浦和高校へ行く(2024.9.9)

2024年09月10日 07時15分53秒 | 記憶のかけら

Sep.9(Mon.)

 

 

■今日という日。

 

 

 

朝は秋の気配。これで湿度が低ければ快適なのだが。

 

 

 

午前中、『トーキングブルース2024』の台本改稿作業。

今日は順調に予定していた分を直して、送ることができた。

 

 

 

午後から北浦和へ行く。

新宿から湘南新宿ラインで浦和でも行き、京浜東北線に乗り換え。

初めて降りた、北浦和。

 

 

 

浦和高校へ。

 

大学時代の友人のKさんに頼まれて、こちらの学生と話をすることに。

自分が興味関心ある職業の大人と対話する、というプログラムらしい。

 

小説家志望の学生がいて、本当は小説家の話を聞きたかったのだろうが、

Kさんの手持ちの人材に小説家がおらず、代わりに放送作家となった模様。

同じ作家でも、ヤモリとイモリぐらい異なるのだが。

 

質問に答えるかたちで対話。

僕が携わった仕事の中で、小説に近いもの、脚本やコントなどの経験を元に答える。

一応、家にある「小説の書き方」的な本を事前に読んで予習しておいたので、

そこから得た知識も交えながら。

 



 

 

2時間ほどで対話終了。少しは彼の参考になればいいのだけれど。

 

(帰り道、もっと話すべきことがあったと頭を抱える。

 初めての経験をした時はいつもそうだ。

 また似たような機会があったらもう少しうまくできると思うが、

 たいていは二度目がないのだ)

 

 

 

駅近くのイタリアンでKさんと夕食。対話の余熱で喋りまくる。

それにしてもKさん、いろいろと面白いことをしているものだ。

 

 

 

北浦和から経堂までは、ほぼ1時間。

時間よりも心理的な距離が遠い。

 

 

 

『しかのこのこのここしたんたん』第10話。

『Vtuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』第十話。

新秋刀魚を食べる(2024.8.31)

2024年09月01日 08時24分41秒 | 記憶のかけら

Aug.31(Sat.)

 

 

■今日という日。

 

 

明け方、激しい雨。油断のできない天気。

 

 

 

11時過ぎ、友人と会うために下北沢へ。

小田急線、台風の影響で、各駅停車のみ、10分間隔で運行。しかし、それも遅れ気味。

ようやくやってきたと思ったら、満員で乗れず。

通常より、はるかに運行本数が少なく、しかも各停は8両編成で短いからなあ。

急行用の10両編成を使えないのかと思うが、そんな都合よくは出来ないのだろう。

 

 

 

蕎麦屋で友人の相談を受ける。詳細は伏せるけど、自分の経験談を話す。

誰でも一生に1~2度しか経験しないことだから大変だよ。

 

 

 

帰還すると、仕事の資料のために取り寄せた本が早々と着いていた。3時間かけて読了。

とてもおもしろい本だったが、仕事の参考にはあまりならなかった。

仕事の詳細をまだ情報解禁できないので、『@@@』(35)読了と記録しておく。

 

 

 

その後も、読書。昨日に続き、古いSF長編を読み続ける。

 

 

 

夕食は、ひさしぶりに『魚ケン』。新秋刀魚を食べる。さすがにまだ細身だ。

 



 

ニナの目薬(2024.8.29)

2024年08月30日 08時02分34秒 | 記憶のかけら

Aug.29(Thu.)

 

 

■今日という日。

 

 

 

昨日からニナに目薬をさしている。

 

右目をつぶったままなので、診察を受けたところ、角膜に傷がついていた。

晩年のリタにも同じことがあり、一週間ほどで回復した。

老犬なのに、ちゃんと回復するのだということに感動したものだった。

 

その経験があるので、原因さえわかれば心配はないのだが、

リタと違ってニナはまだ元気なので、目薬をさされることに抵抗する。

しかも何度かさされるうちに、目薬を手に取ったのがわかると、

逃げ出すようになった。賢い。

 

最終的には捕まえられて、目薬をさされることになるのだけれど。

 

 

 

11時、オンライン会議。

 

