絵画と贈賄

2011年01月30日 00時02分08秒 | コメディのかけら

政治家へ賄賂を渡す、
古典的な手段として、
「絵画」を贈るという方法があったそうだ。

業者は政治家の事務所に飾る絵を贈る。

その数日後、
画商が来てその絵を買い取る。

贈賄終了。

おそらく二束三文の絵なのだろう。

古典的な方法だと聞いたから、
さすがに今では行われていないだろうが。



酒と尿意

2011年01月28日 10時04分31秒 | コメディのかけら

友人のAさん(女性)は、
酒を飲むと異常にトイレが近くなるという。
だから電車を使って行くような場所では、
ほとんど酒を飲むことができない。

しかしどうしても遠方で、
といってもたかだか電車に10分20分乗る程度だが、
そういう場所で飲まねばいけない時は、
飲む前に頻尿用の薬を飲むという。

たしかにそれなら尿意は抑えられるが、
絶対に身体に悪いと思う。

だから同じようなことに悩む人にはおすすめできない。

ゆとり世代の合コン

2011年01月26日 22時23分56秒 | コメディのかけら

最近の合コンは、
男女それぞれの幹事が、
男女それぞれのメールアドレスを全員分聞き、
相手側に渡すと聞いた。

つまり全員が相手のメールアドレスを知ることができるわけだ。

う~ん。

出し抜くとかいっさいなし。
スタートラインは一緒。

かつての合コン番長たちが聞いたら、
唖然呆然とする事態。

その平等主義は美しいかもしれないが、
合コンに行かない僕から見ても、
どこか釈然としない。

ということは、美しくないのか。

総務省地デジコールセンターのおそまつ

2011年01月25日 13時11分41秒 | アイデアのかけら

老母の住む実家のテレビを地デジにせねばと思い、
総務省地デジコールセンターに電話をしたのだ。
アナログのテレビの画面にうるさく出てくるあの番号だ。

地デジにするには何が必要か。
それだけは教えてくれた。
しかしそれしか教えてくれない。

あとは近所の電気店に手配してくれというが、
離れて暮らしているわけだし、
老母ひとりでその手配はかなり困難だ。

もっと細やかなサポートをしてくれるところはないか尋ねると、
「デジタル110番」の番号を教えてくれた。

かけてみる。

つながらない。

地デジコールセンターに再び電話をかけると、
「携帯電話やIP電話ではつながりません」

なぜ、それを最初にアナウンスしない。
今の時代、携帯電話からかける人間が圧倒的に多いはずだ。
携帯ではつながらない110番も110番だが、
それを伝えないのも不親切極まりない。

再び家の固定電話でデジタル110番にかける。

するとこんなアナウンスが流れた。

「本日は本社研修のため受付しておりません」

なぜ、本日休みの連絡先を平然と教えるのだ。

本当にひどいよ、総務省地デジコールセンター。
あまりに稚拙というか粗悪なサービスである。

ドラマと人物紹介

2011年01月23日 22時29分46秒 | エンタメのかけら

テレビドラマでは、
人物紹介に苦労するという。
特に群像劇の場合、苦労は増す。

もっとも安易な方法は、
主人公のモノローグで紹介してしまうことだ。

これはちょっと反則だと思う。

だが、この手をとるドラマは多い。

『デカワンコ』の初回も、
いきなり主人公のモノローグで、
刑事たちの紹介が始まった。

またこの手かと思った、次の瞬間、
大倉孝二演じる刑事が、

「うるさいよ!」

モノローグが心の声ではなく、
実際の声として洩れていた、
というギャグになっていたのだ。

なるほど。

ドラマの定番を逆手にとったこのギャグに、
『デカワンコ』への期待が高まったのだ。

不衛生なので

2011年01月20日 00時57分12秒 | コメディのかけら

渋谷駅前の植え込みに、
こんな注意書きが。

「不衛生なのでエサをあげないでください」

注意書きの周囲に目をやると、
路上生活者が多数。

もちろん、彼らに関する注意書きじゃない。
たぶん野良猫だろう。

しかし偶然とはいえあまりの組み合わせに、
思わず笑ってしまったのだ。

占いNG

2011年01月15日 19時13分49秒 | 業界のかけら

ある女性タレントは占いNGだという。

三十半ばを過ぎてまだ独身の彼女は、
必ず結婚について占われる。

それにいちいちリアクションするのが面倒、
というのがNGの理由だ。

まあ、わかる気もする。

初場所を観に行く

2011年01月13日 11時48分41秒 | エンタメのかけら

初めて大相撲を観に行った。

普段、相撲を観ないので、
いろいろなことが新鮮だ。

外国人力士が増えているとは聞いていたが、
まさかあれほどまでとは思わなかった。
西方など、20人中10人が外国人力士だ。
当然、外国人力士どうしの対戦もたくさんあり、
呼び出しで両者、国名と聞いたこともないような出身地を告げられると、
なにかの国際大会に来ているような気がする。

まだ4日目ということもあり場内は空いていた。
あとで知ったのだが、4918枚もチケットが売れ残っていたそうだ。
チケットを買って来れなかった人もいるだろうから、
実際の観客はもっと少なかったに違いない。

