壁に書かれた名前

2011年07月30日 17時49分06秒 | 業界のかけら

最近子どもが生まれた某男性芸能人。

かつてある女優と交際していたが、
その当時、ある飲み屋の壁に、
その女性の名前と愛の言葉を大書したという。

今でもそれは店の壁に残っているが、
大っぴらに出しておくわけにもいかず、
ポスターを貼って隠しているらしい。

・・・ロケに行って、そのポスターを剥がしたいものである。
『電波少年!』ならば、やったかもしれないなあ。

巨星墜つ

2011年07月29日 08時23分03秒 | その他のかけら

小松左京氏が亡くなった。

心の成長期である十代、
SF小説は僕にとって心の糧だった。

忘れもしない中学生1年生の教室で、
同級生の大城君から勧められた1冊の本、
筒井康隆の『将軍が目醒めた時』が、
僕とSF小説との本格的な出会いだった。

それから筒井康隆をはじめ、
日本SF界第一世代、第二世代の作家たちの作品を貪るように読んだ。

その中に小松左京氏の作品もあった。

筒井、小松両氏の小説はすべて読んでいる。
そして現在にいたるまで繰り返し読んだ回数も、
お二人の小説が群を抜いている。

いわば筒井康隆の小説は僕の心の血であり、
小松左京の小説は僕の心の肉だった。

数年前、『日本沈没』の再映画化の折、
小松左京氏にお会いすることがあった。

自分の日々を記録した、
『規則と不規則のあいだ』を読み返したら、
2006年6月30日と同年7月2日のことだった。

放送作家という仕事をやっていてよかった。
心からそう思った出来事の一つだ。

あの時、もし過去に呼びかけることができるなら、
中学生時代の自分の自慢してやりたいと思ったものだ。
「今、小松左京さんと会って一緒に酒を飲んでいるんだぞ」と。

ちなみに7月2日のことは、
小松左京氏の日記『臥猪庵hic』にも書かれていて、
僕も登場する。
なんとも光栄な話である。

小説家への最大の追悼はその作品を読むことだと思う。

今日からしばらく小松左京氏の作品を読み返そう。

さて何から読もうか。


靴を買うことの困難

2011年07月28日 09時25分42秒 | コメディのかけら

スニーカーを買おうと思ったのだ。

僕の足のサイズは26.5なので、
まずそれを出してもらった。

キツい。

けっこう細身の靴だったので、
平たい足の僕では足先がキツかった。

しかし残念ながら、
その店にはそれ以上大きなサイズはなく、
仕方なく別の店に行った。

まったく同じ靴はなかったが、
色味が似ている靴があったので、
それを買うことにした。

前の靴ほど細身ではなかったが、
同じブランドだったので、
念のため27を出してもらった。

ブカブカだった。

そうか、形のせいか。

そう思って、今度は26.5を出してもらった。

ブカブカだった。

どういうことなのだ?
形が違うだけでこんなにも履き心地が変わるものか。

もう1つ下のサイズを出してもらう。
なんてことだ、
それはまさに今目の前に陳列されている靴だった。

何度も倉庫に行ってもらって申し訳ない。
そう思いながら、履いてみた。

ピッタリだった。

よかった。
それにしても、毎回、靴を買うのは苦労する。

あきれた断り方

2011年07月24日 07時42分24秒 | アイデアのかけら

実家の網戸を張り替えようという話になった。

そこで張り替えをしてくれる業者をネットで探した。
価格的にどこもさほど代わりがないので、
一番最初に出てきた街の工務店に電話をした。

すると、

「今、網戸は取り付けしかやっていなくて、
 張り替えはやってないんですよね」

え?
しかし、ホームページに書いてあるじゃないかと言うと、
すいませんのひと言もなく上記の言葉を繰り返すばかり。

おそらく取り付けの方が儲かるのだろう。
確かに張り替えの方が時間もかかるだろうし、
そのわりには取り付けよりも料金は安い。

断るひと言でその思惑が透けてみえる。
せめて「今、仕事が立て込んでいまして」
と言えば、ああそうかと納得できただろうが、
あんな露骨な断り方をされたら、不快感しか残らない。

「だったらホームページにその旨を書いておけばどうですか」

そう告げると「やっておきます」と吐き捨てるように言われた。

後日、その工務店のホームページを確認したら、
当然のごとくそんな注記はなされておらず、
「網戸張り替え、網戸修理一枚でも直ぐにうかがいます」
の言葉が踊っている。

ダメだ。
まったくダメだ。

僕はもう二度とこの工務店に何かを頼むことはない。

まあ、僕一人ぐらい失っても痛くも痒くもないだろうが、
要は断り方ひとつで将来の客も失う、という話である。

冷やし牛まぶし

2011年07月18日 11時25分26秒 | アイデアのかけら

CMでもやっている「すき家」の「冷やし牛まぶし」を食べた。

この猛暑の中、
なかなかそそられるネーミングだったので。

普通に牛丼を半分ぐらい食べてから、
冷たいだし汁をかける。

やってみた。

ん?

