鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

GK二人

2010年08月23日 | Weblog
2010年08月23日(月)

土曜日に行われたC大阪戦の先発メンバーはオフとなっており、その他の選手は午前練習を実施しました。

練習する杉山と佐藤昭大である。
控えキーパーは辛い立場と言えよう。
出場機会の可能性は非常に低い。
しかしながら、もしもの為に常に準備をしておかねばならぬ。
強いメンタリティを持たねばならぬであろう。
ただでさえ、キーパーは難しいポジションである。
とはいえ、この試練に耐える控えGKは人間的に成長することとなろう。
杉山もさんまも大きな人間として多くの人に讃えられるに違いない。
いつ来るやも知れぬチャンス(=鹿島の危機)に備え、厳しい練習を行って欲しい。
期待しておる。

セレッソ戦レビュー

2010年08月23日 | Weblog
【J1:第20節 鹿島 vs C大阪】レポート:止まらないセレッソの快進撃!今季初の3連勝で暫定2位に躍り出る(10.08.22)
8月21日(土) 2010 J1リーグ戦 第20節
鹿島 0 - 1 C大阪 (18:33/カシマ/19,024人)
得点者:55' 乾貴士(C大阪)
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セレッソ大阪の快進撃が止まらない。W杯の中断後の8試合を5勝2分け1敗と好成績を残していたが、この日も2位の鹿島を撃破。今季2度目の3連勝で2位を奪い取った。

序盤、最初にチャンスを掴んだのは鹿島だった。大迫勇也が最終ラインの上本大海へ猛然とプレスをかける。すると上本のフィードが大迫の足にあたり、中盤にコロコロと転がる。それを拾った野沢拓也から斜めに走り込んだ興梠慎三、そして大迫とパスがつながり、大迫がミドルシュートを放つもゴールを外れてしまった。しかし、鹿島が前半につくった決定機はこの1回のみ。徐々にC大阪がペースを掴み、自慢の3シャドーである乾貴士、清武弘嗣、家長昭博が前を向いてドリブルを仕掛ける回数が増えていった。

かといってC大阪も圧倒的に試合を支配したかといえば、そうでもないだろう。前半10分には、清武のポスト直撃のヘディングシュートがあったものの、こちらの決定機もその1回だけだった。しかし、ゴール前を通過するクロスの回数はC大阪が圧倒。鹿島DF陣のちぐはぐな対応もあり、前半のリズムを掴んでいたのはアウェイチームの方だった。

前半、無得点に終わったが、より落ち着いて後半に入れたのもC大阪の方だったはずだ。W杯中断後、奪ってきた19点のうち、実に16点が後半に奪ったもの。後半開始10分以内に得点を挙げた試合も4試合あり、鹿島としては注意していたはずだった。しかし、それでも先制点はC大阪に入るのである。
高橋大輔が右サイドから中央の家長昭博にパス。家長はこれをワンタッチで高橋へ返すと、サイドラインを駆け上がる高橋はさらにワンタッチで斜め前に走る乾へパス。このパスワークに鹿島の守備陣は付いていけない。フリーで抜け出した乾がゴール右から思い切って右足を振り抜くと曽ヶ端準を弾いたボールはゴールへと突き刺さった。

その後もペースを握るC大阪。鹿島は65分に佐々木竜太、本山雅志を投入して流れを引き寄せようとする。66分には佐々木が右サイドを抜け出すビッグチャンスを迎えたものの、猛烈なスピードでクロスに飛び込んだ興梠のシュートはヒットせず、バウンドしたボールはゴールを外れていった。
その後、遠藤康も前線に入れて攻撃姿勢を強めたが、目下リーグ最少失点を誇るC大阪の堅陣は崩せない。84分には野沢拓也と興梠の壁パスからようやく決定機をつくったが、野沢渾身のシュートもGKの松井謙弥が横っ飛びで弾きゴールを死守。単発のチャンスメイクでは相手ゴールを脅かすことも難しかった。

試合後、カシマスタジアムは拍手とブーイングが入り乱れた。鹿島の選手たちの多くが膝に手を付き、徒労感を露わにする。対象的に、C大阪のベンチでは歓喜の輪がくるくると回っていた。
これで鹿島は4試合勝ちなし。上位が足踏みしているおかげで勝点はそれほど離されていないが、今年もまた夏場に勝点を落としてしまっている。どのチームも夏場は苦労するとはいえ、毎年同じことを繰り返しては進歩がない。レギュラーメンバーの年齢を考えると、初出場初先発だった宮崎智彦が久々の清涼感をもたらしてくれように、新しい血を加えて運動量を保つことを考えていかないと厳しい時期に来ているのかもしれない。


