鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

FC調布戦コメント・報道

2010年08月15日 | Weblog
J1リーグ 第18節 vsFC東京
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
(前節、清水に敗れてから修正した点については)前節に試合で負けたからといって全部が悪かったとは思っていない。大差で勝った試合であってもミスもあるし課題も出てくる。各試合で常に修正する作業をやっている。相手によってそのチームの特徴は違うしやるべきことはある。負けた結果だけでミスがあったから負けたと考えがちだが、修正することで良くなっていくこともあるし、毎試合が繰り返しの作業だと思っている。今日は前半だけでなく、後半も2、3点とできるチャンスがあったのにも関わらずチャンスを決め切れなかった。後半も我々がいままでやってきたアグレッシブさを出すことができなかったのは残念。作ったチャンスをしっかりとものにするというのが重要なこと。チャンスがあって試合で決めるか決められないかでその試合の勝敗は決まってくるものだと思う。相手は後半よりも前半の方が多くつくれていたのではと思うが、逆に後半は相手のやりたいことだったりチャンスを(我々が)抑えることはできていたのではないかと思う。

【本山 雅志】
今日はちょっと酷すぎた。自分が入ってからはボールを落ち着かせたかったけれども、相手が前から来ていたのでうまく繋げなかった。

【興梠 慎三】
久々に90分やって疲れた。前半にチャンスがいっぱいあったので2発目を決められれば良かった。ホームなので主導権を握って試合をしたかったけれども、後半は主導権を握られてしまった。勝点3をとれなかったのは本当に悔しい。

【大迫 勇也】
あのシュートは決めないとダメ。負けたのは自分のせい。後半は、縦に縦に急ぎすぎたと思う。落ち着いてしっかりボールを回したかった。

【新井場 徹】
こういうピッチコンディションや暑さの中では90分間走り回ることは難しいので、チームとしての意識の統一が必要だったと思う。結果的に引き分けだったが、ウチとしては勝点2を失った試合。今日の引き分けは反省する材料がたくさんあるし、次の試合がすぐにあるのでしっかり修正したいと思う。

【岩政 大樹】
途中で選手が代わって本来いるべきところに人がいなかったりしたので、全体のバランスがよくなるように後ろから声をかけて修正しないといけなかった。蓄積している疲れや今日のピッチ上の暑さも含めて、今日のゲームは僕のサッカー人生の中でも1,2を争うキツイ試合だった。この暑さの中ではメリハリをつけて戦うことが大事になる。


2010年08月14日(土)

本日行われたJ1第18節F東京戦は、興梠選手のゴールが決まるものの、同点ゴールを許し、1-1のドローに終わりました。

【J1:第18節 鹿島 vs F東京】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.08.14)
8月14日(土) 2010 J1リーグ戦 第18節
鹿島 1 - 1 F東京 (19:04/カシマ/23,640人)
得点者:27' 興梠慎三(鹿島)、86' 今野泰幸(F東京)
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:先ほど、城福監督がアントラーズが後半に運動量が落ちるのはわかっていた、そういうようなことを言ってたんですね。後半確かにそういうような形になって、全体的に東京にペースを握られ同点ゴールまで入れられたと。その城福のコメントに対して、それと後半起きたことに対してコメントいただけますか?

「今野選手と森重選手のポジションを入れ替えたことが、一番クレバーな選択だったのではないかと思っています」


Q:前節、清水に敗れて、そこから一番修正した点というのはどうだったのでしょうか?

「負けたからといって、全部が悪かったという風には思ってないし、考えていないし、そのように評価していません。大差で勝った試合でもいろいろなミスがあって、やはり問題があります。常に修正する作業は選手と共にやってきています。必ずしも前節犯したミスがあったとしたら、それが今節で表れるというわけではありません。相手も特徴が違いますし、相手が狙うところも違ってくるし、我々が狙うところも違ってきます。それぞれの試合には、それぞれのミスがあって、それぞれやるべきことがあるのではないかと思います。だから、負けた結果だけでみなさんはミスがあったから負けたと考えがちですけど、そうではなくて修正すべきところもあれば、良くなっている部分もあります。毎試合、その繰り返しの作業になるのではないかと思っています」


Q:前半はすばらしい出来だったと思います。ただ、90分同じペースで試合をするのは難しいと思いますので、どういったプランで試合を進めていこうとお考えだったのでしょうか?

