女流王将戦都城第1局 大盤解説会

女流王将戦都城第1局。
大盤解説は高崎5段、聞き手貞升女流。



霧の蔵ホールはちょうど満杯。随時解説ということだったが、対局開始から終局までずっと解説があった。


熱戦後、すぐ対局場から大盤解説場に移動して感想戦。


両者落ち着いた受け答えの感想戦だった。



霧島酒造より賞品贈呈があり、終了。


囲碁将棋チャンネルの放送は、再放送もあるようだ。きのう録画を見たら、前夜祭での花束贈呈も映っていて、とてもかわいかった。

本日（１１．１３）午後6時から囲碁将棋チャンネルで女流王将戦都城第1局放送

きょう放送になる都城での女流王将戦。

前夜祭

都城市長のあいさつ
「この女流王将戦の都城開催のおかげで、今までひとりもいなかった奨励会員が２人もいます。」というフレーズがあった。TABOは奨励会で出られなかったが、あとで長峰市長から「がんばるように伝えてください」と言葉をいただいた。


出席のプロ棋士がひとりひとり紹介された。宮崎唯一のプロ棋士高崎五段。


花束贈呈。


まず挑戦する里見女流から。


受けてたつ清水女流。


しばらく歓談のあと、対局者が退場し、翌日の戦型予想。


後ろが市長、前がBTV関係の上役さんたち、EMIの横が元市長、とかなり緊張する席だった。でも隣が里見女流のおかあさんだったので、とっても楽しかった。（マイナビのときに夕飯をご一緒させていただいている）　母の気持ちというのは子どもがタイトル保持者でも変わらないものなのだ。そして悩みも同じ。



これまでお世話になった方たちが多数都城に来られたので、あいさつに回るEMI。小学生名人戦でもマイナビでも、大きな大会のときはいつも同じ方たちにお世話になる。宮崎の人より多く会っているかも。

飛行機で

そういえば、先日の奨励会の帰りの飛行機で、珍しく隣の方に話しかけられたそうだ。最初TABOは顔を見て、内館牧子さんかな？と思ったらしい。でも宮崎に家があるっていうから違うよね？とTABO。「ひとり？」と聞かれて（そりゃこの小さい子がひとりで飛行機に乗っていたら、聞きたくもなる）それから目的を聞かれたので「奨励会です」と答えたら「勝った？」と質問されたんだそうだ。すごい、奨励会が何か知っている人に出会えるなんて（たいがい、聞いたことあるけどそれどんなところだったかな？と言われる）。　「がんばってね」と激励されて別れたらしい。いっぱいいっぱいいろんな人から支えられているTABOだが、こんなちょっとした出会いも大きな支えになっているのを実感する。

洋服

日曜に買ったケーキ。ナガヤマに行ったら売り切れていて大きいのがなくて、近くの和菓子屋さんに買いにいった。我が家は緊縮財政のため、１０００円のチョコロールケーキ。



寒くなってきたので洋服が増えて、大阪に行くときの荷物も大きくなってきた。この間帰ってきたときに、「ぼく制服のシャツのポケットの端がちょっとやぶれてるでしょ。だから奨励会の名札つけると名札が下向いて、名前が見えないの、フフフフ」とTABO。今度はミニ裁縫セットを持たせることにしよう。もちろん行くときの荷物は全部TABOが用意している。毎回帰ってきてリュックから洗濯物を出そうとするのだが、全部着る前のようにきちんとたたまれているので、どれが着た服でどれが着なかった服なのかわからない。本人もわからなくなっているので、結局全部洗うことに。（着たのはぐしゃっと入れてきてほしい）　今週は家だ。少しゆっくり習えるかも。

銀の駒

TABOの誕生日に夫が作った銀の桂馬。当日ここまでしか間に合わなくて、プレゼントした後で鏡面磨き仕上げにしていた。木の右のはらいがなくて、土も真中が突き抜けた一本だ。「TABOの駒通りに作ったけど、こういう字なんだねえ」と夫。


銘のところには年齢が入る。全部揃うには何年かかるんだろう。


風はないがきょうも寒い。EMIは郷土めぐり？のような行事で、霧島酒造とかかし館に行くといって登校した。夜よく寝たようで、朝は元気になっていた。

強くなりたい

宮崎空港に着いて、師匠に「着きました」と連絡しているTABO。


きょうは強風、そして寒い。天気はいいようだが、これでは布団が干せない。TABOは元気に登校、予定では６時限だったがなぜか４時前に終わって帰宅したので、そのまま道場にすっとんで（車だけど）行った。EMIはこの頃生活がハード。もうすぐマラソン大会があるので、学校では長距離走の授業が毎日ある。また、将棋モード全開でちょっとでも時間があくと、持っているのは詰め将棋や棋書。宿題を学校で終わらせてきて、家で模試のための勉強をして、棋譜並べ。休みの日に対局できるように、ぎゅっとつめて生活している。勉強も将棋も両方とりたいのである。将棋を初めて６年目。今が一番強くなりたいと思っているように見える。「ああ、もっと体力と時間があれば」とEMI。もっとゆっくり寝かせてやりたいような、もっとがんばれるようにしてあげたいような、複雑な気分だ。EMIを支えてあげるのも、見守るのも、体力と時間がいりそう。

