こんな時でもその勧誘は必要なのか。

2011年11月28日 22時14分45秒 | アイデアのかけら

日曜日に新宿へ買い物に行った。

どこもひどい混雑だ。
レジには長い列ができている。

それにもかかわらず、
行く先々で、
会計の際にポイントカードを持っているか、
持っていないならば作らないか、
そう勧誘される。

作ってもかまわないのだが、
後ろに並ぶ人たちのことを思うと気が引ける。

ポイントカードを勧めるのは、
接客マニュアルに即した対応なのだろうが、
果たしてこの状況でそれをやるのが正しいことなのだろうか。

もしポイントカードの手続きを始めれば、
そのレジの列は滞ってしまうはずである。

この問題の解決策は思いつかないのだが、
あの勧誘はあまりいいものとは思えないのだ。

長い長い3分

2011年11月25日 07時30分50秒 | コメディのかけら

ある作家が会議の時間になっても来ないので、
APが確認の電話をすると、

「あと3分で着くそうです」

僕もよく言ってしまうが、
3分で着くと言って3分で着くことはまずない。
5分10分はかかるだろうと思っていた。

しかし実際、彼が来たのは30分以上経ってからだった。

「警察につかまってしまって」

彼がAPからの電話を受けたのは運転中だった。
運転中の携帯電話が違反なのはわかっていたが、
遅れている負い目があってついつい電話に出てしまったのだ。

そして電話を切ったところで、
警察官が現れて、

「運転中の携帯電話は違反だって知ってるよね」

点数と罰金をとられたそうだ。

かわいそうな話である。
だが、笑える話でもある。

悲喜劇だ。

今後しばらく話のネタとして使えるから、
それでよしと思いしかないだろうな。

そんなに金が払いたくないのかなあ

2011年11月23日 00時59分22秒 | アイデアのかけら

亡母が残した簡易保険の手続きをようやく終えた。

と思ったら、連絡があった。
まだ足りないものがあったという。

母が生まれてから戸籍に残る本籍地まで間の記録が欲しいという。

なんで、そんなものが必要なのだ。

そう尋ねると「相続」のためだという。

詳細は略すが、
支払われる金の一部が相続の対象となるのだ。

相続ならば我が家の場合、
母の子の存在わかればいいのではないか。
それはすでに提出している改製原戸籍でわかるはずだが、
と言うと。

「お母様が現在の本籍地に籍を移したのが30歳の時、
 それ以前に子供がいた場合、相続の対象になるので、
 一応、その有無を確認するために必要なんです」

なんだ、それは。

同じ郵便局の貯金の場合、
その全額が相続の対象になるにも関わらず、
そんなことは言われなかったぞ。
僕が先方の書類に記入すればそれでOKだった。

そんなに金を払いたくないのか。

あとで文句を言われないようリスク回避のためだと思うが、
「できることなら金を払いたくない」ようにしか思えない、
手続きの煩雑さだ。

実際、戻ってくる金が数万だったら、
面倒だからと放っておく人も多いのではないか。
その金はどうしてるんだ?

これが数億という金額ならば、
相続でややこしいことになることがあるのもわかるが、
今回は数十万の話だ。

もし、僕の知らない兄弟が、
自分にも相続の権利があると主張してきたら、
逆におもしろい。
熨斗をつけて進呈しようじゃないか。

それはさておき。

簡保側も、
金額があまり多額じゃなかったら、
そこまでの証明書類は必要ない。
そんなふうにしてもいいんじゃないか。

ちなみに今回の僕の件は、
万が一、揉めても簡保側には迷惑をかけないと念書を書くから記録提出は勘弁してくれと交渉している。
その結果がどうなったかは、またここで報告します。

