新型コロナ、説明不足がゆえに

2021年04月30日 08時24分51秒 | アイデアのかけら
政府や自治体の新型コロナへの対応の拙さは、
いろいろあるけれども、
「ちゃんと説明をしてこなかった」
「ちゃんと情報を発信してこなかった」
今となってはこの点がとても深刻だと思う。

台湾の新型コロナ対策の成功に関しては、
オードリー・タンという天才がいたから、とか、
日本と違って個人の位置情報を把握できたから、とか、
いろいろな見解があるし、
たしかにそれも正しいのだが、
僕が注目したいのは、
台湾はかなり早い段階から、
情報を丁寧に説明し続けてきたことである。

ここでいう情報とは、
その時点における科学的知見に基づくものである。
丁寧な説明とは、
一方的に発信するのではく、
疑問に対してそれが解消するまで答えることである。

その結果、
国民が新型コロナに対して同レベルの知識、そして意識を持つことが
できたのだろうと思う。

一方、日本は、
この点に関してまったくダメだった。
そのせいで今起きているのは、
新型コロナに対する知識と意識の差だ。

なにを今、やってはいけないのか?
なぜ、それをやってはいけないのか?
逆に、なには問題ないのか?

個々人でかなり意識に差がある。

感染拡大は飲食店が悪いわけではない。
悪いのは基本、客である。
今やってはいけない行動をする客である。
じゃあ、なぜやってしまうのか?
意識の差である。

1年以上、
政府も自治体も、
ちゃんと情報を発信することはなかった。
ちゃんと説明することはなかった。

その結果生じた意識の差が、
実は、新型コロナ感染拡大を抑えるための、
大きな壁になっている。

政府や自治体の罪深さは、
検査数が足りない、ワクチンが遅い、経済的な補償が手薄、
だけではない。

新人(人間ドックの場合)

2021年04月29日 10時10分02秒 | コメディのかけら
先日、人間ドックを受けた時のこと。

心電図の担当者が、若い男性だった。
検査はだいたい女性が担当しているので、
男性というのは珍しい。

心電図を測定する際には、
胸部の何箇所かにパットを装着する。
男性の担当者は、
僕の胸部を触診し、
位置を確認しながら慎重にパットを貼っていった。

すべてを貼り終えた次の瞬間、
検査室の隅にいた小柄な女性が僕に近づいてきて、
無言のまま手早く、
胸部のパットをすべて貼り直した。
おそらく1センチにも満たない移動だった。

おそらくあの男性は新人だったのだろう。

その夜、『泣くな研修医』というドラマを観ていて、
この出来事を思い出し、
しみじみ面白くなったのだ。

樹上の人

2021年04月25日 21時04分14秒 | 写真のかけら
写真を拡大してよくご覧下さい。

まさかあんな場所に人が!

あんな場所で枝打ちするところ、
初めて見ました。

カレーの食べ方

2021年04月24日 11時21分12秒 | ギモンのかけら
最近ときどき出てくる
こういった盛り付けのカレー。
どういうふうに食べるのが正解なのか。
いつも戸惑ってしまうのです。

匂いの記憶

2021年04月22日 11時03分05秒 | アイデアのかけら
等々力渓谷に行ってきた。

平日の朝8時過ぎだったので、
さすがに人影はほぼない。

まわりに人がいないのを確認してから、
マスクを外した。

その途端、
水の匂い、木の匂い、土の匂い、
新緑の頃の森の匂いがした。

外出する時には常にマスクをつける、
新しい生活様式によって、
僕たちは「匂いの記憶」を失われた。

匂いが、
記憶の奥底にある光景を蘇らせる経験は、
誰しも一度はしたことがあると思うが、
ということは、
新しい生活様式の中、
将来、そんなふうに思い出すことも、
無くなってしまうということだ。

新型コロナ禍で失われているものはたくさんあるが、
実は僕たちの想い出も失われている。

PCR検査体験(世田谷区の場合)

2021年04月21日 10時50分37秒 | その他のかけら
問題なかったので、
経験をシェアしておきます。

某日早朝、家人(小)が熱発。
前日からお腹の不調を訴えていたので、
胃腸炎の可能性が高かったのですが、
このご時世、新型コロナを疑わぬわけにはいかず。

しかしながら、
かかりつけ医はこの日、休診日。
午前8時30分を待って、
世田谷区発熱相談センターに電話をすることに。

この手の相談センター、
電話がなかなか繋がらないという話も聞いていたので、
どうなることやらと思いながら電話すると、
すんなり繋がりました。
電話に出た担当者もとても親切な対応。

幸い我が家から徒歩5分ぐらいの場所に、
「発熱外来」があることを教えてもらいました。
(住所を頼りに教えてくれるので、
 可能であれば地図で確認できるようにしておくと便利です)

午前9時の開院時間直後に電話をして事情を話すと、
「先生に対応可能か確認してご連絡します」との返事。
相談センターの方曰く、
「今、診察希望者が増えているので断られる場合もある」
とのことだったので、
不安になりながら折り返しの電話を待ちました。

15分後に電話があり、対応可能との返事。
ただし、発熱している患者を待合室で待たせることはできないので、
まず僕が病院に赴き、書類を記入することに。

そしてそのおよそ1時間半後に電話が来て、
家人(小)を病院に連れていきました。

ここまでの症状を受けての医師の診断は、
「急性胃腸炎」ということでしたが、
念のためPCR検査を受けてみましょうか、
ということに。
診察を受けた病院ではPCR検査を受けることはできないので、
世田谷区医師会が設けた検査場所で受けることになりました。
その予約も病院の方でしてくれました。

午後2時、指定された検査場所でPCR検査。
現地までは、タクシーで移動しました。
これは医師会の指示に則った移動手段です。
(タクシーを使う際は窓を開けて、との指示あり)
会場は混み合っておらず、すぐに受けることができたようです。

そして翌日のお昼頃には、
診察を受けた病院経由で検査結果が。

検査結果は「陰性」

ほっ。

ここでお伝えしたいのは、
今回、一連の経過について、
まるでストレスがなかったということです。

なんだこの赤ベコは?

