写真を断る理由

2015年07月30日 08時12分33秒 | 業界のかけら

ある女性タレントが、海外ロケで訪れた店で写真を求められた。

その店にはよく日本のロケが来るようで、これまで来たタレントの写真が貼ってある。

それを見て、彼女は写真を断ったそうだ。

「あんなふうに貼りだされるんでしょ。
 ○○さんや××さんと一緒に並ぶなんて嫌だ」

そう言ったのは店の人にではなく、
番組の制作スタッフにだったが・・・なんだかなあ。

大腸内視鏡検査

2015年07月24日 08時44分42秒 | コメディのかけら

先日受けた、大腸内視鏡の検査結果を聞きに行く。

通常は内視鏡が腸内に入ったところから映像を見せられるものだが、

「自分の肛門を見る機会なんてないでしょ」

と内視鏡が肛門に入っていくところから見せられる。
貴重な機会ではあったが、自分の尻の穴、しかもそれをアップで見るというのは、
複雑な心境である。

大腸と小腸の境まで内視鏡が達するまで8分。

「あなたの大腸はあまりグネグネしていないので、入れやすいですよ」

これは褒められているのか。
リアクションが難しい。

横行結腸とS字結腸に憩室が見つかる。
憩室とは大腸の壁にできたくぼみ。
原因は加齢、もしくは遺伝的なもの。
ここに便が詰まると、炎症などを起こすという。

「だからくれぐれも便秘には気をつけてください」

季節はずれのマスク

2015年07月21日 08時48分00秒 | 業界のかけら

代官山の飲食店の個室からやけに大きなマスクをした女性が出てきた。

おそらく芸能人だ。

顔を隠しているつもりなんだろうけど、
花粉症の時期でも風邪の時期でもないのにあの大きなマスクはかえって目を惹く。

サングラスで目元を隠した方がまだマシだ。


あるいは口裂け女だったのかもしれない。

回転寿司でケンカ

2015年07月20日 08時40分40秒 | コメディのかけら

ある年配のカップルが回転寿司店でケンカを始めた。

女が見せたスマホの中の写真が男を怒らせたらしい。

するとあろうことか男は、彼女のスマホを傍らにある寿司を運ぶレーンに乗せた。

レーンが進むのは女が座る席とは逆方向。
遠ざかるスマホ。

慌てて女は追いかけたそうだが、
「あの時はホント恥ずかしかった」

礼儀正しいタレント

2015年07月11日 11時08分49秒 | 業界のかけら

テレビ局の入口には警備員が立っている。

そこを通る時、軽く会釈するタレントは数多くいるが、
DAIGOはまったく違うという。

警備員の顔をちゃんと見て、笑顔で挨拶するそうだ。

ある演出氏がそんなDAIGOの姿を目撃して、とても感心していた。

テレビの中ではチャラいイメージのあるDAIGOだが、
ちゃんとすべきところはちゃんとしているのだなあ。

素晴らしい。

立川流日暮里寄席

2015年07月07日 12時00分45秒 | エンタメのかけら

立川キウイさんのお誘いで、
初めて「立川流日暮里寄席」を観に行く。

日暮里駅で降りるのは、人生でおそらく初めて。

仕事の都合で、途中から観ることになった。
客席の平均年齢はかなり高い。
僕が最年少なぐらいだ。

落語はまったく詳しくないので、おそらく古典と思っても、タイトルがわからない。
わかったのは、『お菊の皿』ぐらい。

中入り後は、新作、古典の改作、そしていよいよトリのキウイさん。

と、センターの前から二列目、つまり演者の真ん前に座る老人が、
ガサゴソと荷物をまとめ始めた。

まさか・・・。

5分ほどマクラを話して、今日の噺が『品川心中』であるとわかるフリが入った途端、
なんとその老人、席を立って帰ってしまったのだ。

唖然。

演者が嫌いなら嫌いでそれは仕方ないと思うけど、
だったら、演者が交替するタイミングで帰ればいいのに。

その後も、噺の途中で帰る客がチラホラ。

老人たちの神経が図太いのか。
キウイさんの噺の負の力がスゴいのか。

終演後、ロビーでご挨拶すると、
「ま、ドキュメンタリーを見たと思って」とキウイさん。

たしかに、今まで観たことのない光景を目撃できました。

少しだけ戻す

2015年07月05日 16時42分47秒 | コメディのかけら

量り売りのデリを使うと気になることがある。

よく、ちょっとだけ戻すのだ。

200グラム、という具合の量を指定して買う。
それに合わせて盛ってくれるわけだが、
人間がやるので、当然のことながら多少の誤差が出る。

たとえば、210グラムとなる。

たかが10グラム、値段はその分だけ加算されるがたいした金額ではない。
それでかまわないと思うのだが、オーバーした分を戻す。

10グラムなんて、サラダであればほんのひと口程度だ。

だけど律儀に戻す。

指定されたグラム数を下回るのはかまないが、
オーバーするのは絶対に行けない、
そうマニュアル化されているのようだ。

オーバーしていると文句を言う客がいるのだろう、おそらく。

「196グラムですけど、よろしいですか」

たいていの場合、指定した量よりわずかに少ない量に落ち着く。

それで不服があるわけではないが、
一度盛ったものをほんの少しだけ戻す、
その様子がなんとも哀しい気がしてしまうのだ。

観劇前後のお茶会

2015年07月04日 09時17分07秒 | 業界のかけら

東京グローブ座に芝居を観に行くジャニーズファンはよく、
新大久保駅前で待ち合わせするという。

と聞くと、普通のことにように思えるが、
同じ芝居を観に行く人にSNS上で声をかけ、
今日初めて会うものどうしが待ち合わせしているとなると、
俄然、興味ふかい話となる。

開演のかなり前に待ち合わせをして、
近くの店でひとしきり出演者への思いを語り合う。

いわば、ファンのオフ会だ。

そして終演後には、再びどこかの店で、今日の芝居について語り合う。

特におもしろいと思ったのは、
一緒に観に行く人のために、
手土産を持ってくるという話だ。
ファンは全国から来る。
なので地元ならではのもので、かさばらないものを持参して、
みんなで配りあうのだという。

そんな芝居の楽しみ方もあるのだなあ。

これはこれでとても楽しい一日なのだと思う。