、攻から守になった場合に、残っている選手がしっかりと押さえきれないで、ドリブルで前を向いて仕掛けられているところは直さなくてはいけない。
それと、サイドバックの持ち出しがうまくて、サイドで2対1を作られた時にどう対応するか、後手を踏まずにファーストディフェンスを徹底してルックアップさせない。いろんなビデオを見るなどして説明したり、シュミレーションすることが必要かなと思いました。
いいところまでいくが、最後ため息で終わってしまう。それを歓声に変えるためには、最後の質をあげるということで、特に昨日は練習してきました。チャンスを作れているのは唯一の救いかなと思いますが、最後遠慮っぽくシュートを打っているようではいけないと思います」
Q:スタメンの3トップの評価は?5m、10mの質ということをおっしゃっていたがその点の評価は?
「3トップとも2シャドーとも3-6-1とも言われて、なんでみんな言い方を変えるのかなと思うと、出ている選手の登録がFWなら3トップで、MFなら・・・というわけなんですが、別に与えている仕事はあまり変わらないのが事実です。
しっかりボールを収められる平山または森島がいて、他の選手はRUNタイプが多いことを考えると、必然的にそうした形が、サイドアタックを含めて一番効率よく出来るかなと思ってやっています。新潟時代4年間ほとんど2トップでやっていたので、2トップが嫌いなわけではないんですが、このチームを考えた場合には、相手を崩すというタレントを含めて、一番いいからやっているわけです。
まぁ、いいところも悪いところもあります。相手が強いチームでボールのポジションが向こう寄りの場合にはMFのラインに吸収されて、攻撃に移行したときには厳しくなりますが、うちのボールポジションが高い場合にはその3トップは非常にいきるわけです。これはまた相手を考えてトライしていく部分ではありますが、今日出た選手に関しては、比較的及第点を与えてもいいかなと思っています。
5m、10mの質というのは、最後のフィニッシュのところでチョット動きがないので、こういう風にすれば得点の可能性は1,5倍に増えるよと話しました。実際そういう場面は随所に見られました。ただ、難しいなと思ったのは、全部そればかりやってしまって、そうでない時、例えば止まってボールを見たほうがいい場面、ワンツーの壁になることがいいときでもきいてしまったことがあったので、それはそれで、トレーニングの中で『それだけではないよ』という話もしなくてはいけない。全体的に、自分達で動き出してチャンスをつくる、平山が前半最初の方でGKと1対1になった場面がありましたが、ああいった形をたくさん作れればいいかなと思っています」
Q:後半は劣勢だったように見えたが原因は?
「まず、ズルズル引いてしまったことでしょうね。ボールが動いている間にもラインアップしてコンパクトエリアを作らなくてはいけないんですが、最終ラインが引いてしまったというのが大きな問題です。なぜ引くかというと相手がルックアップしてどこでもボールを出せる状況を作っている、つまり前線のプレスが効いていないということでしょうね。それは十分考えられたので早い時間帯に増田をいれたんですが、なかなか奏功しませんでした。
相手が取りに行ったらワンタッチではたく、ドリブルでも足をだしたらスッと抜いてくるといった駆け引きの質が高かったと思います。足先でいったらやられるよというのが勉強になりました」
Q:李選手の評価は?
「今回初めて参加して、4日間という短い日数の中で完璧なものを求めるのは難しいと思いますが、彼は彼なりにチームに溶け込もうという努力も見られて、悪くなかったと思っています。
守備での体の張り方とか、イーブンの高いボールに競るところなど、そうしたメンタリティは日本人には欠けているところがあるんですが、彼にはそういうところの強さがあると。残念ながらシュートを打てなかった部分はありますが、今後も計算の立つ選手だと思っています。彼のよさを見極めた中で起用していければ、チームにプラスになるのではと感じています」
Q:五輪予選が始まりますが、勝ち抜くために大事になってくることは?
「3つのスピリットが大事だという話はいつもしています。チャレンジスピリット、ファイティングスピリット、ウイニングスピリットと、それはずっと持たなくてはてはいけないし、持ち得なかった選手は残念ながら(チームに)呼ぶことが出来ないということですね」
Q:28日にU-22香港代表と対戦する上での課題は?