しかしよくよく考えれば、
平日のあの時間に相撲を観に行くことができる人など限られている。
客席にはお年寄りや女性が多かったのも頷ける。
中入りが3時50分で、6時には終わってしまう。
そんなタイムスケジュールが今の時代にあっているとは思えない。

あの6時というのはNHKの放送に合わせたものだと聞いたが、
本当だろうか。
NHKは放送時間を変えるつもりはないだろう。
あの時間でも十分視聴率をとっているからだ。
大相撲も放送権を売ることで大きな収益を受けているわけだから、
NHKが放送時間を変えない限り、6時終了のままだろう。
普通に働いている人は別に見に来なくていい。
そんなふうに思っているのではと勘繰りたくなる。

つまり何が言いたいかというと、
このままだと大相撲ファンはどんどん減っていくだろうなあ、
ということだ。
観るファンが減れば、当然、志願者も減る。
気がつけば8割が外国人力士、
そういう時代が来るかもしれないし、
それはそれでおもしろい。

新成人と犬の糞

2011年01月11日 00時45分08秒 | コメディのかけら

犬の散歩をしていたら、
向こうから晴れ着姿の新成人たちが来た。

すれ違う直前、
犬が座り込み・・・排便。

そして、新成人たちとすれ違う瞬間は、
俺がトイレットペーパーでウンコを片付け。

まあなんというか、
これはこれでおもしろかなしい光景だと思ったのだ、

タクシーの運転手のこの言葉にカチンとくる

2011年01月11日 00時36分45秒 | コメディのかけら

タクシーで行き先を告げようとすると、
すかざす運転手が言う。

「このあたりあまり来ないんで」

だからなんなんだ?

客を乗せてきて、
普段のテリトリーと違うところに来てしまったということだろうが、
そう言われてもなあ。

繰り返す。

だから?

ラマダーンと商売

2011年01月08日 10時17分53秒 | チシキのかけら

父方の実家がイランだという人から聞いた話だ。

ラマダーンの間は日中、飲食店は営業してはいけない。

しかし、食材そのものを売る店は営業してもいいそうだ。

あくまで聞いた話なので、どこまで正確な話かは保証できないけど。

つぶやきシローの話

2011年01月06日 10時51分32秒 | 業界のかけら

テレビではすっかり見なくなったつぶやきシローだが、
今はtwitterでかなり儲けているらしい。

それもこれも「つぶやき」という名前のおかげだ。
もし「つぶやき」ではなく「ささやき」だったらこうはなっていない。

ささやきシローじゃなくてよかった。

そう思っているに違いない。

あるいは、時代が俺に追いついたと思っているかもしれない。

まあ、あくまで勝手な想像だけど。

大喜利の技

2011年01月05日 09時30分38秒 | 業界のかけら

昨夜、ある大喜利番組を観ていて、
大喜利のおもしろさは、
ネタの内容もさることながら、
「読み」のトーンや、
フリップの出し方にも大きく影響を受ける、
ということを改めて痛感した。

「カラー」か「アナログ」か

2011年01月04日 15時36分59秒 | アイデアのかけら

テレビが「白黒」から「カラー」への移行期、
カラーの番組の画面には「カラー」の文字が出た。
それによって人々の憧れをかき立て、
白黒テレビをカラーに買い換えさせたのだろう。

「アナログ」から「地デジ」に移行しようとしている今、
テレビには「アナログ」の文字が出る。
「カラー」の時とは逆に、
「お前はまだアナログだ。7月になると映らなくなるぞ」
と、不安感を煽り、劣等感を刺激しているように思える。

テレビを買い換えさせるという同じ目的なのに、
そのアプローチの仕方は対称的だ。

そしてその脅迫的なアプローチのせいか、
僕のまわりでは地デジ化をきっかけにテレビを家に置くのはやめよう、
そう言っている人が増えている。

実はそれこそテレビ界最大の危機だと思う。

小学校とテロ

2011年01月03日 16時40分22秒 | コメディのかけら

友人の設計士が、
今、小学校の設計を手がけている。

小学校の設計で肝となるのは、
デザイン性や機能性より、
まず「安全性」である。

友人も設計プランを説明する際には、
耐震性など安全面について特に丁寧に説明したという。

するとこんな質問がきた。

「テロは大丈夫ですか」

テロ?

どうやら9.11のように、
飛行機が突っ込んできても大丈夫か、
そう尋ねているらしい。

なんだその心配は?

日本の小学校がテロに襲われる、
しかも飛行機で突っ込んでくるようなテロに襲われる可能性は、
ゼロだと言ってしまっていいだろう。

「難癖なんだよね」

と友人は言う。

重箱の隅を突くこという言葉があるが、
この場合、ない重箱の隅を突いているような感じだ。

飛行機が突っ込んでも壊れないような校舎を作ることはできるかもしれない。
しかしそのためには莫大な費用がかかる。
そこまでして絶対に起きない危険に備える必要があるだろうか。

などと、まともに受け取る必要もないだろう。

ただただその無意味な質問を笑うだけだ。