 

 

雨雲レーダーを確認すると、雨が降るまでもう少し猶予がある。

『中華そば大風亭』でわさび塩冷やし麺。

 



 

 

昼食を終えて、帰還した直後から激しい雨。間一髪だった。

 

 

 

夜の会議まで、仕事部屋に引きこもる。読書三昧。

 

 

 

18時、オンライン会議。

 

 

 

食事の用意を何もしていなかったので、『中山商店』で夕餉。

雨脚は強いが、まだ風がないので助かる。

 

 

 

『銀河風帆走/宮西建礼』(34)読了。

初めて読むSF作家。SFを読んできてよかったと思える一冊だった。

映画『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』(11)を観る(2024.7.29)

2024年07月30日 07時38分24秒 | 記憶のかけら

Jul.29(Mon.)

 

■今日という日。

 

 

午前中から歌舞伎町の映画館へ。

 

『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』(11)を観る。

 

設定を知って、「絶対好みのやつ」だと思ったけど、確かにそうでした。

アポロ計画と都市伝説でロマンティック・コメディを作るなんて、素晴らしいアイデア。

この手のロマンティック・コメディって、現代よりも少し前の時代が似合いますね。

 



 

 

すぐさま新宿を離脱。

 

新宿駅始発の小田急線、車内がやけに暑いと思ったら、

駅構内の温度が上がるのを避けるため、発車するまでは送風にしているとのアナウンス。

その「駅構内の温度が上がる」と同じことが、都内各所で起きている。

 

 

 

帰還して、しばらくぼんやりする。映画を観に行くだけで疲労困憊だ。

 

 

 

夕方、仕事をする。修正依頼のあった台本。

「もっとグっとくるまとめをお願いします」と言われ、十数秒のナレーションに難渋する。

 

 

 

早めの夜、揉まれに行く。

8月から施術者を指名すると指名料がかかるようになる。

人によって値段が変わるが、僕がいつもお願いしている方は指名料500円。

そしてこれが最高金額。

 

 

 

今夜はひとり飯だったので、外で済ませるつもりだったが、どこも休み。諦めて帰還。

 

 

 

作るのも面倒だったので、出来合いの惣菜とかつおのたたき、そして昨夜の残りもの。

 

 

 

今日観たもの。

 

『しかのこのこのここしたんたん』第4話

VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』第4話

パリ五輪が始まっていた(2024.7.27)

2024年07月28日 07時53分06秒 | 記憶のかけら

Jul.27(Sat.)

 

■今日という日。

 

 

しまった。パリ五輪の開会式を見逃した。

 

オリンピックは開会式と閉会式だけは観るようにしているのだが。

ちなみに、競技は興味がないのでいっさい観ない。

 

 

 

SNSに転がっている開会式の断片を観る。凄い。

賛否があるのもわかるが、それを超えたインパクトがある。

 

たしかにパリは街自体が素晴らしい舞台装置だ。

それをフルに使うプラン、よくぞ考え、実現したものである。

 

事前のリハーサルはどうしたのだろうか。

ネタバレするわけにはいかないだろうからなあ。

そのあたりの裏話も、今後出てくるだろう。それも楽しみだ。

 

 

 

どうしても思い出してしまうのが、東京五輪の開会式である。

あれは無惨だった。

 

新型コロナの影響など、擁護する声も見かけるが、それを差し引いても酷かった。

いろいろと横槍が入ったからという声も見かけたが、

野村萬斎を中心とする演出チームを解散させたのは、大会組織委員会である。

チーム内の意思疎通がうまくいかなかったこともある、と当時の記事にあるが、

ならば、チーム作りの時点から失敗している。

 

 

 

新型コロナもなく、予定通りの体制で開会式を演出していたら、

どんなものになっていたのだろうか。

パリ五輪を観てあらためて思ったけれど、開会式の柱となるのは「都市」と「歴史」だ。

しかし、現在の東京に都市としての魅力は乏しい。

そして、日本も歴史はあるけれども、それを描く視点の設定が難しい。

 

 

 

打ち合わせを兼ねて、吉祥寺でランチ。

いつもの週末よりも街に人が少ない。猛暑で外出を避けているのだろうか。

 

