さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

年代暗記的伊太利亜語語呂合わせ第二弾

2011-10-19 23:27:09 | つっこみ伊太利亜語
また少しイタリア語をやり始めて、昔書いたブログ記事を読み直していて笑ってしまった。

▼ガンバる脚
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/4195060d3aa397a8cbb59ae14559b4e8

折角覚えようとしたのに、braccio(腕)を相変わらず「胸」だと思っていた教育効果のない私。

しかし、このとき考えた以下の語呂合わせを見て、我ながらちょっと感激。

まんじゅう食べてマンジャーレ(⇒mangiare〔マンジャーレ〕食べる)

たんと召し上がれ(⇒tanto〔タント〕たくさんの)

と出かけてウッシーレ(⇒uscire〔ウッシーレ〕出かける)

■歩いてたら落ちてカンミナーレ(⇒camminare〔カンミナーレ〕歩く)

死んだ子は市長だった(⇒sindaco〔スィンダコ〕市長)

で、昨日読んだ「イタリアオペラを原語で読む カヴァレリア・ルスティカーナ」をもとに第二弾をまた少し考えてみた。

イラっと怒った顔(⇒irato〔イラート〕怒った)

まろは不幸じゃ(⇒malo〔マーロ〕不運な、不幸な)

■今ではもうおるまい(⇒ormai〔オルマイ〕今ではもう)

■悪い気分に埋もれる(⇒umore〔ウモーレ〕気分)

■犬を飼うにもカネがかかるなぁ。もうキャンキャン鳴きやがって!(⇒cane〔カーネ〕犬)

あと、発音は違うが、綴りは覚えられる、ちょっと惜しい語呂合わせは以下。

下駄を投げてゲッターレじゃなくてジェッターレ(⇒gettare〔ジェッターレ〕投げる)

■4月1日にをつく慣習(⇒uso〔ウーゾ〕慣習、利用)

う~ん何か苦しいですね。gettareのつづりを見て下駄を連想し、「やった!」と思って第二弾を書くことにしたのに、発音を見たら違うんだもの。書きながらちょっと気分umoreが埋もれている私なのでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【DVD鑑賞録】チャイコフスキー/バレエ《眠れる森の美女》

2011-10-18 23:48:41 | オペラ・バレエ鑑賞
チャイコフスキーの三大バレエの中で、何となく地味なイメージを持っていたこの作品、今まで全体を通して観たことはなかったが、今回なかなか楽しく見た。特にツッコミどころが多くて。

冒頭の序曲で出てきたオーケストラのマエストロ、デイヴィッド コールマン氏が、友人に似てるので、個人的な理由でつかみOK。

幕が開くと、そこに立っている人間達の細さに違和感を感じまくり。そりゃぁ、これの前に見てたDVDがパヴァロッティのアイーダだから。全く~、同じ人間がやる劇とも思えないよ。

妖精たちの衣装のきれいなこと・・・そうそう、衣装はこのバレエの見どころの一つ。何せ第一幕と第二幕の間に100年の差があるので、ダンサーの服装も時代に応じて変えているのである。舞台は架空の国だがモデルはフランス宮廷であり、アンリ4世(在位:1589年8月2日 - 1610年5月14日)時代からルイ14世(在位:1643年5月14日 - 1715年9月1日)時代までオーロラ姫が眠りこけていたという設定になっている。ルイ14世時代に眠って、ルイ16世時代に起きたんじゃなくて良かったね。

プロローグで登場する妖精たちの服装と踊りは本当に綺麗。オーロラ姫に呪いをかける邪悪な妖精カラボスは、以前男性ダンサーが演じていたのを見たことがあるが、このDVDでは女性。個人的には男性版の方が迫力があって好き。

子供の頃読んだ童話では、オーロラ姫は錘(つむ→糸つむぎの道具)で指を刺されて眠りに落ちることになっていた。当時挿絵を見ても良く分からず、あんなもんでどうやって糸が紡げるんだ・・・という物語とは関係ないところに興味が行ってしまった記憶があるのだが、今調べてみると、紡錘車(こまの軸が延びたような形)のことみたいだね。だが、バレエでは「針」に刺されることになっている。針には編み針も含まれているようで、禁令の編み針で編み物をする女性達が登場・・・日本じゃそれは編み針じゃなくて編み棒って言うけどな。その編み棒がささったまんまの編み物の奪い合いをしながら踊るから危なっかしくてしょうがない。