2021年04月20日 10時11分14秒 | コメディのかけら
近所の酒場にあった
「一角赤べこ」

格子越しの2人

2021年04月12日 12時18分53秒 | コメディのかけら
ビルの1階にある天ぷら屋に行った。

それなりのお値段の店だったが、
トイレがビル共用のものしかない。

僕たちは4人用の個室にいたのだが、
廊下を挟んで向かいには2人用の個室が2つ並んでいる。

トイレに行く時は、
その廊下を通って裏口から出て、
ビルの通路を行くことになる。

トイレから戻ってきて、
ちょっと驚いた。

2人用の個室の通路側の部屋の中が、
一応、格子で目隠しはしてあるものの、
外からほぼ丸見えなのだ。

その個室では若い女性とスーツ姿の男性が、
(ちょっと歳の差がありそうな)
食事をしていた。

カウンター席もあるのに、
わざわざ個室を取るというのは…
といろいろ想像が膨らむ。

2人は外から丸見えであることに気づいているのだろうか。

店ももう少し気を利かせた造りにすればいいのに。

参道の効果

2021年04月11日 08時41分17秒 | その他のかけら

 

 

世田谷の喜多見にある氷川神社に行った。

 

新緑に囲まれた参道を歩くと、
日々の憂さを忘れ、
心穏やかになる。

 

神社には参拝する前に、
身を清めるための手水舎などがあるが、
参道が木々に囲まれているのも、
緑で心を鎮め、穢れを落とすためなのかもしれないなあ。

ノルウェーのスーパーでは

2021年04月10日 16時44分31秒 | コメディのかけら
英会話スクールの今日の先生は、
ノルウェー出身の女性だった。

ノルウェーでは、
市民が外出する時はマスクを着用するよう呼びかけ、
みんなそれを守っている。
しかしスーパーの店員は、
なぜかマスクをしていない!

と憤っていたので、

「彼らはコロナウイルスも売っているんです」

と言ったら笑ってもらえたので、
良い気分になった。

しかし帰り道、

「彼らはコロナウイルスの無料サービスをしているんです」

この方がジョークとして気が利いていたのでは?
と反省する。

英会話を習いにいって、
反省するのはそこか?って話ではありますが。

整骨院のマシンは

2021年04月09日 08時19分35秒 | コメディのかけら
腰痛が悪化したので、
整骨院に通っている。

どこの整骨院でもほぼ必ず、
電気治療というものがある。
よくあるのは、
何枚かのパットを患部に貼り電気を流す、
低周波治療器のようなやつだ。

あれをやるたびに思う。

「本当に効果があるのか」

手技で施術してもらった後は、
わかりやすく体が楽になるが、
あの電気治療の前と後で、
体に変化があった実感がないのだ。

でも、あれだけ多くの整骨院で使われているということは、
なんらかの科学的な根拠があるのだろうなあ。

今通っている整骨院では、
もうひとつ他の治療器具も使っている。
細い電極のようなものを患部に当て、
電気を流す。
鍼治療の電気版といったところか。

ただこの器具、
使用すると妙な電子音を出すのだ。

ピープーピーPiPiPiPiPiPi

文字で書いてもよくわからないと思うが、
昔のSF映画や子ども向けの特撮ドラマに出てくるような、
“いかにも”な電子音だ。

どうしてあんな音が出るようになっているのだろうか。
その方が、効いていると思わせる効果があると思っているのか。

僕はあの音を聴いていると、
「この治療、本当に効果があるのか」
という疑いが募ってくるのだが。

ブリカマの大きさは

2021年04月07日 23時09分31秒 | コメディのかけら
大きさを何かと比較して表現するのは、
わかりやすくするためである。

ある居酒屋で、
隣席の女性客のひとりが、
出てきた大きなブリカマに驚いて言った。

「わー、犬より大きいねえ」

…む、むしろわかりにくい。

君が言う犬ってなんだ?
チワワか?
豆柴か?
シェパードってことはないよな。
そこまでブリカマは大きくない。

というか、
なぜ犬を出してきた。

彼女は常に犬を基準に出す女なのか?

「わー、広い!犬50匹より広い!」

どんな部屋だ?

2021年4月のコント

2021年04月03日 08時41分08秒 | コメディのかけら
    M~音楽

語り「世界こども名作劇場。
   きょうは、アレクサイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ作
   『おおきなへんいかぶ』」

   SE~居酒屋の入り口を開ける音。

店員「いらっしゃいませ!何人様ですか」
客「14人」

   M~音楽

N う~~まん防!

   SE~繁華街ノイズ

女性「この後、カラオケ行く人~?」

   M~音楽

N う~まん防!