目覚まし時計は歌う(選挙ソング)

2009年08月30日 07時28分54秒 | その他のかけら
♪起きろよBaby 今日はいい天気だ Hoo
 選挙に行って投票しようぜ

ということで、今日は選挙だ。

今まで国民の義務をことごとく忘れたり、無視したり、忘れたりしていたが、
今回は男女もすなる選挙に行く。

僕の住む地域では、小選挙区に4人の候補者がいる。
自民、民主、共産、幸福実現、それぞれの党から一人。

4択だ。
「ミリオネア」以上に難しい4択だ。

この4人がどんな人物なのかよくわからないので、
結局は政党4択をやらされている気がする。

僕以外の地元有権者はどうなのだろう。
僕が候補者に対する知識がなさ過ぎるのか。

ある人が、
「今回の選挙は加点法ではなく”減点法”で選ぶしかない」
と言っていた。

なるほど。

そして、個人的には、
選挙以上に「最高裁判所裁判官国民審査」に関心がある。

なぜ関心を持つことになったかは省くが、
いざ関心を持って考えると、
国民審査に関する情報はあまりに乏しい。
本当にやる気あるのかよと思うぐらいの乏しさだ。

幸い最近は、
どんな裁判を扱い、
その裁判がどんな結果に終わったのかをまとめたサイトもあるので、
それを見ると、「国民投票したい」という気分になるだろう。

こういう情報って新聞に載っているのか。
見落としただけか。

そういえば、ついでに最高裁判所のホームページを見たら、
裁判官のプロフィールが載っていた。
これがちょっとどうかと思う内容だった。
経歴に続いて、信条・趣味の欄がある。

趣味:プロ野球(幼児からのタイガースファン)

そんな情報知りたいか?

というわけで選挙だ。

♪起きろよBaby 今日はいい天気だ 

多摩急行の罠

2009年08月29日 08時26分11秒 | ギモンのかけら

小田急線には、
「急行」と「多摩急行」のふたつの急行がある。

「急行」はそのまま小田原方面に向かい、
「多摩急行」は新百合ヶ丘から唐木田方面へ向かう。

それはいい。

問題は新宿から新百合ヶ丘までの停車駅だ。

一応、同じ急行なので、停車駅はほぼ一緒。
だが、多摩急行は「向ヶ丘遊園」駅にだけは停まらない。

なぜ、この一駅だ通過することにしたのか。

「登戸」「向ヶ丘遊園」と二駅続けて停まるのはどうかと思うが、
ならば、通常の急行でも同じことがいえるはずだ。

どうしてだろう?

先日、向ヶ丘遊園に行くのに、
まちがって多摩急行に乗ってしまい、
車内で呆然としたとき、
あらためてギモンに思ったのだ。

でも、僕と同じまちがいをしてしまう人は、
けっこういると思うのだが。

座っているのと立っているのとでは

2009年08月27日 08時10分40秒 | コメディのかけら

ある打ち合わせにダンスの先生だという女性がいた。
どちらかというと丸顔の可愛らしい感じの女性だ。

前回の打ち合わせでは、
僕が遅れて来て僕が先に帰ったので、
彼女の姿は座ったところしか見ていない。

昨日の打ち合わせは僕が先に着いていたが、
いつの間か彼女は席についていた。

打ち合わせが終わり、
帰りのエレベーターで一緒になった。

大きい。
座っている姿からイメージするよりはるかに大きい。
多分、僕よりも身長が高い。

座っているのと立っているのとでは、
まったく感じが違う。

その違いがなんともおもしろかったのだ。

意外とマスクマンがいない

2009年08月25日 08時11分10秒 | コメディのかけら

新型インフルエンザの流行が、
本格化してきた。

だが、新型インフルエンザ初上陸のころと比べると、
マスクをしている人の姿を見かけない。

あの時期、ちょっとどうかと思うほどのマスク率だった。
なにも知らない人が見たら、
どんな伝染病が蔓延しているのかとおののくのでは、
そう思うほどのマスク率だった。

今の方が感染者も増えているというのに。

マスクの売上げ自体は増えているようだが、
予防のためにマスクをしている人の姿はあまり見かけない。

あのころ、過剰に神経質にマスクをした人たちは、
今、どんな心持ちでいるのだろうか。

蝉のなる木

2009年08月23日 08時45分42秒 | ホラーのかけら

実家の近くにグランドがあり、
それを囲むように大きな木が植えられている。

グランドの横を歩いていたら、
木の幹に蝉がいるのを見つけた。

子どものころだったらさぞやテンションが上がっていただろう、
そう思いながら歩いている、
別の木に今度は2匹蝉がとまっていた。

一緒にいた実家暮らしの母親が言う。

「こっちの木に蝉がよくいる」

グランド横の木は、
残念ながらその名前はわからないが、
樹皮が細長い甲羅状の木と、
樹皮が薄い色で滑らかな木という
対象的な2種類が交互に植えられており、
滑らかな樹皮にしか蝉の姿はない。