「僕と井原コーチが視察にいったんですが、香港がそのままの形で来るとは限りませんので、ここで言及できませんけれども、同じようなスタイルのチームであることは間違いないので、今日出た課題をうまく解決できればパフォーマンスは上がってくると思っています。情報戦に入っているので歯切れが悪くて申し訳ないんですが、1週間後楽しみにしていてください」
Q:昨日、サイドアタックが結構出来ていると豪語されていました。このチームにとってサイドアタックは生命線だと思うんですが、今日のような状況になったときの打開策は?
「おっしゃるとおり、サイドにボールが行っても単体でしたよね。サイドで数的優位を作るシーンというのは皆無に近かったと思います。例えば、伊野波からサイドにボールが出た時に、そのボールが出ている間にそれを受けるであろう選手が、ワンタッチで前に出せる様な動き出しの速さをしなくてはいけないということがまず一つ。
相手がサイドをケアしてきたということは、今度は真ん中が空いてくる可能性があるわけです。68mを4人で守るのは簡単なようで難しいわけですが、サイドがうまくいかないときには、早いタイミングでバイタルエリアをアタックできる形も作らなくてはいけない。
前半はそういう意味ではバイタルエリアの攻略は悪くなかったんですが、アメリカの素晴らしいところは、そういうのを徐々に感じながら自分達で修正している。その上をいかなくてはならないわけですから、走りの質を考えながらやるということになると思います」
Q:今日もパスミスが見受けられて、チームの課題としてあげている『ビルドアップ』を意識しすぎて逆に悪くなっているような気がするんですが?今日の平山選手の評価は?
「アメリカはブロックディフェンスがはっきりしていて、2トップもチェイシングをしてきて、うまい感じで前線のゾーンディフェンスをしていたので戸惑いはありましたが、できないからといって諦めてしまうのはサッカーではできないので、できないならより意識すると。
ミスをしたとおっしゃいましたが、サッカーはミスのスポーツですから、ミスを怖がってGKにボールを返すのは誰でも出来るわけです。青山直なんかはチャレンジすることをしていましたよね?僕はそれが次に繋がると思っているんで、僕はポジティブに捕らえています。
平山は、チャンスを決められなかったという意味では合格点をあげてはいけないんですが、それまでのパフォーマンスは悪くはないと思います。これは今年に入ってからずっとそんな状態だと思います。あんなジャンプ見たことないですもんね?そういう意味ではワンチョぺよりも上かなと僕は思っているんですが。とはいえワンチョぺを見たことがないのでなんともいえませんけど(苦笑)。いい形でここまで来ていると思うので、それを活かすも殺すも回り次第だと思います。いい形でこの1週間で仕上げていくということになるでしょうね」
Q:去年までレギュラー格だった苔口、増田などが途中出場だったということを考えるとチーム内の競争意識があがっているのでは?
「その通りだと思います。今回集合してから紅白戦を通じてトレーニングを積んできたんですが、競争意識も高くて、今日選手にもミーティングでこのメンバーを選ぶのは苦労したと言いました。それくらい力の差がない選手が集まってきたことは嬉しく思います。相手によって変えたり、調子のいい悪いで変えてみたりとかそういうことで今後もマネジメントしていくつもりです」

以上

公言通り誓志を外した監督コメント。
そしてサブメンバー且つフィジカルも整っていないアメリカ相手にホームでスコアレスドロー。
わかりやすい失態である。
うつけとはこのこと。
紅白戦要員として篤人を呼んでみたり、やりたい放題はA代表監督の猿真似か。
スケールの小ささもU-22らしいところ。
ガワを真似ても中身は整わぬ。
真似た分だけ衰える。
そして零封される。
情けない事この上なし。
ただし、個人名を上げて選手避難を行わない部分だけは褒めてつかわす。
2月21日に誓志が北京の地を踏めないであろうと述べたのは、メンバーに選出されないためでなく予選突破が叶わないという意味である事がこの試合でおわかり頂けた事と存じ上げる。
ただ青木同様偽外人にポジションを奪われた事は殊の外口惜しい。