以上
2010.08.22 Reported by 田中滋


夏場と連戦の疲労を敗因に挙げる者も多かろうが、ここはセレッソの堅守を褒めるべきであろう。
興梠もイノパンも走れておった。
この試合で先発起用された青木のスピードも、宮崎の戦術眼も活かされておったと言える。
決定的チャンスの数では両チームに差はなかった、単にセレッソが1チャンスをものにした試合であった。
相手を讃えるべきところで、卑下するところではない。
また、ミス多数の攻撃陣ではあるが、CB+ダブルボランチに強力な選手を揃えられるとチャンスを作ることは難しくなる。
そんな中で大いなるチャンスを作ったよよ投入は正解であった。
あそこを決めきれなかったことは、敗因の一つではある。
しかしながら、敗因として責めるよりも、チャンスを作った采配と選手を褒めて良い。
悔しいのは選手の方が上である。
この敗戦を糧に次節、そしてナビスコ杯、天皇杯と勝利を積み重ねて欲しい。
我等も精一杯声援を送っていこうではないか。

シャルケ・篤人、攻撃に手応え

2010年08月23日 | Weblog
シャルケ内田ほろ苦デビュー/ブンデス
<ブンデスリーガ:ハンブルガーSV2-1シャルケ>◇21日◇ハンブルク

 【ハンブルク(ドイツ)=中野吉之伴通信員】シャルケの日本代表DF内田篤人(22)にとって、ほろ苦いリーグデビュー戦となった。内田はハンブルガーSV戦の後半14分から途中出場。1-1で迎えた後半38分、自分の守る右サイドを破られ、痛恨の決勝点を許した。守備の課題が浮き彫りになる一方で、ロスタイムには左足の強烈なミドルシュートで相手ゴールを脅かすなど、持ち前の攻撃力も発揮。試合には敗れたが、今後への手応えもつかんだ。

 内田の一瞬の迷いが、決勝ゴールにつながった。後半38分、右サイドで相手FWゲレーロにパスがわたる。「取りに行こうか迷った」。体を寄せるタイミングが遅れたところ、大外からMFゼ・ロベルトに飛び出された。縦パスを送られ、独走を許す。FWファンニステルロイの決勝点を見送るしかなかった。

 不運もあった。後半14分に途中出場したが、1分後にDFヘベデスが相手選手の突破をファウルで止め、2枚目のイエローカードで退場。1人少なくなり、ボランチのジョーンズがセンターバックへ下がったが、この場面ではジョーンズのカバリングがなかった。内田は「一人少なくなり、どうやってやるのかなと探りながらやった。むこうは両サイドにいい選手がいたから気をつけていたけど」と悔しげに話した。

 リーグ初戦となったハンブルガーSV戦。先発出場が期待されたが、ベンチスタートとなった。マガト監督は「このリーグに慣れている」という理由で、本職はボランチというMFマティプを右サイドバックで先発起用。しかし、右サイドを破られて先制点を許すなど、アウェーでの奇策は裏目に出た。1点を追う展開に、マガト監督から「(攻めて)行け」と指示され、ピッチに送り出された。

 守備の課題が浮き彫りとなる一方で、持ち前の攻撃力は見せた。後半ロスタイム、MFモリッツが下げたボールに後方から走り込み、ペナルティーエリア外から左足の強烈なシュートを見舞った。横っ跳びした相手GKロストのファインセーブに阻まれたが、敵地の相手サポーターからは大きなため息が漏れた。

 33年前の奥寺康彦(当時ケルン)以来、日本人8人目となるドイツ1部リーグでデビューを果たした。内田は「攻撃では裏に抜けて振り切れば、いける感触はあった」。ほろ苦さは残るが、手応えもつかんだ。
 [2010年8月23日8時21分 紙面から]

内田、ホロ苦デビュー「求めていた世界」
2010.8.23 05:03

ブンデスリーガデビューを果たした内田(右)。攻撃参加の持ち味と守備の課題の両面が出た(共同)

 ブンデスリーガ今季初戦のハンブルガーSV戦(21日、アウェー)で、シャルケの日本代表DF内田は0-1の後半14分に右サイドバックで交代出場。リーグ戦デビューを果たしたが、投入直後に味方DFが退場、38分には相手のオーバーラップについていけずFWファンニステルロイの決勝点につながるクロスを許した。ロスタイムの強烈な20メートル左足ミドルはGKにセーブされた。内田は「雰囲気が全然違うし、こういう中でやれるのは幸せ。試合に出られるのか出られないのか、緊迫感があるのは自分が求めていた世界」と前を向いた。(ハンブルク=円賀貴子通信員)

先発奪取だ!内田“攻撃の切り札”で豪快ミドル
 鹿島からシャルケに移籍した日本代表DF内田篤人(22)が21日、ハンブルガーSVとの開幕戦でリーグ戦デビューを果たした。後半14分から途中出場し、1点を追う後半ロスタイムには約20メートルの位置から左足で豪快なミドルシュートも放った。試合は1―2で敗れたが、随所で持ち味の攻撃力を発揮して定位置奪取をアピールした。

