自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

まだ咲いている・・・ハキダメギク

2007-10-26 13:51:00 | お散歩
ハキダメギク[掃溜菊](キク科)
空き地や道端に生える熱帯アメリカ原産の1年草。茎は分枝を繰り返し、枝先に白色の舌状花と黄色の筒状花からなる頭花を1個つけます。葉は対生し、卵形~卵状披針形で、低鋸歯があります。
花期は6~11月と長く、今でも道端で小さな花を咲かせています。
舌状花の先が3裂する様子も面白いですね。
その昔、小石川植物園の掃き溜めに生えているのを牧野富太郎博士がみつけ、ハキダメギクと名付けたそうです。
別の場所で見つけられたら、違う名前になっていたのでしょうか・・・・・

10月下旬 横浜市内にて 
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色付いて・・・ツルウメモドキ

2007-10-25 18:25:00 | お散歩
ツルウメモドキ(ニシキギ科)

先日見つけた、ツルウメモドキの緑色だった果皮が3裂して、中からオレンジ色の種子が顔をだしていました。


まだ緑色の果実も残っていますが、開裂した果皮が落ちているものもありました。
緑の少なくなるこの季節、とても目立つ色です。
ツルウメモドキ・・・自然の風景の中で楽しみたいですね。
10月中旬 横浜市内にて 
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田んぼにて・・・タマガヤツリ

2007-10-24 21:24:00 | お散歩
タマガヤツリ[球蚊帳吊]
(カヤツリグサ科)
田のあぜなどに生える1年草。
茎は高さ15~30cmで、8~10月、枝先に球形の花穂をつけます。
稲刈りの終わった田んぼに生えていましたが、先月近くの田んぼで見たヒメクグヒデリコと違い、ポツリポツリと生えていました。
刈り取りの終わった田んぼは、なにか寂しい感じがします。
稲の生長は、周りの風景も私の心も活気づかせてくれました。
また来年も同じ風景に出会いたいですね・・・・・

10月中旬 横浜市内にて 
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林の中で・・・シュロソウ

2007-10-23 22:11:00 | お散歩
シュロソウ[棕櫚草](ユリ科)
山地の草地に生える多年草で、多くの葉は茎の下部につき、茎の基部にシュロ毛様の繊維があります。
アオヤギソウの変種で、夏から秋にかけて暗紫褐色の花を咲かせます。
この花は、初めて行った林の中で咲いていました。ここは山地とはいえない街中ですが、市内では何ヶ所か観察されている所があるそうです。
ちょっと離れたところからしか撮れなかったので、こんな写真しかありません。どこに花があるか分かりづらいですが、中央上部に暗紫褐色の花が写っています。
来年も花の時期に訪れ、もう少しよい写真を撮りたいと思っています。
10月上旬 横浜市内にて 
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痛い花・・・

2007-10-22 20:56:00 | お散歩
ママコノシリヌグイ[継子の尻拭]
(タデ科)
境川へ流れこむ川のフェンスから、道路へはみ出すように生えていました。白と赤の具合が絶妙ですね。
葉は基部に葉柄がつき、先はとがります。

アキノウナギツカミ[秋の鰻攫]
(タデ科)
こちらは、田んぼの畦で咲いていました。
似たような花ですが、葉の形とつき方で区別ができます。

上の写真とは別のところでであった花です。
シジミチョウの仲間が、蜜を吸っていますが、タイミングが悪く真正面からの撮影になってしまいました。
どちらの刺の方が痛いでしょうか。。。。。

9月下旬 横浜市内にて 
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