さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ナスと鶏肉の焼き浸し

2024-09-15 23:19:48 | 下手くそ料理帖

先日、おこわ風を作った時のあまりの鶏肉を使ってなんか作りたかったんで、以下のレシピを参考に作ってみた。

https://share.smartnews.com/itv7n

そしたらなんだか震えるほど美味しいものが出来た。

【材料】

・ナス(ガクとヘタを取る)2本

・ししとう(軸を切る)約10本

・鶏もも肉(8等分に切る)1枚 →私は半量使った

・塩ひとつまみ

・片栗粉 大さじ1

・サラダ油大さじ3 →オリーブ油使用

・○水200ml

・○生姜(すりおろす)5g → 桃屋の刻み生姜使用

・〇醤油大さじ2

・〇みりん 大さじ2

・ 〇砂糖大さじ1

・ 〇和風顆粒だし 小さじ1/2

・ 〇昆布茶ひとつまみ → 私は使わなかった

・ごま油大さじ1/2

・大葉(刻む)[お好みで]適量  →私は使わなかった

・著荷(刻む)[お好みで] 適量  →私は使わなかった

ナスは縦半分に切り、皮側に格子状に切れ込みを入れて、さらに横2つに切る。

鶏肉は一口大より小さめに切って、塩をまぶし、さらに片栗粉をまぶす。

フライパンにオリーブ油を熱し、ナスを皮側から炒める。じっくり炒めて両面焼き目が付いたら保管容器へ並べる。

その後、鶏肉を皮の方から焼き、ひっくり返して両面火が通ったところで、ししとうなどの野菜(私は椎茸も加えた)を加える。しっかり火が通ったところで保管容器へ。

フライパンに残った油を拭き取り、○の調味料全部入れて煮立ててタレを作る。火をとめてごま油を注いで馴染ませる。

保管容器に入れた野菜・鶏肉の上から、タレを回しかけ、粗熱を取り、冷蔵庫で3時間以上寝かせる。

・・・・

3時間ということだったが、耐えられず1時間半ほどで取り出して食べてみたが、ものすごく美味しかった。癖になりそう。

 

 


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ダボスの思い出などを描いてみる

2024-09-14 23:46:16 | イラスト(その他)

ずっと描いてみたかった、ダボスへの鉄旅の風景を描いてみたよ。ちょっとアレンジしてるけどね。

あと、今日のお教室では、オペラのワンシーンに出てくるアラビア風のダンスも描いてみた。

先生は褒めてくださったけど、私的には、まだまだ人の動きを描くのは苦手。まだまだ。

こちらは二十年くらい前のセーヌ川。線画は万年筆インキ。先生からは、線をつなげすぎず、もっと途切れるところとか、かすれると所を作った方が良い・・ということであったが、なかなか難しい。


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映画「「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」」

2024-09-13 23:41:09 | 映画・番組等、各種鑑賞録

空海が主役の映画かと思って見始めたら、そうではなかった。

主役は楊貴妃および彼女を害したものに復讐を続ける猫の話だ。空海は謎解きをするだけ。

何せ原題は妖猫伝 Legend of the Demon Catだもの。空海のくの字もない。

空海は日本が産んだ稀有な大天才なのに、これでは勿体無いなぁ。

白楽天を称する若者もなんだか軽すぎて・・・。

エンターテインメントとして見るには面白かった。

でも阿倍仲麻呂を演じるのが阿部寛・・ってちょっとダジャレすぎない?


