気になる通りの名前

2019年03月31日 09時04分29秒 | 写真のかけら


世田谷の野沢に「龍雲寺」という寺がある。

我が家の菩提寺だ。

先日、春の彼岸の墓参りに行った後、
寺のまわりを散策していたら、
街頭の傍らに表示された通りの名前に気づいた。

Dragon Street

龍雲寺の「龍」から来ているのだろうが…

誰がつけたんだ?



元号についてぼんやり考える

2019年03月30日 08時43分57秒 | アイデアのかけら


もうすぐ元号が変わる。

ご存知のとおり、
天皇の即位によってのみ改元されるようになったのは、
明治以降のこと、
それ以前は在位中に元号が変わることはよくあった。

では、実際どれぐらい変わったのかと調べてみると、
3回4回、改元するのはざら。
平安時代後期の第73天皇・堀河天皇なんて、7回も改元している。
明治天皇の一代前の孝明天皇だって、5回改元している。

改元の理由は、新天皇の即位以外では、
疫病、旱魃、飢饉、地震などが起きた後の厄払い的なことが多い。
(「彗星が来た!」も意外と多い)

改元することで、「リセット」するわけだ。

時間軸を分断し、
前の元号の中に封じ込める。
改元にはそんな効果があったのだろう。

明治以降は、そうした目的で改元されるわけではないが、
その効果は今でも残っている気がしている。

たとえば、
広島と長崎に原爆が落ち、東京が焦土と化したのは、1945年。
え、まだ74年しか経っていないのか!
加藤茶の方が歴史あるじゃないか!
西暦で考えると、すぐわかる。

だが、昭和20年といった途端、
現在との距離感がわからなくなる。
わずか74年という歳月で、今に続いているにも関わらず、
まるで別世界で起きたことのように遠く感じられる。
新しい元号になったらそれは、さらに強くなるのではないか。
(僕だけか?)

日本史が好きなので、
元号を廃止する必要はないと思うけど、
元号によって過去の距離感が失われ、
現在と過去が分断されるのは、
僕は良いことだとは思えない。
(実務的にも元号の使用は不便だ)

なので、西暦を基本とし、
元号は、1300年以上続く日本の“伝統文化”として、
ひっそりとでもしっかりと受け継いでいく、
(そういうものはたくさんあるのだから)
というのでいいのではと思うのだけどなあ。

占いの報告

2019年03月27日 08時41分28秒 | アイデアのかけら

よく当たると評判の占い師に見てもらった、
という知人の話しを聞くと、
たいてい「本当に○○と言われた」と、
当たった部分についてのみ語られる。

でも、100%当たるってことはないだろう。

占い師が指摘したいくつかの項目の中で、
はずれたものもあるはずだ。
しかしながら、それは記憶されず、
当たった部分だけが記憶されているのではないか。

僕は占いや占い師を否定しているわけじゃない。
占いというのは、カウンセリングの一種だと思っている。

未来が視えるといった特別な力に関しては否定的だが、
相手の表情や声の様子から、
なにかを察する力は優れている、
そしてそこから相手のかける言葉を導き出す力が優れている、
それが優秀な占い師なのではないか、と思っている。