ご飯と肉が温かいので、
冷たいだし汁をかけても、
「冷たい」というよりも「ぬるい」感じになってしまう。

客は名前で勝手にイメージを膨らませる。
そしてその勝手なイメージと現実のギャップが大きいほどがっかりする。

「冷やし牛まぶし」

いいネーミングなんだと思う。
なので、ぜひ現物が名前のもつイメージに追いついてほしいと思うのだ。

あるいは、
「ぬる牛まぶし」に名前を変えるかね。

群馬の酒・東京の酒

2011年07月16日 08時44分44秒 | その他のかけら

群馬の日本酒「水芭蕉」の発泡タイプを飲んだ。

最近の発泡日本酒の中には炭酸ガスを充填したものもあるが、
これは違う。
シャンパンなどと同じ瓶内二次発酵による発泡。

「水芭蕉」自体は辛口の酒だそうだが、
やはりシャンパンと比べると甘い。
でも、日本料理の食前酒には悪くない感じだ。

変わった酒といえば、
豊島屋酒造が作っている「白酒」も飲んだ。

ひな祭りに飲む酒である。
甘酒とは違う、味醂で作った酒である。

東京の老舗酒蔵で『金婚』という酒で知られる豊島屋は、
江戸時代、最初は居酒屋であったが、
白酒を作りはじめて一躍人気を博したという。

飲んでみた。
甘い。
とてつもなく甘い。

甘党の方は、
デザート代わりのひと口、
というも悪くないと思う。

僕はなぜだか、
お餅につけて食べたら美味そうだと思った。
子どもの頃、
お餅を砂糖醤油で食べたものだが、
あんな感じになりそうだ。
味醂の風味のせいかもしれない。

「白酒」はお菓子づくりに使っても面白そうだ。

国会と室温

2011年07月09日 16時28分35秒 | その他のかけら

最近の国会の様子を観るたびに思うのだが、
あそこもやはり室温は28℃なのだろうか。

まさか国民に節電のため室温は28℃を奨励しておいて、
国会だけもっと涼しいことはないだろう。

室温28℃。
これはかなり暑い。
テレビ局の会議室も28℃を守っているところが多いが、
半袖シャツに七分丈のパンツスタイルであっても、
やはり暑い。
長い会議だと頭がぼーっとしてくる。

しかし国会議員たちは、
みんなジャケットを着ている。

さすがにネクタイは締めていないようだが、
ジャケットは暑くないのか。
暑くて頭はぼーっとしないのか。

絶対に暑いのを我慢しているはずだ。

そんなくだらぬ我慢などせずにジャケットを脱げばいいのに。
ワイシャツ姿で議論をしているからといって、
怒る国民もいないと思う。
(正式にはワイシャツが下着だとしても)

そしてなにより観ているこちらが暑苦しい。
そろいもそろって黒か紺のジャケットを着て。

本当に国会の室温28℃なのだろうか。

驚きの映像使用料

2011年07月08日 22時59分57秒 | 業界のかけら

名前は秘すが、
ある歌手の過去のある映像を使わせてもらおうとしたら、
「1秒10万円」
と言われたそうだ。

つまり1曲、聴かせようと思ったら、
数千万円。

要はテレビには使わせたくないのだろう。

ならば「使用できません」と言えばよいところだが、
そうは言わず、
「1秒10万円」というところが、
なんとも不思議である。

グラドルは儚くて

2011年07月06日 23時08分07秒 | 業界のかけら

半年に一度、
グラビアアイドルを集めた特番の構成をやっている。

深夜の番組なので、
出演してもらうのは、
雑誌ではそこそこ名が売れ、
テレビにもちらほら出始めた、
これから売れていく予定のグラドルたちである。

今日、次回の打ち合わせがあり、
2年前の夏にオンエアした時の資料を見て驚いた。

その時、出演したグラドルの大半が、
いまやほとんど見かけることがないのだ。

もちろん僕がチェックしている番組に出ていないだけで、
深夜の番組やあるいはCSなどの番組、
あるいは雑誌のグラビア、
あるいはDVDや写真集などで活躍しているのかもしれないが、
少なくとも当時よりは見かけない。

まだ2年しか経っていないのに。

そう考えると、
グラビアアイドルの命はなんと儚いものか。

そしてそこから生き残り、
磯山さやかや熊田曜子のようになるのは、
ほんのひとにぎり、いや、ひとつまみだ。

グラビアアイドルが、
芸能界という大海で生き残れる確率は、
ウミガメと同じぐらいなのかもしれない。

売り切れる扇風機

2011年07月03日 23時05分12秒 | コメディのかけら

扇風機の売れ行きがすごいらしい。

知人は家電量販店を4軒まわって、
ようやくお目当ての扇風機が買えたそうだ。

この話を聞いて思うのは、
「みんな節電しようとしているんだな」
ということではない。

ただ、なんとも怖い感じがしたのだ。

3月の地震直後に、
パンやトイレットペーパーが軒並み店頭から消えた、
あの時の怖さに似ている。

それは、手に入らなかったらどうしようという怖さではない。
そこまでこぞって買う群集心理に対する怖さである。

そんなに必死になって扇風機を買って、
本当にエアコンは使わず扇風機で済ますのか。
そんなに必死になって食パンを買い込んで、
本当に全部食べたのか。

あの大地震以来、
なにかとおかしなことになっている気がするのだ。

生理と盲導犬

2011年07月01日 23時12分05秒 | コメディのかけら

知り合いの女性は、
かつて生理中に電車に乗ったら、
たまたま乗り合わせた盲導犬が、
彼女の股間の顔を近づけてきて、
とにかく困ったそうだ。

多い日はやはり危険だ。