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切り餅一つでおこわ風

2024-09-12 23:21:38 | 下手くそ料理帖~ごはん系

お米はちゃんと備蓄しているので、慌てていない。

でもこの前、勢いでお餅買っちゃったのよ。で、ご飯を炊く時に切り餅一つ入れて炊くと、餅米の風味がでる・・と言う話を以前聞いたことがあるので、このレシピでやってみた。

https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00051485/

米 2合

ごぼう 30g →適当に入れた

生しいたけ 2個→小さかったので4つ入れた

にんじん 40g →適当に入れた

切り餅 1個

鶏もも肉 1/2枚

青ねぎ(小口切り) 適宜 →忘れた

キッコーマンいつでも新鮮旨み広がるだししょうゆ 大さじ4 →醤油大さじ2+つゆの素ゴールド大さじ2で代用

水 350ml

と言うことで、元レシピに比べてかなりテキトー。

まずごぼうを適当にささがけして、水にさらす。

ご飯を洗うが、ざるにあけて水を切ったりはしない。釜に入れたまま水を捨てただけ。

椎茸は薄くスライス。鶏ももは1口サイズより小さめに切っておく。

まず洗った米に水を350ml弱注ぎ、醤油大さじ2、つゆの素ゴールド(3倍濃縮)を大さじ2入れてかき回す。その上から、ごぼう、鶏肉、椎茸、にんじんスライスを載せ、切り餅1個を4等分に割り入れ、普通に炊飯。

炊き上がったら、しっかりかき混ぜる。

小口切りにして冷凍してある万能ネギを振りかけようと思ってたのだが、忘れたけど、美味しかったよ。だし醤油の代わりに、醤油と麺つゆを半々に使ったところがどう出るか心配だったけど、味もバッチリだったわよ。

美味しくて山盛り2杯食べたら、流石に重い感じになった。やはりお餅がうっすら入ってるからな。っていうか山盛り2杯も食べるなよ。


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のりなめたけ丼

2024-09-11 23:54:05 | 下手くそ料理帖~ごはん系

こちらのレシピを参考に作ってみた。

https://sirabee.com/2024/09/10/20163338765/

エノキダケ・・・1パック・・・適宜ブツ切り

鶏がらスープのもと・・・小さじ1/2

おにぎり用ノリ4枚・・・ちぎる

水・・・・・・・・・・大さじ3

醤油・・・・・・・・・大さじ2

砂糖・・・・・・・・・大さじ1

おろししょうが・・・・小さじ1

これらを耐熱容器内で混ぜて、軽く蓋をのせて、レンチン600ワットで3分半して混ぜて、のりなめたけの出来上がり。

 

これを温かいご飯に適量乗せて、卵黄を乗せるだけ。

元レシピは味海苔使用だけど、普通の海苔で全然OKで、とても美味しい丼の出来上がり!

 


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大河ドラマ「光る君へ」第34話を見て

2024-09-10 23:27:45 | ドラマ鑑賞

はんにゃ金田の「光源氏は俺かと・・」のセリフを聞いて笑いを噛み殺す公任の図・・なんかすごく良かった。F4公達の駄々喋りシーン、私は結構好きで、先日は公任と雑談している夢をみたよ。もちろん私もなんか公達になってたけど。

男性陣が喜んで読んでる、まひろの書いた物語。何が面白いのかわからん・・と正直に言う彰子。それはあなたがまだお子ちゃまだからですよ。

もう一つ気になったシーンは、伊周が、体調不良の敦康親王の見舞いにきて、親王にあげようとしたのに「要らぬ」と一言のもとに切り捨てられた巻物。

源為憲の書いた口遊(くちすさび)という書物で、児童向け教養書だから、親王への見舞いの品としてそれなりに考えて持ってきたのだろう。だが今は体調が悪いのだし、そもそも親王はこの伯父が嫌いそうだし・・・逆に道長になつく敦康親王を見て、悔しさを押さえきれない伊周。息子にまでそっぽを向かれ、再度自滅する日は近いかな。

 


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船橋でラモー!・・Vn地区予選通過

2024-09-09 22:50:23 | ただの日記

土曜日は夏休み後、久々の市川でのオケ練で夜11時に帰宅。日曜日は所属音楽教室のコンクール:弦楽器部門の地区予選に出るために、早朝に隣駅のカラオケまねきねこで1時間ほど練習してから船橋へ向かう。

市川に住んでいた時なら目と鼻の先だった船橋の遠いこと・・。かつ今まで経験したことのないホール。

 