そんな観察眼や洞察力は僕にはないから、
それだって僕からすれば立派な“超”能力だ。

話を戻すが、
とにかく当たった話だけではなく、
外れた話も聞いてみたい。
それを聞いて、
占いというものに考えを巡らせてみたい。

まあ、よく当たる占い師は、
外れた時にそれをうまく濁す話術にも長けているのだろうけれど。


戸惑う花

2019年03月25日 13時03分47秒 | 写真のかけら


この白い花、
なぜ私こんならところに咲いたんだろう?
と驚いているだろうなあ。

原宿で席を譲る

2019年03月22日 07時54分42秒 | その他のかけら

明治神宮前駅から、
2人の女の子が千代田線に乗ってきた。

いかにも春休みを利用して原宿に来た、
そんな雰囲気漂う10代のコたちだった。

車内は中途半端に混んでおり、
一人分の空席はまばらにあるものの、
並んで座れる場所はなかった。

2人が一瞬戸惑って、
ドアのあたりに戻ろうとすると、

近くの席の、
こちらはいかにも大人な感じの女性が、
すっと席を立ち、2人に「どうぞ」と席を譲った。
彼女の隣は空いていたので、2人並んで座ることができる。

2人は「大丈夫です」と遠慮をしたが、
彼女はすぐさま向かいの空席に座った。

一連のなんともスマートな振る舞いに、
僕もあんなふうになりたいと思ったものだ。

新幹線のチケットを払い戻しに行く

2019年03月20日 08時40分48秒 | 旅のかけら

家人(小)が正月に落とした新幹線の切符が、
拾得物として届けられたので、
それを受け取ってからおよそ一ヶ月、
ようやく払い戻しの手続きをすることができた。

というのも、
新しい切符を買ったのが、
JR東海の券売所だったので、
JR東日本の窓口では払い戻しはできない、
と言われてしまったためだ。
(現金で購入したのであれば、どこでも大丈夫だったのだが、
 クレジットカードで購入したのでダメだった)

品川駅の新幹線乗り換え口にある券売所で手続き。
釈然としていなかったことについて尋ねてみた。

Q:この切符を買ったのは、東京駅の東北・上越新幹線の乗り換え口
 手前の窓口でした。どちらもJR東日本の管轄なのに、どうして
 窓口はJR東海なんですか?ややこしくないですか?
A:JR東日本の窓口はとても少ないんです。

なんで少ないのか?
自分たちの路線の切符を売る場所なのに?
と思ったが、それをJR東海の人に聞いても仕方ない。

と、同時に、新たな疑問を打ち消すぐらい、驚くことを言われた。

「カードで購入されると後の手続きが面倒になるので、
 こういう場合、私ならば現金で買うことをオススメします。
 どうしてもカードでという場合は、その後のことをご説明します。
 その時の窓口の者が言い忘れてしまったようですね」

そ、そうなのか!

今回の件で当初、JR東海に頭に来ていたのだが、品川駅の駅員の丁寧な対応で、
頭に来ていた件は帳消し。

現在はJR東海のことを悪く(ことさら良くもだが)思っていない状態。

入口に立つ男

2019年03月18日 08時55分13秒 | ギモンのかけら

ハイブランドのショップの入口には、
よく男性が立っている。

あの人たちは、何者なのだろうか。

ドアマンならば店の外にいるはずだが、
彼らはたいてい店の中にいる。

ガードマン代わり?
だとしたら、店内にいるのはどうなんだ?

案内係?

しかしながら、
客は銀行のようにいろいろな要件で来るわけではない。
奥には、接客する店員が別にいるしね。

残念ながら、
僕はあの手の人が立つような店に入ったことがないので、
客が来た時、彼らがどんな表情、どんな振る舞いをするのか、
見たことがない。
歓迎の態度や表情をするのだろうか。
外から見る限り、そんなふうには見えないのだが。

彼らはどういう立場なのだろうか。

正社員?
契約社員?

正社員ならば、先々どうなっていくのだろう。

そもそも彼らは、自ら望んで、あの職種に就いているのか。

疑問を尽きないが、
ハイブランドの店は、なかなか取材させてくれないんだよなあ。

そのあたりの事情に詳しい方にいつか、教えてほしい。

西海岸、まさかの営業先

2019年03月17日 09時28分56秒 | コメディのかけら

アメリカでスタンダップコメディやっている日本人から聞いた話。







ある時、マリブで営業をやらないかと誘われたという。

マリブというのは、LAの近くの高級住宅街だ。
日本でいうならば、葉山といった感じか。

もちろん、その人は喜んで引き受けた。

当時、会場に行って驚いた。

コカイン中毒患者の療養施設だったのだ。

患者はみな、上品そうな男女。

それがまた驚きだった…と言っていた。

ランチタイムの鈍感力

2019年03月16日 11時15分02秒 | コメディのかけら

近所の人気インド料理店に昼食を食べに行った。

午後1時を過ぎていたので、
いつもならばすんなり入れるのだが、
珍しく待っている人がいる。

10分ほど待って、
席に案内され、
店内を見て唖然とした。

3人連れのママ友グループが2組いた。
彼女たちの前にカレーの皿はなく、
ドリンクのグラスもすでに空になっている。

しかしおしゃべりに夢中。
席を立つ気配は微塵もない。

個人経営の飲食店の場合、
ランチタイムでこれをやられると、
とても痛い。
実際、この時も、僕の後から来た客が諦めて帰っていった。

一方のグループの会話が聴こえてきた。
他のママの噂話のようだ。

「○○さんってホント鈍感なのよねえ」
「鈍感にはなりたくないわねえ」

ある意味、スゴいよ、貴女方!