母親に導かれて、
滑らかな木の裏側、
つまり通りに面していない側を見てみると、
そこには僕の身長程度の高さに、
蝉が5,6匹とまっていた。

「これはみんな今朝かえった蝉」

そうか。
今朝、羽化したばかりだから、
こんな低いところにとまっているのか。

たしかに木の麓を見れば、
そこには抜け殻が落ちている。

よく虫取りをしたころ、
こんな光景を見たことはなかった。

蝉は常に木の高いところにおり、
網を伸ばさないと取ることはできなかった。

どうしてこんな所に蝉がいるのか。

今年が大量発生の年なのか。
それとも子どもたちが虫取りをしなくなったからなのか。

それはなんとも非現実的な光景だったのだ。

怖い聞きまちがい

2009年08月20日 08時27分34秒 | ホラーのかけら

「北朝鮮のマスゲーム」と言ったのを、
一緒にいた知人の妻が聞きまちがえて、
こう聞き返してきた。

「北朝鮮の罰ゲーム?」

北朝鮮の罰ゲーム。

想像するだけで恐ろしい。

魔女の支度

2009年08月19日 09時28分49秒 | コメディのかけら
僕が「魔女」と呼んでいる女性プロデューサーがいる。

彼女の伝説はいろいろあるが、
その多くはファッションに関するものだ。

たとえば、
イタリアロケに同行した際、
出演者の女性タレントですらスーツケース1つだったのに、
彼女はスーツケース3つに加えて
メイク道具などかなり大きな手荷物を機内に持ち込んだそうだ。

そんな彼女だから毎朝の支度も大変だ。

入浴メイクの段取りは省くが、
今日の服を選ぶ前に今日の天気を調べる。

天気に合わせて服を選んだら、
今度は服に合わせてバッグを選ぶ。

バッグが決まったら、
バッグに合わせて財布を選ぶ。
当然、財布の中身は前日の財布から移さなければならない。

財布の中身の一部を移し忘れて、
後で慌てることもしばしばだそうだ。

毎日毎日そこまでする必要があるのとも思うが、
魔女には魔女のルールがあるのだ。

カツオブシとカビ

2009年08月18日 08時29分59秒 | チシキのかけら

発酵学の小泉武夫先生の話をうかがう機会があった。

短い時間ではあったが、
興味深い話の連続。

その中のひとつを挙げるとすれば、
カツオブシの話である。

カツオブシは発酵食品。

そう言われて驚いた。

カビつけのカビにより、
たんぱく質が分解され、
うまみ成分であるアミノ酸に変わる。
この部分が発酵なのだそうだ。

なるほど。

このプロセスに関する知識はあったが、
これもまた「発酵」であるということは見落としていた。

普通、日本の発酵食品というと、
納豆、味噌、酒、漬物、なれずしなどを思いつくが、
カツオブシも発酵食品だったのだな。

さらにカツオブシのカビには、
他にも優れた働きがあるという。

ひとつは「脂を分解」。
刺身で食べると脂の多いカツオだが、
カツオブシで出汁をとっても脂が浮かないのは、
カビが脂を分解しているからだそうだ。

そしてもうひとつの働きが、
「乾燥を促進」
カビは水分を吸収する。
なので、カビ付けを繰り返すことで、
あそこまで乾燥するのだという。
しかも空気や日光による乾燥と違い、
カビを使った場合、
均等に乾燥が進んでいく。
そこが最大のメリット。

やるな、カツオブシのカビ。

身近な食品の中にも、
驚異はまだまだ潜んでいる。

肘瘤の消失

2009年08月17日 07時41分59秒 | ホラーのかけら

以前、何度か書いた僕の肘の瘤だが、
ある日気がつくと消えていた。

現れた時もいつに間かだったが、
消えた時もいつの間かだった。

瘤の中にたまっていた血漿は、
また体の中に帰っていったのだろう。

瘤になった部分の皮が伸びて、
治ってもおかしなことになっているのでは、
そう心配もしたが、
幸い以前となんら変わることなし。

まるでロプノール湖のような、
我が肘瘤だった。

CMの位置

2009年08月16日 08時36分28秒 | 業界のかけら
レギュラー番組の提供をしているスポンサーが、
ある放送回のあるVTRが企業イメージに合わないので
そのVTRの間と直後のCM枠には自社のCMは流さないでほしい。

