地区の訓練

きのう夜８時すぎに電話が鳴った。出たら地区の自治班の緊急連絡網。「あ、そういえば徘徊高齢者探索訓練の日でした、すっかり忘れてました」というわけで、すぐ自治公民館へ。帽子をかぶった小柄な男性が徘徊、という情報を元に適当なグループに分かれて探す。もう真っ暗。久しぶりに会った地区の人とおしゃべりしながら４０分くらい回って、広い道路を横切ろうとしたらケーブルテレビのカメラマンがいた。訓練の様子を撮ってるんだ～と足早に行き過ぎたら、呼び止められた。「徘徊なんですけど」「え？」一瞬みんな意味がわからなかった。なんとカメラマンさんは徘徊役の人とそこで待っていたのである。確に、帽子（とはいっても想像と違ってとってもおしゃれな帽子）をかぶった小柄な人が横に立っていた（いや、どこから見ても徘徊の高齢者には見えない）。もしかしてわたしたちが見つけたのか・・？？　どうもそうらしい？？　ケーブルの人が「見つかったところをもう一度」とか言ってたけど、誰もそんなのは聞いてなくて、あら～～と口々に驚いて盛り上がって終わった。徘徊役の人に聞いたら、４０分誰も気づいてくれなくて、見つけにきた人も「あ？違うな」といって去っていったそうだ。この模様は明日BTVのニュースで出るに違いない。いろいろがおかしかったので、わたしは横でひたすら笑っていた。