怖かった時間

御嶽山が噴火したので、自分の実家が心配になり珍しく夜電話をしてみた。前々日に母から電話がきたばかりだったので、大丈夫を思いつつもやはり気になっていた。普段だったら数回鳴れば出るのに、何分鳴らしても出ない。もう夜１０時である。泊まりにいくとも聞いてないし、まさかねえ～と思いつつ延々とかけ続けた。母のブログで過去の９月をみると、御嶽山には行ってないけど登山もしている様子。４０分くらいかけ続けたと思う。その間、あれこれいろんなことを考えた。宮崎は長野から遠いけど、NYからしたらはるかに近い。このまま電話がつながらなかったら、明日実家に行くべきだろうか？　何時までかけようかと思いあぐねていると、やっと母が出て、もう寝ていたことがわかった。御嶽山噴火の日は、御嶽山でなくて乗鞍岳にのぼっていたのだそうだ。ほっとしたけど怖さのあまり眠れなくなった。登山したかもよくわからない家族もたくさんいると思う・・。いまだに詳細がよくわからない（わざとわからなくしているような）ニュースに翻弄されないよう、正確な現状把握をしてほしい。川内原発の再稼働で、姶良カルデラなどの爆発は予知できると言い切ってたけど、無理だ。