 内田が名刺代わりの豪快なミドルシュートで5万7000人の観衆を沸かせた。「雰囲気は全然違うし、こういう中でできればサッカー選手として一番幸せじゃないかな」と振り返ったデビュー戦の後半46分だ。FWモリッツのポストプレーからパスを受けて左足を強振。「本当は右足で(打つようなパスを)欲しかったけど。コースも甘かったかな」と話したが、ボールは枠をとらえてGKは両手ではじくのが精いっぱい。こぼれ球に詰めたMFシュミッツが決めていれば同点という決定機を演出した。

 開幕スタメンが濃厚とみられていたが、マガト監督は右サイドバックに本来はボランチのカメルーン代表MFマティプを起用する守備的布陣でスタートした。だが、後半開始直後に先制点を奪われると、同14分に内田が攻撃的な切り札として投入された。15分に退場者を出して10人となってからも指揮官の指示を受けて高い位置から積極的に攻撃参加。内田は「前にいい選手が多いので絡めればおもしろい」と手応えを口にした。

 ただ、守備での連係には課題を残した。1―1の後半38分には1対2の数的不利をつくられて右サイドを崩され、決勝点を奪われた。10人となった不利な状況ではあったが「(ボールを)取りに行こうかどうか迷った。このチームはDFラインがすごく高いので最初は戸惑った。でも、そういうやり方なので合わせていかなきゃいけない」と反省した。

 次戦は28日のハノーバーとのホーム開幕戦。次戦も先発かベンチスタートとなるかは不確定だが「そういう緊迫感が自分の求めてきた世界」と覚悟はできている。W杯南アフリカ大会では定位置争いに敗れて出場なし。巻き返しを期す内田の戦いが始まった。
[ 2010年08月23日 ]

内田、デビュー戦弾丸ミドル!
 ◆ドイツ・ブンデスリーガ第1節 ハンブルガーSV2─1シャルケ04(21日・HSHノルトバンク・アレナ) シャルケ04の日本代表DF内田篤人(22)が21日の開幕戦・ハンブルガーSV戦に途中出場し、リーグ戦デビューした。0―1の後半14分から登場し、ミドルシュートでゴールを脅かす一方で、決勝点に直結する突破を許した。試合は1―2で敗れた。

 手応えと反省が同居するリーグデビューになった。開幕戦・ハンブルガーSVの本拠地で31分間プレーした内田は「雰囲気が全然違う」と充実感を漂わせた。

 後半14分にマガト監督から「(攻めて)いけ」と指示され、右サイドバックで登場した。15分にセンターバックのDFヘベデスが2枚目の警告で退場。1―1に追いついた38分に球際の攻防で「取りにいくか迷って」MFゼ・ロベルトに抜けられてクロスを上げられ、FWファンニステルローイに決勝点を献上。ばん回しようとロスタイムに攻め上がり、約20メートルの左足シュートを放つもGKに好セーブされた。

 不出場に終わった南アW杯から、言葉も文化も違う環境に飛び込んだ。「慣れることが大事。自分の力を信じるだけ」と必死に前を向いた。
[2010/8/23-06:01 スポーツ報知]

内田、ミドルシュートで観客沸かせる…ドイツデビュー
 ◆ドイツ・ブンデスリーガ第1節 ハンブルガーSV2─1シャルケ04(21日・HSHノルトバンク・アレナ) 日本代表DF内田篤人が加入したシャルケは、今季初戦となった敵地でのハンブルガーSV戦に敗れた。内田は0―1の後半14分から右サイドバックで出場して同リーグデビューを果たした。

 リーグ初戦でデビューを果たした内田は「雰囲気が全然違う。まあ、場数じゃないかな。慣れていければいい」と、言葉に実感を込めながら流れる汗をぬぐった。

 持ち味は攻撃参加だ。1点を追う展開で右サイドバックに投入された際、マガト監督から「(攻めて)行けと指示された」という。敵陣深くで見せ場をつくる。ロスタイムに放った約20メートルの左足シュートはGKの好セーブに阻まれた。

 課題の守備のミスは致命傷となった。球際の争いで「取りに行こうか迷った」ために対応が遅れ、縦パスで背後へ走り抜けられた。そのままクロスを上げられ、勝ち越し点を許した。「反省して、次はしっかり」。出ばなをくじくほろ苦い経験も、成長の糧にするつもりだ。
(共同)
[2010/8/22-16:54 スポーツ報知]


独ブンデス・リーガを楽しむシャルケの篤人である。
守備ではミスがあったものの攻撃には手応えを感じた様子。
おもいっきりの良さで、ドイツのピッチを駆け抜けろ。
攻撃に絡んでこその篤人である。
持ち味を発揮して、早く馴染んで欲しい。
楽しみにしておる。