 

 

経堂に戻ると、農大通り商店街のお祭り「経堂まつり」の真っ最中。

これだけ高温になる今、この手のお祭りの開催日もそろそろ考え直した方がいいのではないか。

苦しいだけで、楽しさ半減だろう。

 



 

 

帰還して、ぐったりする。

 

 

 

夕食は、『さばのゆ』へ。よく知った顔ぶれとなり、楽しい夕餉となる。

 

 

 

今日観たもの。

 

『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』第3話

 

『時々ボソっとロシア語でデレる隣のアーリャさん』第4話

 

久しぶりの自由が丘(2024.5.21)

2024年05月22日 07時25分37秒 | 記憶のかけら

May.21(Tue.)

 

 

■今日という日。

 

 

ぼんやりしているうちに昼過ぎ。

 

 

東京農大の『サザコーヒー』で松永さんとお茶。

6月公演の稽古中だが、今日は出演シーンがないので、休みだという。

 

 

 

16時半、オンラインで打ち合わせ。

相談箇所がはっきりしているので、こちらも提案がしやすい。

 

 

 

夜、用賀駅まで歩いて、そこから自由が丘へ。

 

 

 

再開発で駅前の建物がごっそり無くなっていて驚く。

 

そういえば、自由が丘に来たのなんて、いつ以来だろうか。

 



 
 
 

『PELLME』で旧知のKさんと一献。

先日出演する芝居を観たが、こうして食事をするのは、何年ぶりだろうか。

 

最初に会ったのはいつだったかという話になるが、お互い記憶が曖昧だ。

まあ、25年以上前の話だからなあ。

 

 

 

さすがに電車のある時間に解散。

家人(大)、プレゼントに当選する(2024.5.17)

2024年05月18日 08時30分49秒 | 記憶のかけら

May.17(Fri.)

 

 

■今日という日。

 

 

昨夜の眠りの質はとても酷かった。1時間おきに目が覚める。

今日は初めて会う方との打ち合わせがあるので、頭スッキリで臨みたかったのだが。

 

 

 

11時、赤坂で打ち合わせ。

それなりの提案は出来たが、どれも民放の地上波向きではない。

近年、僕が面白いと思う企画案の大半は、現在の地上波では採用されることはないだろう。

今、地上波がターゲットしている層は狭い。

そしてその層の興味関心も狭い…と決めつけてはいけないのだが。

 

 

 

家人(大)から興奮したLINE。

なんでも花沢健吾さんの『アンダーニンジャ』実写化記念で、

仕事場にある単行本をランダムにプレゼントする、

という企画に応募したところ、当選したそう。

よくわからないが、喜んでいるようなので、よかった。

 


 

 

 

経堂に戻って『麺匠・億』で冷やし煮干しラーメン。夏の味だ。




 

 

 

14時、オンライン会議。

番組が解決しないといけない課題が2つあるのだが、

それを同時に解決しようとするから混乱する。

優先順位をつけるべきだ。

 

 

 

頭が朦朧とするので、30分ほど仮眠する。

 

 

 

送られてきている台本に加筆する。

先方の懸念点、少しは解消できただろうか。

 

 

 

夕食は家でとる予定だったが、気分転換のために『㐂八』へ。

 

常連のOさんと隣の席になる。

最近、実家を畳んだOさんから、詳しく話を聞く。

僕もここ数年の間にはやらないといけないことなので。

 

 

風媒鉢2年目にして

2024年04月25日 10時43分56秒 | 記憶のかけら
 
 
何も植えていない土だけ入れた植木鉢に、
何が生えてくるかを観察する「風媒鉢」
 
開始からまる1年が経ち、
2年目の春…
 
ついにこの花が咲きました。
 
(※カタバミは昨年中に咲きましたが)
 
 
 
 




 

めんこの思い出

2022年09月27日 10時16分24秒 | 記憶のかけら

子ども番組の企画案で、
「めんこ」を出してきた若いスタッフがいた。

彼女の年齢で、「めんこ」で遊んだことがあるのは珍しいと驚いたが、
実際に遊んだことはないという。
ただ知識として、ひっくり返して奪い合う、ということだけは知っていた。

