きょうも青空。気球が飛んでいた。
「お茶漬けの味」小津安二郎映画。わたしが生まれるよりはるか前の映画なので、当時の日本ってどんなだろうという興味だけで見た。パチンコが1個1個静かに穴に入れる哲学的な娯楽だったことにびっくり。主人公の旦那さんが会社から帰ったらどんどん脱ぎ捨てていって、ハンガー持って待っている妻の姿にびっくり。冒頭の、なくてもいいのに男女の産み分けで女性の容姿をひどく揶揄するシーンに絶句。もうお茶漬けは食べないよといった、あの約束はどこへいったの。書ききれないくらい衝撃的作品であった。