そんな要請をすることもあるということを先日初めて知った。

まあ、実際は企業が言っているのではなく、
その企業担当の代理店の営業が言っているのだろうけど。

でも、そこまでスポンサーに気を使わなければいけないご時世のようだ。

ブルーギルの食べ方

2009年08月15日 11時10分05秒 | チシキのかけら

以前、ある番組で、
恵比寿『かのふ』の方が、
ブラックバスとブルーギルを料理していた。

先日、その『かのふ』で食事をする機会があったので、
料理をされた方に詳しく聞いてみた。

食べて美味しくないと言われるこれらの魚、
実は臭みがあるのは、皮だそうだ。
だから、ちゃんと皮をはいで食べれば、
どちらも普通に食べることができる。

幽庵焼きにしたら、
驚くほど美味しかったそうだ。

ちなみに、
ブラックバスとブルーギルでは、
美味しかったのはブルーギルだったとのこと。

もし釣る機会があったら、
一度試してみてください。

白身だからフライでもいいし。
でも、どんな調理をするにしても、
とりあえず皮は全部はいでくださいね。

ワサビ嫌い

2009年08月13日 08時12分45秒 | コメディのかけら

仕事で知り合ったある女性は、
ワサビが大の苦手で、
寿司を食べる時はいつもサビ抜きだという。

でも、まあ、この程度の人は他にもいる。
彼女のワサビ嫌いが過剰なのは、この先だ。

「職人さんの手って、
 ワサビの匂いが染み付いているんですよ。
 だから、実はそれだけでもちょっとダメで」

じゃあ、寿司など食わなければよいではないかと思うが、
寿司そのものは大好きらしい。

面倒な人だ。

彼女は寿司屋でどうしているのだろう。
自分の寿司を握ってもらう前に、
「すいません、手、洗ってもらえますか」
とでも言っているのか。

観劇:『来来来来来』

2009年08月12日 08時18分06秒 | エンタメのかけら

本多劇場で、
劇団、本谷有希子公演『来来来来来』を観る。

平日夜だというのに、
客席は補助席も含めて超満員。

不思議な舞台だった。

観ていて「やりきれない気持ち」が、
どんどん煮詰まっていくのだろうと思っていると、
ある程度煮詰まったところでリセットされる。
それが繰り返される。

蛇の生殺し状態。

意図的なものか。
それとも偶然か。

ネタばれになるので、
詳細は省くが、
個人的にはあの人とあの人は、
道具としてではなく人物として出してもよかったのではないかと思うが。

あえて道具にしたのはねらいなのだろう。

それにしてもあっという間の1時間45分だった。

ステージと客席の距離

2009年08月11日 08時44分50秒 | 業界のかけら

正確には地下アイドルではないのだろうが、
限りなくそれに近いグループのライブを、
知り合いに誘われて、
人生の経験値を上げるために観に行った。

新宿の裏通りの目立たぬ場所にあるライブスペースである。

会場には100名弱の観客がおり、
その半分はステージにかぶりつきで見ている。
(まあ、ステージといっても、
 客席から30センチも上がっていないステージだが)
しかも最前列の男たちは、
床に座り込んでいる。

異様なのは、
ステージまで至近距離であるにもかかわらず、
巨大な望遠レンズをつけたカメラを
構えている者たちが多数いることだ。

どれだけアップで撮るんだ?
毛穴まで撮る気か?

ライブに関しては想像の範囲だったけれど、
気になったのは、
曲と曲の間のMC部分における、
トークと客席の関係だ。

ステージ上からの質問に客が答えるのはもちろん、
他にもどんどんため口でツッコミを入れていく。

その様子は、
まるで正月に親戚一同でカラオケに行き、
娘たちが歌っているところに、
親戚のおじさんが絡んでいるようだった。

このたとえが適切かどうかはさておき、
とてもステージと客席の距離感とは思えなかったのだ。

後から聞いたところによると、
男たちはライブや撮影会などの頻繁に足を運んでいるため、
ステージ上の出演者たちと顔見知りになってしまっているから、
ということだが・・・。

そんな距離感の男たちに囲まれた彼女たちはどこへ向かうのか。

芸能界の袋小路のひとつを見た気がしたのだ。


グラビアと前衛

2009年08月10日 09時31分36秒 | コメディのかけら

グラビアタレントは、
その撮影現場で、
冷静に考えると、
ちょっとどうかと思うような演出をされることが、
しばしばある。

最近話を聞いた某さんが、
今まで一番「あれはないよなー」と思った演出は、
DVDの撮影で、
ダッチワイフにテープをグルグル巻きにし、
性別不明な人形に仕立て、
それとプロレスをしろ、
というものだったそうだ。

その光景を想像してください。

見ようによっては、
前衛的なパフォーマンスのようではないか。

ファンの男性たちは、
どんな気分でその映像を見たのだろうか。