「前半だけでなく、後半も2点目3点目を決められるチャンスがありました。そこを決めきれなかったことが、自分たちの試合に引き込めなかった一番の原因だと思いますし、特別に後半はなにかに変える必要性はまったくないわけで、後半も我々がいままでやってきたアグレッシブさを出していくことは基本的な約束事です。それができなかったのは残念なことです。サッカーの一番の鉄則は、チャンスがあって決めきれなかったチームはあとでその代償を払うことになります。その代償というのが、相手が頑張って同点に追いつく条件や流れを与えてしまうことだと思う。チャンスを決めるか、決めないかというのが勝敗に影響します。僕自身は、相手の方も後半より前半の方がチャンスが多かったのではないかと思いますし、後半の方が相手のやりたいことを抑えることができたのではないかと思います」

Q:先ほど、今野選手と森重選手のポジションを入れ替えたことがクレバーだという表現をつかっていましたが、具体的にどういうことでしょうか?

「森重選手は大分にいた時のセンターバックとしての素質や能力の高さを見てましたし、また今野選手も何度か対戦していますが、大半はボランチの位置でプレーしているわけで、彼らがポジションチェンジをしたことでダイナミックさが生まれ、今野選手がボランチに入ることでそのダイナミックさを増し、前半よりもパスをつなげられるという部分と、今野選手の機動性が生きたと思います。そういった意味で、彼が最後の得点にも絡んだ形になったし、得点することができたと思います」


以上

【J1:第18節 鹿島 vs F東京】試合終了後の各選手コメント(10.08.14)
●本山雅志選手(鹿島):
「今日はひどすぎた。落ち着かせたかったんだけど、相手が前から来たのでうまくいかなかった」

●大迫勇也選手(鹿島):
「アレはきめなきゃいけなかった。引き分けたのは俺のせい。後半縦に急ぎすぎたかもしれない。落ち着いてまわせば良かったんだけど。モトさん(本山)が入ると落ち着かせられるんだけど…」

●興梠慎三選手(鹿島):
「マルキ(マルキーニョス)も怪我してたし、俺とサコ(大迫)で頑張りたかった。前半にチャンスがたくさんあったし、2発目を決められれば良かった。主導権を握りたかったけど相手に握られてしまった。勝点3取れなかったのは悔しい。次、頑張りたい」


●新井場徹選手(鹿島):
「結果的に引き分けたことは残念だ。後半はもうちょっと落ち着いてやりたかったけど、グランドもああいう状態だったのでパスをつなげなかった。前半のチャンスをもうちょっと決めとかないといけなかったかもしれないけど、前にいくところをもうちょっと考えないといけない。前の選手も頑張ってくれたけど、結果的には勝点を落とす試合だった」


[ J1:第18節 鹿島 vs F東京 ]

前半の27分、小笠原満男の左FKに興梠慎三が頭で合わせ、鹿島が先制に成功。
写真は、6試合ぶりのスタメン出場で先制ゴールを決めた興梠。


興梠6戦ぶり先発、先制弾もドロー/J1
<J1:鹿島1-1東京>◇第18節◇14日◇カシマ

 鹿島は終盤運動量が落ち、痛いドローに終わった。前半は押し気味に試合を進め、同27分には6試合ぶり先発復帰のFW興梠慎三(24)が先制弾。だがその後のチャンスを生かせず、後半はフレッシュな若手を投入する東京にペースを握られた。興梠は「2点目を取っていれば違った。勝ち点3がとれず、本当に悔しい」と肩を落とした。
 [2010年8月15日8時2分 紙面から]

