holoholo

2022年03月12日 11時46分24秒 | 記憶のかけら
昨年の記念日、
下北沢のビストロに行き、
とても良い店だったのだけれど、
食事中、家人(大)と、
「こんな時にholoholoがあったらなあ」
という話になったのだった。

我が家の何か特別な食事は、
ある時期からほぼholoholoだった。
だから、holoholo無き今、
特別な食事をしようとすると、
店を選ぶのに難儀する。

あの店のどこが良かったのか、
という話になった。

オーナーの淳子さんが知り合いである、
料理が美味しい、
という真っ先に思いつく他にも、
いろいろな理由が出てきた。

まず「表参道」という場所。
当時、家族での外食はほぼ地元だった。
だから、わざわざ表参道まで食事に行く、
そこからがすでに特別な食事の始まりだった。

「店の明るさがちょうどよかった」と家人(大)
たしかにそうだ。
仄暗い路地を通って、
目立たぬ入り口のドアを開けると、
明るすぎない、かといって暗すぎない、
この言い方でうまく伝わるとは思えないが、
家族や親しい人たちと食事をするのに、
ちょうどよい明るさだった。

そしてもう1つ家人(大)があげた理由は、
僕が思ってもいないことだった。それは、
「店員のみんなが仲良さそう」
そんなところを観ていたのか。

人間の死には、
肉体の死と忘却による2つの死があるとよくいうけど、
店の閉店も同じことだと思う。
これからも我が家では特別な食事をする時、
「あー、holoholoがあったらなあ」
と思うだろうし、
そこで過ごした時間を懐かしく思い出す。

2022年3月11日の備忘録(ギャラ減額となる)

2022年03月12日 08時20分58秒 | 日々のかけら


Mar.11(Fri.)

■今日という日。

11時、オンライン会議。立場上、僕が上がってきた構成に対して是非を出していかねばならぬ。責任重大。

昼食を取りに出た途中。某番組のプロデューサーから電話。ギャラ減額のお願い。これまで番組の途中でギャラが下がることはなかったが、昨年から増えてきた。制作費も下がっているので仕方ない。こういう時はすぐさま了承するようにしている。作家の数を減らす番組、そもそも作家を使わぬ番組が増えている中、継続して仕事ができるだけありがたい。

千歳船橋の『長寿庵』で蕎麦。あんかけの蕎麦だが、とろみが強烈で麺がなかなか持ち上がらず。





食後の運動に、まずはニナの散歩。ご機嫌だ。

14時、オンライン会議。すぐさま終わる。

続いて、リタの散歩。ニナが嫉妬し、うるさく吠える。外に出ても聞こえるほどだ。リタの散歩中、東日本大震災発生の時間を迎える。あの時、まだ小さかったリタは、怯えて中庭に飛び出したそうだ。

16時半、オンライン会議。『Covers』、情報解禁前なので詳細は伏せるが、楽しみな初登場ゲストが新年度も続々登場。

夜、某所で某件について緊急の打ち合わせ。あまりいい状態ではない。どうなる?