私は上野駅がこんなに変わったことを知りませんでした。昨年のお正月には来ましたが、その後のコロナ禍で上野にはずっと行っていなかったのです。
昨年の3月にはこれまでの改札が閉鎖になって、今日出てきた新しい公園口改札が7月にオープンしたとか。
全然知らなかったです。 行ってみてびっくり。
新しい公園口改札です。そしてこの前の道路がなくなっていました。もちろん信号も。
右側にはタクシー乗り場があって、道路は駅前でUターンしていました。
奥に見えるのは前からあるレストランです。
駅前から一気に公園内へ入っていけるようになりました。便利です。
そして人が、いない。
東博の近辺にはそれなりに人の姿がありましたが、全て予約している方のみ。
池坊の華やかな生花がかろうじて新年らしさを演出していました。
今年は丑年。牛にまつわるいろいろが展示されていました。
今回一番感動したのは池大雅の「墨笹図」。池大雅はすごい。
長谷川等伯の「松林図屏風」も観せていただきました。
いつ観ても、いつまでも観ていたい屏風です。うっすらと見える富士が、今日は心に沁みました。
上野はいろいろ懐かしいのですが、駅の周辺が変わっているので少し気分が一新されました。ありがたいです。
まだしばらくコロナ禍で重要な展覧会は開催されないかもしれませんが、今年はできるだけ行きたいな、と思います。良いものには力があり、歴史は心を落ち着かせてくれます。