スポーツのルールはなぜ変わるのか?

2010年02月28日 07時52分42秒 | ギモンのかけら

スポーツにまったく興味がない。
今回のオリンピックにしても、
一応ニュースで結果だけは見ているが、
その競技を見たいとまでは思わない。

だが、スポーツの周囲には気なることがある。

たとえば、「ルールの改定」だ。

よく知らないが、
最近、モーグルのルールが改定されたらしく、
そのせいで上村愛子は敗れたと知人がブログで憤っていた。

そのブログの中で気になったのは、
「理不尽かつ不可解なルール改定」
という一説だ。

ルールを改定する際、
どんな根拠をもって改定するのだろうか。

たとえば現状のルールだと危険なので改定する。
これならば納得がいく。

他にどんな根拠があるだろうか。

試合時間があまりに長くなるから改定する、
というのもあるかもしれない。

よく噂で聞くのは、
大国が自分たちの国の選手に有利なように改定する、
という話だ。
それにしたって、改定する以上、
それが建前だとしてもなんらかの理由が必要なはずである。

どんなふうにルールは改定されているのか。
そこにどんな理由が表明されているのか。

誰かまとめて教えてくれないものか。


観劇:タニマチ金魚『三日月に揺られて笑う』

2010年02月27日 09時29分11秒 | エンタメのかけら

役者が主宰するユニットの場合、
作家はある程度、主宰者を立たせるべきだと思う。
単独で主宰したのではなく、
二人三人と複数で主宰している場合なら、
一応、その人たちが平等に立つように書くべきではないか。
そう思っている。