9月というのに灼熱の蒸し暑さの中、おいしげな店の並ぶ商店街を通り抜け、神社の向かい側にあるホールに辿り着く。コンクールでなかったら、めっちゃ探検したくなる環境。

弾いたのはラモーのガヴォット。先日、小岩のバッハザールで演奏したレベルと同等以上の演奏ができれば通過できると踏んでいたのだが、実際は先日よりは劣るレベルの演奏しか出来なかった。

なぜだろう。コンクールで同じ曲を弾く人が5人もいて、私がトップバッターなれど、15分の音出し時間の中で、いろんなテンポで弾かれるこの曲が耳に入ってイラついたせいだろうか。とにかく個人的には悔いの残る演奏になってしまった。

なので、帰りも買い物や食事を楽しむ余裕なく、どこにでもあるダイソーで日常感覚をとり戻してから重い足取りで帰ってきた。

今朝も、スマホを忘れて出社するなど、昨日の嫌な感じの余波が続いていて、仕事帰りに初めてのピアノの先生との合わせで少し気分を取り戻し、でもまっすぐ家に帰れずに外食をして帰り、どうせダメだろうと思いながらサイトを開いて見たら通ってた!

ああよかった。9月は大忙しだけれど、これで貴重な休日が1日確保出来た。次は11月の地区本選。ラロのスペイン交響曲に再チャレンジだ。細かいところに気を配りながら悔いのない演奏ができるように頑張ろう。


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訪問者数:累計300万IP突破

2024-09-08 19:34:36 | 閲覧数・訪問者数突破記念

暑さでバテて、ブログを書けないでいるうちに、300万IPを突破していました。10万IP重ねるのに4ヶ月と少しかかっていますので、わずかながらスピードアップしてきています。

これも読んでくださっている皆様のおかげですね。

間が空いてしまったので、投稿の方も穴埋めすべく頑張っていきます。


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住吉大社・太秦の馬・船橋の銅像など描いて見る

2024-09-07 23:26:16 | イラスト(その他)

今日は8枚描いた。実際には4図柄をアクリルインキと万年筆インキの2通りで線画を描き、それぞれ違う風に色をつけて、よく描けたなと思う方をピックアップしてみた。

▲まずこちらは、住吉大社の太鼓橋。いつか描いてみたいと思って写真を撮っておいてよかった。

▲こちらは太秦映画村に行った時に撮った馬。小柄だが足がしっかりしていてとても可愛い。

これはオケ練で船橋に行った時、練習会場の途中で見た銅像。いろんなアングルで撮ってみて、一番素敵に見える写真をみて描いたもの。写真とは色合いをだいぶ変えてます。

以上はアクリルインキ(滲まないインキ)で線画を描いたもの。色の塗り方については、先生より大胆さが足りないと言われているが、動物と人体のデッサンはよくできていると褒められた。

先生が直感的にイイネ!とおっしゃったのは実はこれ↓

万年筆インキをにじむに任せ、乱雑に塗ったもの。個人的には乱雑すぎるんじゃないの?という気がするが、遠くから見るといいかもしれない。


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映画「戦華 バトル・オブ・ムーラン」を見て

2024-09-06 23:50:40 | 映画・番組等、各種鑑賞録

子供の頃から知っている木蘭の話。ずっと憧れていた。それは中国の人も同じらしい。ディズニーのムーラン以外にもムーランを取り上げた映画は中国にはたくさんあるようだ。この映画もそんな映画の一つ。

柔然(モンゴル系遊牧民国家)に攻められる北魏。その北魏の村では一家あたり一人ずつ成人男性が徴兵されるが、ムーランの家では成人男性は足腰もおぼつかない高齢の父親しかいない。ムーランは夜中に父親になりすまして家を出、兵役に向かう。