鹿島、痛恨ドロー…4連覇へ試練の夏
2010.8.15 05:02
 J1第18節第2日(14日、鹿島1-1FC東京、カシマ)鹿島はホームで先制しながら同点とされ、首位との勝ち点差は3に広がった。前半27分、MF小笠原のFKを頭で合わせたFW興梠は「自分で崩したゴールではないのでパッとしません。後半は相手にペースを握られました」と2戦連続ゴールにも笑顔なし。前節の清水戦で右太ももを肉離れしたFWマルキーニョスは全治3週間の離脱。昨季も8月からの約2カ月間で2勝7敗と大失速。4連覇に向けて試練の夏が続く。


鹿島-FC東京 前半、先制ゴールを決めて駆けだす鹿島・興梠=カシマ

まさかの「自爆」…鹿島、J1通算350勝お預け

前半、先制ゴールを決めガッツポーズする鹿島・興梠だったが…
Photo By スポニチ


 【鹿島1-1FC東京】鹿島がまさかのドローでJ1通算350勝は持ち越しとなった。

 エースFWマルキーニョスが右大腿二頭筋肉離れで離脱し、興梠、大迫の2トップで臨んだ。前半27分に1カ月ぶりに先発した興梠が2試合連続ゴールを決めたが、後半41分に同点ゴールを許した。終盤の失点にDF岩政は「自爆だと思う。あそこまでいったら守り切りたかった」とうなだれた。興梠は「オレかサコ(大迫)のどちらかが2点目を決めてれば」と反省していた。
[ 2010年08月15日 ]

興梠2戦連発も痛恨ドロー!2位浮上ならず…鹿島

後半41分、F東京・今野(左)が同点ゴールを決め、徳永(左から2人目)と喜ぶ(右から大黒、大竹、右手前は鹿島・興梠)
 ◆J1第18節 鹿島1─1F東京(14日・カシマ) 痛恨のドローだ。鹿島はFW興梠の2戦連続ゴールで先制したが、後半41分に追いつかれ、ホームで勝ち点を2つ損した。GK曽ケ端が「GKでも相当きつかった」という高温多湿の天候の中で足が止まり、DF伊野波は「運動量(の差)ですよ」と振り返った。

 運動量が求められるオリヴェイラ・サッカーを遂行するには、8月は鬼門だ。通算月間成績は37勝7分け33敗。勝率5割を切るのは5月と8月だけだ。加えて、運動量豊富なエースFWマルキーニョスが右太もも前の肉離れで欠場を強いられた。

 試合中の想定勝ち点で上位3チームの順位がめまぐるしく変わった混戦の中、首位名古屋との勝ち点差も3に開いた。しかし中2日で迎えるG大阪戦(17日・万博)へ向け、MF小笠原は「体力的にきつかったということはないです」と強気に言い放った。
(2010年8月15日06時01分 スポーツ報知)

鹿島痛恨ドロー
2010/08/15(日) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁

 J1鹿島は14日、カシマスタジアムでFC東京と対戦し、1-1(前半1-0)で引き分けた。今季通算成績は10勝5分け3敗、勝ち点35で3位。
 鹿島は前半27分、小笠原のFKから興梠が2試合連続ゴールを決めて先制。後半は守勢に回る時間が続きながらも粘り強く守っていたが、時間の経過とともに体力が低下。41分、FC東京・今野に中央からフリーでシュートを打たれ、同点弾を許した。リードを守りきれず、勝ち点1を分け合う結果となった。



【写真説明】
鹿島-FC東京 後半41分、同点ゴールを許し悔しがる鹿島のGK曽ケ端(左)=カシマスタジアム


勝敗の結果の責は自分にあると申す大迫である。
確かに決めるべきところで決めておれば、試合は決まっておったであろう。
とはいえ、全てが大迫の責任とも思えぬ。
完封し得ればなんの問題もなかったのだ。
守備を立て直し、邪悪なるアウェイのガンバ戦に備えたい。