というのも、
ここ1年ほどの間に見た何本かの舞台で、
主宰者がないがしろにされているような芝居を数多く見たからだ。

もう少し主宰者を立たせてやれよ。

何度もそう思ったものだ。

そういう意味では、
今回のタニマチ金魚は理想形だ。

主宰者の牧野エミさん、楠見薫さん、中道裕子さん、
3人がいい塩梅で立っている。

さすが土田英夫さん。
プロの仕事だ。

あのコスプレはちょっと反則だけど。

ルービックキューブの記録

2010年02月23日 00時04分46秒 | ギモンのかけら

ルービックキューブをいかに早く完成させるかの記録があるが、
どの状態からスタートするかの決まりはあるのだろうか。

最初の状態が違えば、
完成までのプロセスに差がありそうだし、
かといって同じ状態と決めてしまえば、
それを暗記されてしまう気もする。

いったい、どういう状態からスタートしているのか。

ご存知の方がいたら、
教えてほしいものである。

チ○コ問題

2010年02月21日 22時41分21秒 | 業界のかけら

今、僕の頭を占めているのは、
テレビにおけるチ○コ問題だ。

なんのチ○コまでテレビでオンエアしてよいのか。

というのも、
先日ある番組で、
サメのチ○コを出そうとしたところ、
ぼかしを入れてほしいと言われたという話を聞いたからだ。

犬や馬のチ○コがダメなのはわかる。
でも、サメもダメなのか。

哺乳類から爬虫類両生類と一気に飛んで、
魚類もダメだとは。

ならば、軟体動物はどうなんだ。
イカやタコにも生殖器はある。

甲殻類はどうだ。
いわゆるカニのふんどしを開ければ、
そこには生殖器がある。

さらにいえば、
花なんていうものは、
まさに生殖器だ。
我々は生殖器を鑑賞しているのだ。

チ○コ問題。
これは僕の中でしばらく続きそうだ。

舞台鑑賞:『筒井康隆、筒井康隆を読む』

2010年02月21日 00時23分31秒 | エンタメのかけら

今回が最後の舞台と聞き、
初めてその舞台を見たのだった。

『関節話法』は筒井作品の中でも、
かなり上位に入る作品だと思うが、
読んでも笑うが、
聴いても笑う。
実際、会場は何度も爆笑に包まれた。

そろそろ筒井作品を読み返す時期がきたのかもしれない。

舞台を見終えてそう思ったのだ。

ポジティブビューティー

2010年02月20日 10時42分59秒 | アイデアのかけら

「これからは、
 ネガティブビューティーではなく、
 ポジティブビューティーである」

銀座線の中でそんな会話が聞こえてきた。

美容業界の人たちか、
あるいは流通業界人たちのようだ。

ネガティブビューティーとは、
食品で「カロリーオフ」「糖質カット」のように、
何かがマイナスであることをウリにしているものをさしているようだ。

そしてポジティブビューティーは、
逆に美容にいい成分が入っている、
つまり何かがプラスされていることをウリにしているものらしい。

この言葉、ある種の業界では一般的なのか。

僕は初めて聞いたのでとても新鮮だった。


がん探知犬

2010年02月19日 19時33分33秒 | チシキのかけら

呼気の匂いで、
「がん」かどうかを判別する犬がいる。

この「がん探知犬」、
どうやって訓練しているのか。
前から疑問だった。

空港などにいる麻薬捜査犬は、
微量に麻薬をうたれており、
中毒になっているから麻薬に反応する。
そんな都市伝説的な噂がある。

だから、「がん探知犬」も、
患者から切除した「がん」を食べさせて、
その匂いを覚えるのではないか。
よくそんな黒い冗談をよく言っていた。

では、実際のところはどうなのか。

実際が病院の協力のもと、
がん患者の呼気を集め、
それを犬に嗅がせて覚えさせるそうだ。

なんだ、つまらん。

幸運を呼ぶ厄病神

2010年02月18日 11時45分11秒 | ホラーのかけら

知り合いの店に、
とても陰気な客が来るという。

カウンターに座ってもひと言も喋らない。
話しかけても、うなづく程度。

それどころから彼が来ると、
それまで陽気に喋っていた他の客まで無口になるという。

まるで疫病神だ。

だが、彼が帰ると、
途端に客がやってくる。
それまでどんなに暇でも、
彼が帰った途端に次々と客がやってきて、
満席になることも珍しくないという。

もしかすると「王子と乞食」のように、
福の神と疫病神が、
その夜で立場を交換しているかもしれない。

読書:筒井康隆著『アホの壁』

2010年02月17日 08時53分08秒 | エンタメのかけら
ツツイストとしては、
新書とはいえ新刊が読めるのはうれしいことだ。

だが、読みながら、
ここに書かれた分析や考察を小説として発表してほしかった。
そう思ってしまうのも事実。

しかしながら、
最近の発言を読むと、
もう何を書いても過去の自分の作品と似てしまう、
そう繰り返しており、
たしかに本書の内容を小説にしても、
過去の作品に似たものになってしまうかもしれない。

ならば、筒井作品に詳しい平石滋氏にでも、
「筒井康隆作品に見る『アホの壁』」
というような分類をしてほしいものだ。

映画鑑賞:『板尾創路の脱獄王』

2010年02月16日 09時44分26秒 | エンタメのかけら

今、この時期になってようやく観る。

そろそろ終わりという映画は、
映画館も極端に空いていて、
独特の空気が流れている。
そしてその空気は嫌いではない。

ネタばれになるので感想の詳細は省くが、
どうして芸人が監督をした映画は本人主役であることがこうも多いのか。
まあ、『脱獄王』に関しては、
板尾創路が適役だと思うけど、
監督自身が主役だとどうしても観る目に、
妙なフィルターがかかってしまう。

と、ここまで書いて気づいたのだが、
思えばW・アレンの作品もほとんどそうか。
『アニー・ホール』では、
本人が脚本を書き、監督をし、主演し、アカデミー賞をとった。
同じくアカデミー賞をとった『ハンナとその姉妹』も本人が出演している。