で、ムーランが女性であることは、戦役が終わるまでバレないのが古い言い伝えであるが、本映画では、徐々にバレ、4人がムーランが女性であることを知ることになる。

当時、兵役中に女性であることがバレると斬首の刑に処せられることになっていた・・という設定。

しかし誰も、武芸にすぐれ、人間としても魅力あるムーランを死に追いやることなどできない。

特に将軍は、悶々と悩む。

この将軍を演ずるのはリー・マオという役者で、キュート系のイケメン。将軍なのにあまり強そうではないのだが・・・ムーランを気にし、地位を超えた友情さえ感じ、女性だと分かった時も、逆に自分が追い詰められ、彼女の力を頼りにせざるを得なくなった時などの表情が見事で、とてもキュンとくる演技だった。

ということで、主役のムーランも良かったけれど、将軍がとっても素敵で大満足な私であった。

 


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【読書録】二都物語(下)

2024-09-05 23:45:20 | 読書録

ディケンズ/池 央耿  訳/光文社古典新訳文庫

とても興味深く読んだ。

フランス革命の醜い側面・・暴徒と化した市民たち・・・ろくな裁判も受けられずに貴族・・あるいは貴族に同情的というだけでギロチン送り・・ギロチンは女性名刺かしてラ・ギヨテーヌと呼ばれ、そこで流される血はワインと形容され・・人格も何もあったもんじゃない。フランス革命前後で主語と目的語が入れ替わっただけで動詞は変わらない。

先日のパリオリンピックの開会式でのコンシェルジュリー前の血生臭い演出を見る限り、大部分のフランス人は今もそれを誇りと思っているであろうことは想像に難くない。ディケンズがそうではない革命の裏側を描けるのは彼がフランス人ではないからかもしれないね。

しかしまぁ、自分と瓜二つの恋敵のために命を賭けることができる人なんて、実際いるのかね・・と思ってしまうが、ディケンズは実際そのような恋をし、自分の芝居の中でそういう演技をしてきた人だから表現できるんだろうね。ディケンズは芝居にも熱を入れており、そういう意味で映画化しやすい作品だったのだろう。

ストーリーも面白いが、色々考えさせられる作品でもある。


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【読書録】チャイコフスキー〜クリンへ帰る旅びと

2024-09-04 23:58:46 | 読書録

ひのまどか/リブリオ出版

ロシア〜ソ連の音楽といえば、チャイコフスキーに加え、5人組などがすぐ連想できるが、それはチャイコ不スキーや5人組の努力の結果であって、チャイコフスキーの生きた時代は、ロシアでは外国人による外国音楽ばかりがもてはやされていたんだね。

まぁ、日本のクラシック音楽会も、一昔前は同じようなものだったし、今もそうなのかもしれないけど、そういう状態から、世界がロシア音楽という一つのジャンルを思い浮かべるように、日本音楽というジャンル(純邦楽やPOPS以外で)を確立するのは並大抵のことではないだろう。チャイコフスキーはそれをやってのけた人なんだね。

・・・と言えるほど、話は簡単ではなく、ソ連はたくさんの国に分裂したわけだから、一括りにロシア音楽とは言えないわけだな。特にチャイコフスキーは妹の嫁ぎ先であるウクライナの民謡を愛し、それを作品に取り入れているわけだ。ロシアがウクライナに攻め込んでから、一時ロシア音楽はクラシックの音楽会の演目から消えたことがあったけど、予定していたチャイコフスキーの作品まで取りやめた団体があって、それは違うんじゃないか・・という議論もあったよねぇ。

まぁ、そういったことは忘れて、本書を読んで、印象に残ったことを3つ挙げてみる。

1.チャイコスキーはその時代としては新しい音楽を作っており、初演で観客の理解が得られないことも多かったが、それを全く気にしないでズンズン前に進む人であったようだ。そのうち観客がついてきて、彼は音楽活動で生活できるようになる(もちろん、援助してくれた大事な人はいるのだけれど)。当時ロシアでは音楽家はなかなか専業で生活できず、兼業により生活を維持するほとがほとんど。チャイコフスキーも最初は法務省の役人であった。

2.チャイコフスキーはバレエ音楽で有名だが、そもそも彼以前にまともなバレエ音楽はなく、流行りの曲を繋ぎ合わせて踊るような演目ばかりだった。チャイコフスキーが初めてバレエをまるでオペラのようにストーリー仕立てにして、劇作品として鑑賞できるものにしたのだという話にはびっくり。