金庫の中に

2019年03月15日 11時39分55秒 | 写真のかけら


宿の金庫の中にコンセント。

なるほど。

現在ならではの仕様だなあ。

役所と元号

2019年03月09日 09時39分21秒 | コメディのかけら

役所の書類は、年月日を元号で記入する。

知り合いがある書類に、
2022年の日付を記入する必要が出た時のことだ。

どう書いたものか戸惑っていると、

「平成34年と書いて下さい」

役所の人間はそう言ってきたそうだ。

平成は31年で終わり。
平成34年などはない。

そんな存在しないものを書くことはできない、
と言うと、
かなり揉めたそうだ。

役所というのは、暦に関しては、
まだ文明開化が来ていないのだなあ。

3月5日の『たけしの家庭の医学』冷え性&胸焼け追記

2019年03月06日 09時04分22秒 | PRのかけら


昨夜の番組に関して、
検索されてここに来た方が多かったので、
僕の担当部分に関してのみ、情報を記しておきます。

(番組HPやまとめサイトにはUPされていると思いますが、一応)


○冷え性が引き起こす深刻な病…「緑内障」


 気づかぬうちに視野が欠損し、最悪の場合、失明に至る緑内障。
 冷え性の方は血流が低下した状態なのですが、
 これは手足の先だけではなく、眼球でも起きています。
 眼球の血流の低下が続くと、視神経に支障を及ぼし、
 緑内障の危険性が高まると最近の研究でわかってきました。

 今回、冷え性の対策として、名医が薦めるのは「タオルにぎにぎ体操」
 やり方はいたって簡単。

1:タオル2枚と輪ゴムを4本用意してください。

2:タオルをくるくると丸めて、輪ゴムで止めます。
   これで準備は終了。

3:そのタオルを全力の3割程度の力で握り、

4:そのまま2分間キープしてください。

5:2分経ったら、力を抜き1分間何もせずに、休んでください。
   たったこれだけ。

冷え性にお悩みの方、ぜひお試し下さい。

加えて、緑内障は自分では気づきにくい病。気になる方は一度、専門医を受診することをオススメします。


○痩せ型の人がなる胸焼け…「SMAシンドローム



 大動脈から分岐する動脈が十二指腸の一部を圧迫することで、
 酷い胸焼けや吐き気を引き起こす病。

 詳しい原因はわかっていませんが、
 急激に痩せて、お腹の体脂肪が減ってしまった方が発症する
 ケースが多いと言われています。

 今回のケースの場合、
 逆流性食道炎の通常の治療を行っても症状が改善せず、
 今回の先生によってようやく発見されました。

常連道

2019年03月04日 08時23分58秒 | アイデアのかけら

常連だからといって、
店のルールをないがしろにする客がいる。

本来、常連こそが、
店のルールを率先して守るべきだと思うのだが。

そんな常連を許してしまう店も悪い。
しかしながら個人店にとって常連は大切な存在なので、
注意できないのもわかる。

いずれにしろ、
その手の「常連」が、
結局のところ店を窮地に追い込んでしまう例を、
いくつも見たり聞いたりしたことがある。

せめて僕は、良い常連でありたいと思うのだ。


正社員という夢

2019年03月01日 19時46分56秒 | その他のかけら

少し前の話になるが、
中学生高校生と「仕事」に関する対話をした。

その中で、沖縄から来た高校生の「将来の夢」が、
深く心に刺さった。

将来の夢は?

「正社員です」

職種はまだ決まっていない。
ただ、「正社員」という立場だけは決まっている。

絵を描くのが好きだったので、
中学生までネイルアートの仕事に突きたかったそうだが、
収入などの現実を知るようになり、
それでは県外に出て一人暮らしをすることができないと思い、
諦めたという。

それで「正社員」

高校生にこんな将来の夢を持たせちゃダメだよ。