鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

天才・野沢

2010年08月04日 | Weblog
努力の天才
02 8月 2010


J1第16節、7月最後のリーグ戦で鹿島アントラーズは3-0の快勝を収めた。

質の高い2つのゴールと、絶妙なスルーパスによる1アシスト。この日の主役は、チームの全得点に絡む活躍を見せた野沢拓也だった。

まずは前半8分、鋭い動き出しでゴール前へと進入し、左サイドからのクロスボールに頭で合わせて先制点をマークすると、32分にはCKから、小笠原満男のグラウンダーのパスに左足でダイレクトで合わせ、2点目。そして後半29分、右足のスルーパスでマルキーニョスのゴールを鮮やかに演出した。

高度な技術を誇り、チームメートに「天才」とたたえられる野沢は、“努力の天才”でもある。中学時代には足の病を患い、プロ入り後も故障に悩まされる時期を経験した。

しかし、その後、不断の努力で常勝軍団での定位置をつかみとると、昨シーズンは自己最多のリーグ戦33試合に出場。シーズン終盤に貴重なゴールを重ね、チームの3連覇に大きく貢献した。そして、今季はここまでリーグ戦全16試合にスタメン出場。チーム最多の7ゴールをマークしている。

主役を務めた7月31日も、野沢はピッチを走り続けた。背番号8をつけた“努力の天才”が汗をかき続ける限り、常勝軍団に死角はないのかもしれない。


次の「史上初」を見つけにいこう。

野沢を努力の人と称するナイキである。
確かに、日本人離れしたテクニックに対し、不遇の時代を経て耐えた時代を乗り切った野沢に相応しい呼び名やも知れぬ。
本山との併用は困難とされ、先発起用されぬ時期もあった。
ケーラー病との戦いもあった。
飄々とした風貌を誤解した者もおったであろう。
しかしながら、今のチームの核であることは紛れもない事実。
三連覇の立役者である。
次の「史上初」をもたらすのは野沢の力があってこそである。

シャルケ・篤人、同僚加入と選手評

2010年08月04日 | Weblog
内田にライバル!エスクデロ加入で定位置争い
2010.8.4 05:00
 日本代表DF内田篤人(22)が所属するブンデスリーガ・シャルケが、スペイン2部のムルシアからDFセルヒオ・エスクデロ(20)を獲得したことが3日、分かった。移籍金は270万ユーロ(約3億500万円)。左右のサイドバックをこなすU-21スペイン代表は、右サイドバックの定位置確保を目指す内田の強力なライバルとなる。(ベルリン=円賀貴子通信員)

内田、同僚がエール「優れている」
2010.8.4 05:01
 日本代表DF内田の同僚で、今季スペインリーグ・Rマドリードから移籍した元ドイツ代表DFメツェルダーが内田について語った。02、06年W杯で準優勝、3位を経験したメツェルダーはオーストリア合宿のホテルで内田と同部屋。「攻撃的で技術的にも優れている。日本とドイツのサッカーの違いは彼にとって挑戦。フィジカルを鍛える必要がある」とエールを送った。
(ベルリン=円賀貴子通信員)

シャルケの新戦力加入とメッツェルダーの篤人評である。
若きスペイン人SBであるセルヒオ・エスクデロは主に左サイドを主戦場とする選手であり、篤人のライバルと言うよりは、同僚と称した方が的確であろう。
安易な記事で、煽るのは止めて欲しいところ。
そして、メッツェルダーである。
昨季までR.マドリードに所属しておった欧州屈指のCBが攻撃力とテクニックを讃えるとは、並々ならぬ期待の表れであろう。
とはいえ、フィジカルを鍛えねば使い物にならぬと苦言を呈してもおる。
マガと監督の下で徹底的に鍛え上げ、より強く羽ばたいて欲しい。
楽しみである。