3.チャイコフスキーはコレラで亡くなったという話に少し驚いた。私はインドに旅行する前にコレラの予防接種をして行ったから、コレラって南の方の病気だと思ってた。本書では周囲の反対をよそに生水を飲んだことが直接の原因だと書かれていた。あんなに寒い国なのに。しかも11月なのに。寒いところでも生水はダメなのね。(死因には諸説あるらしいが、コレラ説が最有力)


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東京都交通局6500形電車を撮る!

2024-09-03 23:08:48 | 鉄への道?

東急の武蔵小杉駅での乗り換え時にたまに見る、スマートなデザインの電車。

都営の車両だったのね。

とてもシンプルなのに、印象的でなんてかっこいいんでしょう。

相鉄新横浜線、東急新横浜線の開業に合わせて導入された新車両のようですね。


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大河ドラマ「光る君へ」第33話を見て

2024-09-02 23:41:13 | ドラマ鑑賞

いよいよまひろは彰子の女房として出仕。藤式部という呼び名を与えられる。部屋を与えられ、物語を執筆しようとするが、周囲が騒がしくて全く集中できない。特に女房たちの夜の寝方は強烈・・。布で囲っただけのプライベートスペース・・周囲のいびきは聞こえまくり・・・。でも彼女たちの寝室の作りがこんなだったとは古典の授業でも学ばなかったので新鮮だった。

一条天皇は、物語があまりにもリアルなため、自分を批判している物語だと思って腹が立ったが、次第に引き込まれた・・とドラマの中で発言。

それは桐壺帝の描かれ方が、自分の境遇そっくり・・と思ったのだろうか。彰子の居所は藤壺と呼ばれる。そこで養育されている定子の遺児の敦康親王はひょっとして源氏のモデル? そうすると、今は小さいがそのうち彰子とどうにかなってしまうのか・・・? ドラマの中には、何が源氏物語に取り入れられたかについて、数々の新説が散りばめられているが、なんだかドキドキしてしまうね。

道長からまひろへの褒美として与えられた扇。描かれた絵は幼き日の道長と自分であった。このシーンは泣ける・・・。


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映画「杉原千畝 スギハラチウネ」を見る

2024-09-01 18:23:16 | 映画・番組等、各種鑑賞録

唐沢寿明主演の「杉原千畝 スギハラチウネ」を見た。

思い起こせば、私の学生時代、こういう方がおられたなどという話はどこでも習わなかったが、前世紀末あたりに、実はこういう方がおられたのだ・・という話を聞き知ったような気がする。

でもあまり詳しいことは知らなかった。

任地のリトアニアがソ連に併合されることになり、領事館も閉鎖されることが決まった2週間ぐらいの間隙をついて、ユダヤ人宛の大量のヴィザが発行されることになったらしい。逆にそういうタイミングでなければできなかったかもしれないね。

杉原千畝はもともとロシア語が堪能であったが満鉄関連の事件からソ連に疎まれるようになり、望んでいたモスクは赴任はできずに、付近の国に行ってソ連関連の情報を得るためにリトアニアへの赴任を命じられたのだが、そこで出会ったのは親日のポーランド人。独ソに分割されてポーランドは一時消滅、国を失ったポーランド人が、杉原に運転手として雇われながらも情報を提供し、代わりに杉原から情報を得ようとする。

ナチスドイツが当時の日本の思っていたような国ではないことを切々と訴えるが聞いてもらえない。ナチスがソ連に攻め込めば、いかに同盟を結んだとて、日本は孤立し、アメリカと対戦せざるをえず、日本は負けると、・・・誰も聞く耳を持ってくれなかったが結局その通りになった。

異国の地で現地の人たちに愛される杉原氏。

映画としては綺麗にまとまりすぎていて、ここにはなかなか表現できないこともあったのではないかとは思われるが、これからも興味を持って杉原氏のことを勉強していきたい。


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