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TV東京の選挙速報が面白い件と選挙報道の雑感

関東では雨模様で投票率が下がるかと思ったがそうでもなさそう。投票率が上がった方が固定票の存在価値が下がるので歓迎だ。天気が良くないのに70%近いのだからいかに国民の関心が高いかと言うことであろう。

民主党が大躍進の様相であるが、当確の議員は相変わらず「生活者目線」とか「地方疲弊」とかでうんざりする。風で当選した面子はなんの影響力も行使できないと思いたいのであるが小沢チルドレンだと思うと頭が痛い。まぁ小泉チルドレンも影響力を行使できなかったのでどうでもいいか。小沢氏がプライマリーバランスを無視して「地方疲弊」の為に公共事業をひも付きで行うとは思いたくないということ。

なんか民主党の当選した新人候補の言い分を聞いていると地方、女性、老人は税金を貰う気は満々であるが払う気は全然無さそう。まぁ風の言うことですから。

いつもは選挙速報はNHKなんだけど、TV東京に釘付け。司会は小谷氏、元NHKの池上氏、日経の田勢氏。淡々と速報を流すNHKと議論を行うTV東京。まぁ上から目線で「知識層」しか相手をしないという点が清清しい。

ちなみに他の民放は議論が成立していないと言うか無駄な情報が多くて見る価値が無いと感じた。議論が面白い、面子が面白い。過去の実績に拘る塩じぃと猪瀬氏は人選不適格であったか。塩じぃは竹中氏が居たから必要なかったであろうし。藤井民主党最高顧問もいい人選だ。元大蔵官僚、元民主党幹部、民主党の政策に一歩引いたコメントは秀逸。他にも「経済」中心の議論は面白い。なにより日曜午前中に行われている「自分の主張だけを言う」という議論になってない番組と違いきちんと議論が行われているので見ていておもしろい。議論に参加できないI氏が発言するときのメンバーの馬鹿に仕切った顔といえばもう(他にも田中均氏とか自分のジャンルでしかコメントを述べない電波系も居たのではあるが、概ねコメンテイターのお行儀がよくて議論が成立していると感じた)。選挙結果を受け入れて今後どうするかと言う識者による上から目線なのだ。この目線が私のツボを突いている。

竹中氏も自分の立場に拘泥しない点が好感触。つーかほんと面白い。どうせ速報なんぞ繰り返しなので、TV東京のCMの時間にNHKを見に行くと言うことに成ってしまった。

圧巻は麻生氏の竹中氏、塩じぃのコメントへの返答だ。TV局のアナウンサーとのやり取りではなく、小泉政権の財務関係相とのやりとりで麻生氏がかなりの時間(5秒くらい)固まったのは象徴だ。

いや本当はフジテレビに期待したのですよ、彩パンと滝クリと。全然出てこないので意味無し。それよりも先にTV東京にはまってしまいました。

あとは雑感。小泉氏の長髪はイケメン(?)を意識したのでしょうか?横須賀市民は可能性を託したのか、長髪イケメン(?)を選択したようです。とりあえず長髪で選挙に出たのは世間を舐めきってるのか、人は見た目で判断してはいけないということなのか、はたまた横須賀市民が寛容なのか。

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