生理用品のCM

2010年04月29日 09時20分27秒 | コメディのかけら

いきなりな話で申し訳ないが、
生理用品のCMを見ると、
思わず笑いそうになってしまうのだ。

あんなに飛んだり跳ねたりすることないだろ。

かなりのCMで、
女性たちが飛んだり跳ねたりしている。

僕は生理になったことはないので詳しいことはわからないが、
端から見ている限り、
笑顔で飛んだり跳ねたりしたくなるような、
そんな体調でも心持ちでもないはずだ。

もちろん、それが商品の長所をアピールする
広告上の表現であることはわかっているけど、
でも、あそこまでどいつもこいつも飛んだり跳ねたりすることはないだろ。

そんなことを言っていたら、
一緒にテレビを見ていた家人が言った。

「それに生理の日はあんな白いパンツははかないよ」

なるほど。
そこまでは気づかなかった。

当事者には当事者ならではの視点がある。

ドタバタしている

2010年04月21日 05時59分10秒 | 旅のかけら

昨日は、朝8時58分に電話があり、
5分後に世田谷区内の家を出て、
10時25分には成田空港にいた、
という事態に。

でも、3時間待ったが、
結局、飛行機には乗れず、
すごすごと帰宅。

夕方、本日の飛行機が予約できたと連絡が。
なので、今日も成田へ。

今度こそドイツ・ミュンヘンに行ってきます。

地球に邪魔される

2010年04月19日 11時08分38秒 | その他のかけら

本当は今日から一週間ほど、
取材でドイツに行くはずだったのだ。

そのためにいろいろなスケジュールを前倒しにし、
各所に頭を下げて、
無理やり時間を確保した。

そこにあの「噴火」だ。

飛行機は欠航。
本来ならば成田空港にいる時間なのに家にいる。

打ち合わせの類も入れていないので、
ぽっかりと時間が空いた。
突然の休日だ。

まあ、考えようによっては、
出発する前の噴火でよかった。
行ってからの噴火だったら、
帰国できず大変だった。

そう前向きに考えて、
この突然の「休日」をゆっくり過ごそう。

遅れと未来予告

2010年04月17日 22時10分13秒 | アイデアのかけら

僕がよく使う小田急線も千代田線も本当によく遅れる。

遅れに関してはもう諦めている。

気になるのは、遅れた際の対処だ。

たとえば、この前、代々木上原駅でなかなか千代田線が出発しないことがあった。
後続電車が遅れているために時間調整をしている。
遅れの理由とお詫びの言葉がアナウンスされる。

だが、この後にもうひと言ほしい。

あとどれぐらいで出発するか、ということだ。

「○分待ち」と予告されただけで、人は安心する。
(もちろん2時間待ちと言われたら焦るが)
一番、不安なのは先が見えないことだ。

どうしてこういう時、
あとどれぐらいで出発できるかアナウンスしないのだろうか。
予告したよりも遅くなったら新たなクレームのもとになる。
それを恐れているのだろうか。

演出とものさし

2010年04月16日 01時24分02秒 | 業界のかけら

このネタを、
この企画を、
採用するか否かは、
最終的には総合演出氏が判断するわけだが、
その時、ものさしをちゃんと持っているかどうかが重要だ。

テレ東でやっている『そこんトコロ』の演出氏のものさしは、
所ジョージだ。
あれだけいろいろな番組を経験してきた所ジョージが、
本気で笑ってくれるか喜んでくれるか。
彼はそれを判断基準にしているという。

