肉食カップル

2018年05月30日 22時51分56秒 | コメディのかけら

山手線の車中、
食事帰りと思しき男女の会話が聴こえてきた。



男:鹿の肉と蛙の肉は似てたね。



え?



男:動きが似てるからかな、
  筋肉のつきかたとか。

え?



女:そうだね。



え?



お前ら、何の肉を食ってきたんだ?

チカンの薬指

2018年05月24日 09時17分03秒 | ドラマのかけら

その女性が地方から上京したのは、
もう20年以上前の話だ。

東京に来て初めて満員電車に乗った。
埼京線だった。

その車中で初めて痴漢にあった。

その後も彼女は毎朝のように痴漢にあった。
どうやら犯人は同じ男性のようだった。
乗る場所を変えるなどの対処法もあったのだろうが、
当時の彼女には思いつかなかった。

そんなある日、彼女は気づいた。

「この人、薬指に指輪をしている!」

体を触る痴漢の薬指につけた指輪の感触がわかったという。

既婚者の痴漢。

真実はわからないが、彼女は今でもそう思っている。

そんな報告をし合うことに何の意味が?

2018年05月23日 07時29分48秒 | コメディのかけら

酒場で聴こえてきた、女性客の言葉。

「前につきあっていた彼に、
 キャバクラに行ったら行ったって言って、
 私もガールズバーで働いた時は言うからって」

どういうことなんだろ?

女性は彼がキャバクラに行くのが嫌で、
彼の方は彼女がガールズバーで働くのが嫌だったってことか?

前後の会話が分かれば、
もう少し事態はつかめるのだが・・・。

でも、わからないからおもしろい。

最期の時の女

2018年05月17日 09時44分15秒 | ドラマのかけら


最近聞いた、好きな話。




最期の時を迎えた男性の口から出たのは、
家族も初めて聞く女の名前だった。

 



付き添っていた妻や子どもたちは大騒ぎ。

 



後にわかったことだがそれは、


その男性が少年の頃の映画のヒロインの名前だった。

 

 

おそらく彼の初恋の人だったんだろうなあ。

我が家のパトラッシュ

2018年05月13日 22時03分42秒 | 愛犬のかけら


家人(小)は、
中学生になるまで、
ほぼ自分の部屋で寝ることはなく、
リビングのソファで寝ていた。

事情を詳しく説明すると長くなるが、
ひと言で言うと奥まった自室で寝るのが「怖かった」のだ。

ちょうどその頃、
リタ(ミニチュアシュナウザー)を夜間、
ケージに入れるのが面倒になり、
終日、野放しにしておくようになった。

すると、家人(小)と一緒にソファで寝るようになった。
その姿は、ネロ少年とパトラッシュのようでもあり、
まだ幼さの残る家人(小)を護る母犬のようにも見えた。

それから時が過ぎ。

さすがに家人(小)も自分の部屋で寝るようになったが、
それでもしばしばソファで寝落ちする。

リタは普段、家人(大)のベッドで寝ている。
しかし家人(小)がソファで寝落ちした時だけは、
昔のようにピタリと寄り添って寝る。
朝までずっと。

リタの中では今も、
家人(小)は小さい頃のままなのかもしれない。

夜中にソファで寝ている一人と一匹の姿を見ると、
懐かしいような切ないような、不思議な気持ちになるのだ。

「交際報道」の文字を見ると

2018年05月12日 13時11分09秒 | コメディのかけら

ネット記事で

「交際報道」の文字を見ると、



『交際報道ステーション』


というタイトルが毎度、頭に浮かんで仕方ない。


どんな番組だ?

だるまちゃんとてんぐちゃん

2018年05月08日 22時29分25秒 | アイデアのかけら

加古里子さんが亡くなられた。

『だるまちゃんとてんぐちゃん』を読んだのは
幼稚園生の時だから、もう45年以上も前の話である。

最初に読んだ時から大好きで、繰り返し読んだ。

僕の「おもしろいと感じる感覚」の原点の1つが、
この本の中にある。
それが写真の、帽子や履物がズラリ並んだ見開きページ。
このページは楽しかったなあ。
いや、今見ても楽しい。

放送作家の仕事を始めてから、
何度か子供番組を手がけたことがあるが、
このページを元にした企画を考えたことが何度もあるくらいだ。

しかし大人になってから読んでしみじみ感じ入るのは、
てんぐちゃんの素晴らしさ。
自分を羨んで、いちいちマネしてくるだるまちゃんに対し、
「いいぼうしがあったね」
「ずいぶんすてきなはきものだね」
と素直に認めるてんぐちゃんはスゴいよ。
僕もてんぐちゃんのような人になりたいものです。










初めての陶芸(追記あり)

2018年05月07日 10時52分07秒 | 写真のかけら


経堂のまだん陶房で,
陶芸を初めて体験した。

作ったのはビアタンブラー。
手動のロクロを使って、
写真の状態にするまで小一時間。
思っていた以上に指の力を使うもので、
それも新鮮な驚きでした。

今回は成形まで。

この後、
乾燥させて一度焼いて、
色つけをして再び焼くわけですが、
今回そこは陶房の方にやって頂くことに。

完成が楽しみです。


経堂駅から徒歩5分のまだん陶房では、
随時、一日体験の募集をしています。
興味ある方は、『まだん陶房ホームページ』(こちら)
ぜひご覧になって下さい。

自転車で名古屋まで行く

2018年05月03日 10時23分27秒 | コメディのかけら

酒場で会った男性が、
明日からの休みを利用して、
東京から名古屋まで自転車で行くという。

初めての挑戦。
1日140キロぐらい走らないといけないが、
彼の計算ではなんとかなるはずだと言う。

道中、最大の難関は箱根越え。
確かに大変そうだ。

初日はどこまで進む予定なのかと尋ねると、

「新横浜です」

え、新横浜?

「そこに友人がいるので、飲みに行く約束をしてるんです」

彼の今回のゴールは沼津あたりになりそうだ。