犬の老いに戸惑う

2022年03月29日 15時56分11秒 | 愛犬のかけら


犬や猫を飼う時には、
「命には限りがある」
という現実に、
同意する覚悟が必要だと思う。

彼らの寿命は僕たちよりも短い。

そうわかっていながら、
リタの”老い”を目の当たりにして、
僕の感情は揺れる。

足腰は弱り、もう階段を降りることはできない。
ソファで寝落ちしていた家人(小)を温めてくれた時のように、
もうその場所に飛び乗ることはできない。
雷が鳴ると怯えていたのに、もう怯えることはない。
聴こえないからだ。
白濁した瞳は、僕を写しているのだろうか。

朝、リビングに上がると、
僕の足音で目覚めたリタは、
いささか不安な足取りで近寄ってくる。
手を差し向けると、僕の匂いを嗅ぐ。
嗅覚だけはまだたしかなのだろうか。

残されている時間はそう多くはない。
でもそれを短いと思うのは僕のエゴであり、
彼女にとっては、与えられた時間を使い切ることになるはずだ。

と、わかっていても、わからない。

わかっているのに、わからないのだ。



 

2022年3月28日の備忘録(『ぐーちょきぱーてぃーの収録に行く)

2022年03月29日 09時54分25秒 | 日々のかけら


Mar.28(Mon.)

■今日という日。

暖かいので、午前中、犬たちを順番に散歩に連れていく。

昼過ぎから歩いていける距離にあるスタジオへ。『とびだせ!ぐーちょきぱーてぃー』の収録。4月から新シリーズが始まるので、その様子を見学に。1回15分の番組だけど、2ケ月分をまとめ撮りだし、短いコーナーをたくさん撮るし、ももくろちゃんZの皆さんは朝から晩まで大忙しだ。





2時間ほどいて中座。成城学園前で英会話。

急ぎで読まないといけない本があり、下北沢の三省堂書店へ。成城店、経堂店には在庫がなかったが、下北沢店では平積み。他店ではビジネス書の棚に置かれていたようだが、こちらは美術書のコーナーに置かれていた。

『花泥棒』で早速、読み始める。平日だというのに、ほぼ満席だ。下北沢では渋めのカフェだけど、どうしてこんなに人気があるんだろう?けっこう高めの値段設定でもあるのに。

今夜は自宅飯の予定だったが、猛烈な空腹感に襲われ、家人(大)と『松ちゃん』へ。先週食べ過ぎたので、今週は粗食するといっていたのに、いつも以上に飲む食いしてしまう。まったくダメな二人だ。