奨励会から帰る

きのうの５時の便で帰ってきた。「疲れた～」とTABO。道場から帰ったEMIとふたりでまず延々と符号で将棋の内容の話。それから「必敗の将棋があまりに必敗で・・４時半には３局終わっていたので兄弟子に教えてもらった、その棋譜お姉ちゃんに見せてあげる・・・昼食休憩で兄弟子にチョコをもらって生き返った・・ミーティングが終わってから取材があって、遅くなったのに兄弟子がみんなで待っていてくれた」などなど話は尽きない。本当にお世話になりました。１３歳の誕生日だったので、話はあとにしてとにかく夕飯を食べようと、ケーキにろうそくをともす。

プレゼントをあけるTABO。


道場の友達から西武のカードをもらった。それからカード付きのポテトチップス。あけたらなんと西武が大当たり！


兄弟子から修学旅行のおみやげ、それから師匠からも奨励会入会お祝いお守りをいただいた。


１３歳になるのは、奨励会的には嬉しくないそうだ。頭の中は奨励会のことでいっぱい。誕生日なんだけど、この３日間にあったことを話すのが忙しくて、将棋将棋の会話の中で就寝した。１局目で昇級したはずだが、１回も昇級という言葉がTABOから出なかった。大きな課題が見つかり、それどころじゃないんだそうだ。

次回から昇級試験

きょうは子ども教室。前回５級から１級までの昇級試験を行うかどうか保留になったので、今回もまた駒落ちVSが行われた。まだ勝ち数が足りなかったので、駒落ち定跡からやり直し。次回再度挑戦するようだ。１０級から６級までは各自課題を決めて、きょうから熱心に取り組んでいた。みんながんばっている姿がほほえましい。夕方７時過ぎてもTABOから連絡がなく、やきもきしていたら「３連勝だったよ」の一文だけのメールがきた。ほっとした。

金曜日に行く

３週間前に奨励会に行くときのTABO。飛行機に乗るときはすごく悲しい、でも師匠の家に着くときはすごくうれしい、と素直に言う。


明日奨励会なので、１０時の便で大阪へ。午後宮崎空港で訓練事故があり、何時間か滑走路が閉鎖になった。もう１便遅かったら２時間くらい待ったようだ。無事着いたようでほっとする。きょうから３日間将棋将棋のTABOである。

アマ将棋名人戦南部九州大会

１１月３日は毎年熊本でアマ将棋名人戦南部九州大会。今年も朝６時道場集合で、先生に連れていってもらう。

開会式前


A級は４人１組のリーグ予選で２勝抜け。５分切れたら３０秒という時間設定なので、序盤からみんな早指し。


TABOはB級のお手伝いにいれてもらった。


EMIは予選１回戦は負け。


予選２回戦は勝ちでつなぐ。


１勝１敗同士（隣のリーグ）で３回戦、勝って予選を抜けた。


午後から決勝トーナメント。１０分切れたら３０秒。宮崎と鹿児島は遠いので、申し込みしておけばここから参加できる。
久保田５段は決勝トーナメントから参加。


EMI決勝トーナメント１回戦を勝ち、２回戦に上がった。１時間以上ねばったけど負け。


遠く離れた盤で、EMIや久保田５段の対局検討が行われた。


トーナメントが同じ山だったので、EMIが負けた相手と久保田５段があたった。


決勝トーナメント４回戦で鹿児島のアマ竜王と。


勝ち進んで決勝。惜しくも敗れる。


朝日新聞の取材。


新聞記事はこちら

終了が５時半。いつもは決勝トーナメント２回戦あたりで全員終わって帰るので、初めて最後までどきどきできた楽しい大会だった。惜しかったけれど、また次回。山江SAでラーメンを食べて帰った。

ウクレレ

こちらはEMIのチキンラーメン(唐揚げとたまご入り）


朝晩冷えるようになったので、こたつを出してもらった。メニューもサラダよりは煮物という季節。TABOは学校から帰って「おかあさん、チキンラーメン作って」と言いながら道場へ。特注の、春雨とたまごいりチキンラーメンを作って持たす。丼を抱えて車の中で食べているはず。夕飯まで習ってからまた車の中で今度は宅習をしながら帰宅。最近夜少しゆっくりした気分になれるのは、たぶん夫が弾いているウクレレのおかげ。このウクレレ、キットとはいえ夫の自作である。ギターより弦が２本少ないだけでなく、音階も違うそうだ。明日は大会なので朝５時起き予定。