これからシミュレーションをしてみると聞いて、
思わず言ってしまった。

「そんな簡単にひっくり返らないよ」

確かにひっくり返して遊んでいたが、
僕の場合、それは四角い、「角めん」だった。

「丸めん」で遊んだことはほとんどないが、
遊ぶ時は、ひっくり返すのではなく、
相手のめんこの下に滑り込ませる、
それで終わるかもしくは、
そのまま相手のめんこをすくい上げて宙に飛ばし、
自分のめんこで受け取る、
そんな勝負の付け方だった。

子どもの遊びなので、
ローカルルールはいろいろあるだろうが、
1972年~75年の目黒や世田谷では、
そんな遊び方が主流だった。
(僕という子どもの小さな世界でだけど)

しかし「角めん」にしても、
下が凸凹した場所でやっていたから、
ひっくり返ったんだろうなあ。
会社のつるつるした床ではひっくり返すのは難しいだろう。

などと言っていたら、
「めんこ」という企画案自体を取り下げてしまった。

申し訳ないことをした。

シミュレーションをして、
いかに困難かを体験する機会を奪ってしまったからだ。

火薬の記憶

2022年07月04日 09時06分45秒 | 記憶のかけら

酒場で年上の方々と話していて「紙火薬」の話題となった。



紙火薬。



シート状のものや巻かれたテープ状のものがあったが、
どちらも赤く、
錠剤のように火薬が入っており、
切り離して使う。

 



おもちゃの拳銃の撃鉄部分や、
ロケットと呼んでいたおもちゃの先端に取り付け、
打撃によって破裂させる。



僕が小学生の頃はまだあったが、
いつ頃まであったものなのだろうか。



その存在を久しぶりに思い出した。



年上のある方は、
紙火薬をばらして火薬を集め、
金属製の鉛筆のキャップに詰め、
火をつけて飛ばしたという。
その勢いは、



「殺傷能力がありそうだったよ」



もはや弾丸だ。



少量とはいえ火薬、
思えばよくそんなものを小学生が自由に買えたものだ。



ズボンの尻ポケットに紙火薬のシートを入れて、
尻もちをついた衝撃で火薬が破裂、
大怪我をしたという噂も聞いた。


しかし、実際にそれで怪我をしたという人に会ったことはない。
子どもに注意させるために大人が作った話かもしれない。



今の子どもたちが聞いたら、信じられない存在だろうなあ。

holoholo

2022年03月12日 11時46分24秒 | 記憶のかけら
昨年の記念日、
下北沢のビストロに行き、
とても良い店だったのだけれど、
食事中、家人(大)と、
「こんな時にholoholoがあったらなあ」
という話になったのだった。

我が家の何か特別な食事は、
ある時期からほぼholoholoだった。
だから、holoholo無き今、
特別な食事をしようとすると、
店を選ぶのに難儀する。

あの店のどこが良かったのか、
という話になった。

オーナーの淳子さんが知り合いである、
料理が美味しい、
という真っ先に思いつく他にも、
いろいろな理由が出てきた。

まず「表参道」という場所。
当時、家族での外食はほぼ地元だった。
だから、わざわざ表参道まで食事に行く、
そこからがすでに特別な食事の始まりだった。

「店の明るさがちょうどよかった」と家人(大)
たしかにそうだ。
仄暗い路地を通って、
目立たぬ入り口のドアを開けると、
明るすぎない、かといって暗すぎない、
この言い方でうまく伝わるとは思えないが、
家族や親しい人たちと食事をするのに、
ちょうどよい明るさだった。

そしてもう1つ家人(大)があげた理由は、
僕が思ってもいないことだった。それは、
「店員のみんなが仲良さそう」
そんなところを観ていたのか。

人間の死には、
肉体の死と忘却による2つの死があるとよくいうけど、
店の閉店も同じことだと思う。
これからも我が家では特別な食事をする時、
「あー、holoholoがあったらなあ」
と思うだろうし、
そこで過ごした時間を懐かしく思い出す。