「猪突猛進」の言葉どおり、
山の中で猪に出会うと、
こちらに向かってまっすぐ走ってくるという。

しかも、人間の股の間をくぐるようにして。

この時、猪の牙が内腿にぶつかり、
そこを走る太い血管を切り裂くことが、
しばしばあるそうだ。

聞いた話なので、
どこまで本当の話かわからないが、
ベテラン猟師が言っていたのだから、
たぶん本当なのだろう。

ベテランの猟師から、
猟犬の条件を教えてもらった。

生後３ケ月ぐらいの子犬に、
捌いたばかりの猪を見せて、
すぐに飛びついたり、
血の匂いを嗅ぎ始めたら才能あり。

逆に、
近寄りもせず、
敬遠しているようだったら才能なし。

なるほど。

シンプルだ。

アフリカの難民キャンプに取材に行った人から聞いたのだが、
キャンプにいる難民たちもみんな、
携帯電話を持っているそうだ。

プリペイド式の携帯。

それを使ってキャンプの中、
難民どうしが連絡を取り合っているという。

筒井康隆の『アフリカの爆弾』の上を行く光景だ。

昨年やりました日本酒朗読会、
『聴き酒夜話』第四夜の模様が、
こちらで見られます。

出演は福山亜弥さん＆松尾貴史さん。

お時間のある方はぜひ。

アメリカの大統領は常に核ミサイルのスイッチを携帯している。

日本に来た時も、
すぐ傍にいる軍人が、
核ミサイルのスイッチが入ったアタッシュケースを持っていた。

それは映像にも残っている。

スイッチといってもボタンを押すわけではなく、
日々変わるコードを入力する形式らしいが。

でも、スイッチであることに変わらない。

なんとコメディーの匂いがする状況ではないか。

アメリカに、そんなコメディーかコントがすでにありそうだ。

今日、ある会議で出た名言。

「自分の美しさに気づいていない女性はいない。
　だが、自分が美しくないことに気づいていない女性はけっこう多い」

数年続いているある番組の総合演出が変わるという。

番組が不調だからでも、
あるいはリニューアルからでもない。

「若手を育てる」
という局（会社）の方針らしい。

局には局の都合があると思うが、
この方針はちょっと賛同しがたい。

総合演出を変えるというのは、
実は番組のMCを変えるぐらい大きなことだと思う。

もし若手を育成したいなら、
できあがった神輿に乗せるのではなく、
イチから番組作りができる場を与えた方が、
ずっと力がつくはずである。

おかげでしばらく番組が妙なをするに違いない。

それを考えると憂鬱になるのだ。

１月末からやっている、
『チキンラーメン』の新ＣＭがいい。

ひよこの着ぐるみを着て、
歌いながらチキンラーメンを売る芦田愛菜。

そのメロディーも印象的で、
気がつくと脳内ヘビーローテーションしてしまうのだが、
僕が好きなのは、途中で登場する主婦だ。

気持ちよさそうに歌う愛菜ちゃんに、

「ボクちゃん、うるさい」

ひと言のセリフだが、
「ボクちゃん」と「うるさい」の微妙な間、
そして「うるさい」という語のトーンや言葉の置き方がとてもいいのだ。

と、書いても何のことやらよくわからないだろう。

あえてリンクしないが、
「チキンラーメン」のサイトやYoutebeにもいっぱい転がっているので、
興味のある方は確認してみて下さい。

世界大会に出場するスキー選手は、
日本以外の国で最終調整を行うことが多いと聞いた。

日本の雪質が、
大会が行われる国と比べて良すぎるからだという。

日本の雪の感覚で、
海外の雪にのぞむとうまくいかないらしい。

だから、あえて雪質が日本より劣る場所で最終調整を行うのだ。

優れていることが、
マイナスとなることもあるのだなあ。

会議に差し入れに、
恵方巻きを持ってきてくれた方がいた。

たしかに節分だったけど、
会議の差し入れにこれほどふさわしくないものはない。

丸かじりしている姿はまぬけだし、
食べている間は喋ってはいけないので、
会議も滞る。

まあ、そもそも恵方巻きなんてローカルな習慣が、
全国展開していること事態もおかしなことなんだけど。

そして節分の夜に、
縁起物である恵方巻きが、
コンビニの店頭でたたき売りされている様子も、
かなりおかしなことになっている。