秋田のじゅんさい

2011年11月22日 09時16分59秒 | 旅のかけら

秋田の道の駅のようなところで、
一升瓶に入ったじゅんさいを売っていた。

そんなに食べるか、じゅんさい。

と驚いていたが、
秋田出身の知人に「普通だと思っていました」
と言われた。

地域によって、
売っているサイズが違うというものは、
他にもいろいろありそうだ。

すっぴんの酒

2011年11月20日 21時55分59秒 | 旅のかけら

秋田の大曲に行ってきた。

『刈穂』という酒の酒蔵を見学するためである。

いろいろと興味深い話を聞いたり作業を見せてもらったが、
その中の一つに「蔵付きの酵母」による酒造りの話があった。

通常、日本酒を造る際は、
仕込みの段階で酵母を入れる。

しかしそれをしないのだ。
あくまで蔵の中にいる酵母が増えるのを待つのだ。

目に見えない連中が相手だ。
かなりの博打な気がする。

リスクを犯してまでそんな試みをするのは、
蔵本来の酒の味を求めてだという。

たしかに蔵が始まった明治初期には、
酵母を入れるなんてことはなかった。
酒が酵母によって作られているは知らなかったのだから。

こうして作る蔵付きの酵母で作った酒を「蔵の素顔」と言っていた。

わかる気がする。

それはいわば「すっぴんの酒」である。

中華料理店の入り口にて

2011年11月16日 15時50分33秒 | コメディのかけら

昼食を食べようと、
お目当ての中華の店に行ったら、
この店にしようかどうか店頭のメニューを見て迷っている老夫婦がいた。

その二人を追い越すかたちで、
2階にある店に行ったのだが、
その時に思ったのは、
僕たちで満席になってしまったらちょっと嫌だなということだった。

別に僕たちが悪いことをしているわけではないが、
後からあの老夫婦が来て、
満席ですと断られるのを見るのは、
なんとなく気分が悪いじゃないか。

そんなことを思いながら、
店に入ったら、
幸い座敷の席が2つ空いていた。

よかった。

そしてしばらくして先ほどの老夫婦が来た。

ますますよかった。

と思って見ていると、
どうやら座敷の席はお気に召さなかったらしく、
帰っていってしまった。

「僕たちが座敷に移りますよ」
と気をきかせて言うにしては微妙な距離だったしなあ。

なんとなく最初の自分の心配も含めて、
一連の出来事がもやもやしたものが残る感じだったのだ。

同窓会コンサート

2011年11月14日 00時33分33秒 | エンタメのかけら

新聞の広告にあった
『タイムスリップ60'-70's 同窓会コンサート』

このメンバーがすごい。

あいざき進也
晃(フィンガー5)
高道(狩人)
江木俊夫(フォーリーブス)
じゅん&ネネ
大野真澄(ガロ)
あべ静江
西口久美子(青い三角定規)
植田芳暁(ザ・ワイルドワンズ)
黒沢年雄
今陽子
加橋かつみ(ザ・タイガース)
三原綱木

と、この面子に一緒に並んでいいのか、

柏原芳恵

違和感ある。

ラーメンライス女子

2011年11月12日 08時36分26秒 | コメディのかけら

近所のラーメン屋での話だ。

大学生らしく男女が3人でラーメンを食べていた。

すると遅れて、小柄な女性が一人。
彼らの友人のようだ。

小柄な女性は並びの席に座ると、
ラーメンを注文するでもなく、
みんながラーメンを食べているのを見ていたが、
しばらくしたところでおもむろに、

「小ライス」

そして隣の男の、ほぼ食べ終わったラーメンの器を横取りすると、
その残ったスープの中にライスを入れて食べ始めた。

「ラーメンのスープってご飯にあうよねー。
 私、麺よりご飯のほうが好き」

どうやらいつものことらしく、
他3人は驚く様子もなかった。

いろいろな女子がいる。

やはり東京ディズニーランドは徹底している

2011年11月10日 07時54分03秒 | 業界のかけら

ある番組のスタッフが、
東京ディズニーランドの建設内容についての取材を申し込んだら、

「ディズニーランドは一夜で出来たので」

と断られたそうだ。

さすが、ディズニーランド。
徹底している。

この徹底ぶりに張り合えるのは、
デーモン小暮ぐらいではないだろうか。

ドラマと分計

2011年11月08日 08時04分05秒 | 業界のかけら

「どうしてテレビの人はあんなに視聴率を気にするのか」

友人の役者にそう尋ねられた。

「ドラマだって視聴率は気にするだろうし、
 出演者だって視聴率が悪いよりは良い方がいいだろう」

と答えたのだが、
よくよく話を聞くと、
彼の言う視聴率の問題はもっと深刻なものだった。

ドラマの現場でも最近「分計」を気にするようになったという。

「分計」というのは1分ごとの視聴率のことで、
バラエティ番組では、この「分計」分析がしばしば行われる。
「分計」が上がっているところを伸ばし、
「分計」が下がっているところを改善していくためだ。

同じようなことがドラマでも起きているらしい。

たとえば、
「◎◎さんと××さん二人のシーンの分計が上がっているからこの二人のシーンを増やそう」

バラエティ番組でこれをやっても番組が壊れることはないが、
ドラマでやると物語としてのバランスがおかしなものになってくるはずだ。
だが、役者から見るとそんなことはおかまいなしの脚本が上がってくるという。

それがすべてのドラマの現場の話ではないと思うが。

もしこの事態が今後蔓延してきたら、
ドラマの未来は暗いのではないか。

インドの病

2011年11月03日 07時21分12秒 | チシキのかけら

インドで糖尿病患者が、
爆発的に増えているという。

カレーばかり食べていて、
どうして糖尿病になるのかと思ったら、
食生活の急激な西洋化で、
高カロリーの食品を食べる機会が増え、
その結果、糖尿病患者が増えているそうだ。

国民のおよそ半分が、
ベジタリアンの国なのになあ。

今やインドは世界でも有数の糖尿病大国である。

ADさんが辞める理由

2011年11月01日 22時50分22秒 | 業界のかけら

ある制作会社の上の人間が、
ADさんが次々辞める理由について、
こう語っていた。

「会議でのディレクターの姿を見て、
 自分はあんなふうにはなれない、と思って」

いやいやいや。

君がそう思ったディレクターだって、
君と同じ歳の頃は、
会議でなにも言えずに青い顔していたはずだ。

入ったばかりなのに、
先が思い描けないからって辞めてしまうなんて。

残念だと思うけど、
そんなに想像力が乏しいのであれば、
テレビの仕事にはむかないのではないかとも思う。

難しい。