出演者に媚びるのではなく、
出演者に真っ向から立ち向かおうとする姿勢をものさしにする。

ある意味、真っ当な演出の姿である。

虐待と名前

2010年04月12日 09時50分42秒 | その他のかけら

今日も朝の番組で、
親による子どもの虐待死のニュースをやっていた。

最近、この手のニュースがあまりに多い。

虐待死のニュースを見ていつも思うのは、
親に虐待され亡くなっていった子どもにも名前があるということだ。

名前は勝手につくわけではない。
誰かにつけられるものだ。
子どもの場合、それは親である。

その名前をつけた時、
親はどんな思いでつけたのだろうか。

僕は子どもに名前をつけたことがないからわからないけど、
子どもに名前をつけるというのは、
やはり幸せな仕事なのではないか。

少なくとも、
名前を考えているその時から、
わが子を憎んでいる親はいないのではないか。

むごい殺され方をした幼い子どもがいる。
殺したのは親だ。
むごい殺された子どもにも名前はある。
名前をつけたのは殺した親だ。

僕にはわが子を虐待する親の心情がわからない。
だから、ただただ「酷い」としか言いようがないのだ。

『世界の果てまでイッテQ』の編集

2010年04月11日 08時00分45秒 | 業界のかけら

関係者にはなにを今さらと言われるかもしれないが、
『世界の果てまでイッテQ』の優れている点のひとつに、
「編集の妙」ということがあると思う。

ちょっと前のSPでの話だ。
ベッキーが1日に何カ国回れるか、
というような企画をやっていた。

その中で、
空港で乗るべき飛行機のゲートを間違えて慌てる、
というシーンがあった。

実際の旅行でこんな事態が起きたら大変だが、
テレビ的には「おいしい」ハプニングだ。
従来のセオリーならば、
「果たして間に合うのか!」
と煽って、正しいゲートまで走る姿を延々と映しただろう。

だが、『イッテQ』は違った。

ゲートを間違えたと知ったベッキーが走り出してすぐにシーンが変わる。
機内のベッキーの姿だ。
「間に合っちゃいました」

「これはコメディのテンポだ」
見た時、そう思った。
普通ならサスペンスとして描く出来事も、
編集次第ではコメディとして見せることができる。
そう教えてくれる編集だった。

想像するのに、
この手の「編集の妙」が随所に発揮されているのだろう。
それが企画をより輝かせ、
『イッテQ』のヒットに繋がっているのだと思う。


心と時間に余裕のある時に行くべき店

2010年04月09日 09時02分17秒 | その他のかけら

先日、近所の住宅街の中にある、
ちょっと不思議な店に昼食を食べに行った。

外観は店というより一戸建て。
実際、一戸建てを改造した店であり、
11時半から夕方までしかやっていないのだ。

中に入ると、
内装は古民家風に改造されている。

メニューは、
焼き魚+小鉢が10種ほどついた日替わりと、
人気はキーマカレー&アフリカンソースがかかったライス。

この奇妙なメニューには理由がある。
奥さんは日本人だが、
ご主人はギニア人なのだ。

僕と家人で両極の料理を頼んだが、
どちらもなかなかおいしかった。

ただ一つ難点は、
僕たちが行った時は団体客がいて混んでいたこともあるけど、
料理が出てくるまで一時間もかかったことだ。

時間に余裕がない時だったら、
さぞや焦っていたことだろう。
たまたまこの時は、
時間にも心にも余裕がある時だったからいいけど。

というか、
この店はそんな余裕たっぷりな時にふさわしい店なのだろう。
なんだったら、ビールの1本も頼んで、
昼間のビールを楽しみながら気長に料理を待つ。

最初からそう思って行けば、
悪い店じゃない。

ラーメン店のカード返却

2010年04月07日 09時08分02秒 | コメディのかけら

今、このタイミングで言うなよ。
そういう事態がある。

昨日の昼食を食べに入ったラーメン屋で、
そんな光景を見かけた。

そのラーメン店は六本木ヒルズの中にあり、
必ず「駐車券か○○カードのご利用はありますか」
と聞かれる。
それらを使っていると、なんらかの処理をしてくれるのだろう。

「カードをお返しします」

隣の女性客に店員がカードを差し出していた。
だが、その女性客は今まさに麺を口に入れたところ。
受け取りようがない。
まさに、「このタイミングで言うなよ」状態だ。

ずるずるずる。
慌てて麺をすする女性客。
それを突っ立ったまま待っている店員。

かなり呆れた光景だった。

ただ救いだったのは、
その店員が厨房に戻った時、

「お前のタイミングで返すな」

と注意されていたことだった。

ラテ欄へのこだわり

2010年04月04日 10時39分21秒 | 業界のかけら

ラテ欄を書くのに燃えるプロデューサーは多い。

『ダウンタウンDX』のTプロデューサーもその一人だ。

『DX』のラテ欄をよく読むと、かなり個性的だ。
(今度、ぜひ熟読してみてください)

「裸」「全裸」といった言葉が頻出するのも、
『DX』のラテ欄の特徴のひとつ。

そんなTプロデューサーが、
昨日、ラテ欄を書く時のこだわりの一部を披露していた。

「”おしり”って書く時は、
 必ずカタカナで”オシリ”って書く。
 漢字で”お尻”とは絶対書かない」