日本の芸人の場合、
映画出演以外の姿をいろいろ知っているから、
妙なフィルターがかかってしまうのか。

とりあえずここまで考えて、
備忘録としてメモしておく。

AGAPE Store最終公演『残念なお知らせ』

2010年02月15日 10時43分31秒 | エンタメのかけら

昨日、スペース・ゼロで観た。

感想は略。

旗揚げ当初に携わった身としては、
最後は『超老伝』でいってほしかったと思うが、
まあ、仕方あるまい。

以前、松永玲子に、
「今、『超老伝』を再演するといったら、あの格好はできるか」
と尋ねたことがある。
サンバダンサー風の露出のはげしい衣装があったのだ。

初演時、松永は二十代だったが、現在は・・・。

だが、そこは女優だ。
「もし、そう望まれるなら」
と答えたはずだ、たしか。

だからどういうというわけではないが、
やろうと思えばできたんだけどなあ、『超老伝』

服装問題

2010年02月14日 01時04分26秒 | コメディのかけら
オリンピックにはまったく関心がないのだが、
国母選手の服装問題だけはニュースで知って、
これだけは気になって仕方ない。

最初は服装の乱れが問題だったんだっけ。
これに関してスキー連盟の会長が不快の念を表明しているらしい、と記事で読んだが。

でも、鼻ピアスじゃないか。

鼻ピアスはいいのか。

服装の乱れうんぬん言うならば、
その前に「鼻ピアスを取れ」とは言わないのか。

知らなかったわけないと思う、会長も。
国母選手が鼻ピアスだったことを。
だけど、そこは許していたわけだ。
ならば、服装の乱れも許してやれよと思う。

その後の謝罪会見の態度も問題になっているみたいだけど、
でも、その前に鼻ピアスだろ。

別に僕は国母選手を擁護するつもりも非難するつもりないけど、
今回の状況はかなりコメディだ。

スターと共演した友人から聞いた話

2010年02月13日 14時47分14秒 | 業界のかけら
友人の劇団系役者が、
ある撮影で岡田准一さんと同じシーンに出たという。

友人曰く、
「大好きになった」

友人のセリフはひと言。
要は端役だ。
そんな端役のカメラ割りをする時は、
主役の代わりをADや助監督がやることが普通だ。
だけど、岡田さんは代役を立てず、
ずっと自分でやってくれたという。

その姿を見て、
一気に大好きになったのだという。

この話を聞いて思い出したのは、
数年前にラジオの仕事で一緒にイスタンブールに行った時のことだった。

帰国する日、
録音のついでにみんなでバザールに寄ったのだが、
新婚のプロデューサーもディレクターも、
出演者を放ったまま新妻への土産を買いに走った。

普通ならばちょっとはムっとしそうなものだが、
まったくそんなことはなく、
静かな面持ちでみんなを待っていた姿が印象的だった。

友人の話を聞きながら、
そんな光景を思い出したのだ。

便利の落とし穴

2010年02月11日 05時20分30秒 | アイデアのかけら

朝、駅の売店でPASMOで雑誌を買おうとしたら、
「通信中なんで」
と断られた。

便利なものほど、
いざそれが使えなかった時のショックは大きい。

だから「便利」をウリにする時は、
いかにそれが使えないという事態を回避するか、
そこに努力すべきだ。

いつも便利なんだから、
それぐらい許せよというのは間違っていると思う。

読書:『板尾日記⑤』

2010年02月09日 23時07分36秒 | エンタメのかけら

さすがに昨年の日記は出ないと思っていた。
だけど、出た。

昔から日記本の類が好きなのだ。
我が家には本棚一列分の日記本がある。

日記本の中で特に好きなのは、
ちゃんと毎日書かれたものである。

書くべきことがあった日だけ記したような、
日付が飛び飛びの日記本は、
読み物としてはおもしろかったとしても、
日記本としての価値は僕の中でちょっと下がる。

さらに言うならば、
「某月某日」のように日付が曖昧な日記本は、
もっと価値が下がる。

そういう意味では、
1年365日を省略することなく綴った『板尾日記』は、
僕にとって極上の日記本である。

でも、去年のものは出ないかもしれない。
出なくても仕方ない。
そう思っていた。

しかし、出た。

これがいかにすごいことか。

手にとって読んでいただければわかるはずだ。