さて、16歳になったオーロラ姫の初登場シーンがパ・ド・シャの連続。パ・ド・シャって空中で胡坐をかこうとするかのような飛び方だから、うわぁ~元気でお転婆なお姫様だぁ・・・と驚いてしまった。オーロラ姫役のオレリー・デュポンはかなりの踊り手。4人の求婚者達との踊りで長いアチチュード(片足立ち)・バランスを披露。息を飲むような素晴らしさで、個人的にはこの場面が一番好き。そのパーティーの場にいつの間にかカラボスが忍び込みオーロラ姫に花束を渡すのだが、その花束に忍ばされていた太い針に刺されてオーロラ姫は苦しむ。で、苦しみながら眠るまでの間に激しく踊りすぎの感が・・・・。

100年後、オーロラ姫を助けに行くはずのデジレ王子。最初は自分の運命も知らず気ままに遊んでいる。他の男達の投げ矢は全然的に当たらない(っていうか狙ってないだろう!)のに、王子はいとも簡単に的を射抜く・・・という設定のはずなのに、的に当たったように見えない。っていうか、あんた本当は投げてないだろ?

リラの精と一緒に王子が小船でオーロラ姫の所へ旅するシーンはなかなかの圧巻。ドライアイスなのか?白い煙が舞台中をうめつくし、滑るように動く小船は大変ロマンチックだった。だがその煙、舞台の上だけなくオーケストラピットの方まで漂っていたようで、友人によく似たマエストロの顔の上から白い煙が降ってくるシーンはなかなか面白かった。

で、キスをされたオーロラ姫・・・あっという間に起きたと思ったらすぐに動き過ぎ・・・。まぁねぇ、姫はグリム童話では王子のキスで目覚めるが、ペローの童話では自分で目を覚ましてしまうからねぇ。このバレエはその中間みたいだ。

第3幕はオーロラ姫とデジレ王子の結婚式のシーン。オーロラ姫の父王の方が新郎デジレ王子より断然イケている! 見映え的には何だかモーツァルトがいっぱいな感じ。この演出ではかなりカットしているが、はっきり言って5分の4が茶番だ。長靴を履いたネコの踊りとかわざとらしくて退屈だから要らないよ! ま、全部やると赤ずきんちゃんとおおかみの踊りとか、シンデレラ姫とフォルチュネ王子のダンスまで出てくるらしいからね(このDVDにはないけど)。別の物語のロイヤルカップルまで出てこなくていいよ。

最後のオーロラ姫とデジレ王子のグラン・パ・ド・ドゥはさすがに見物だ。っていうか第三幕は国王夫妻の踊りとコレだけでもいいよ。フィッシュ・ダイヴという大技の連続は胸がスカッとする思いで見た。フィッシュ・ダイヴとは、女性がピルエット(片足で回転)した後、身体を前に倒し、それを男性が支えて脇に抱え込むというもの。女性が床と水平に身体を反らせるポーズが魚のようなのでこの名前がついたという。男性がミスをすると、女性は顔面から床に突っ込むからなぁ。フィギュアスケートを見慣れた目にはインパクト不足に見えるかもしれないけど、主役2人の技の切れの良さが光り、なかなか感動的なフィッシュ・ダイヴになった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアオペラを原語で読む カヴァレリア・ルスティカーナ

2011-10-17 23:03:18 | つっこみ伊太利亜語
「イタリアオペラを原語で読む カヴァレリア・ルスティカーナ」
武田 好 著/小学館

所属オケのカヴァレリア・ルスティカーナの本番も今週末に迫った。この時期にこのオペラの伴奏をする機会に恵まれたことは、まさに自分にとって運命としか思えない。

イタリアオペラって、歌い手として親しむことも大いに意味あることだけれど、伴奏者として参加すると、ソリストの呼吸、気持ちの高ぶり、歌詞の意味などを、歌い手とは別の観点で意識することになる。「ソリストのこの歌詞を待って出る」・・・じゃあ、その言葉はどういう意味なの? どうしてそこでオケの合いの手がいるの? みたいに色々連想が広がっていく。もし合唱で参加したら、私の場合、自分の歌う部分で精一杯になってしまい、自分の歌う部分に訳語を書いただけで満足してしまうかもしれない。

さて、今日は丸善の語学コーナーで買って来たこの本にチャレンジ。歌として聴いているとついついメロディーに耳が行ってしまうことも私の悪い癖。もっと言葉の意味を純粋に味わえないかと思ってこの本に接したら大正解!文章の対訳だけでなく、単語の意味や解説がしっかりあり、イタリア人が朗読したCDがついている。オペラとしてではなく、朗読として聴くことでまた色々見えてくるものがある。きっと今回の本番だけでなく、今取り組んでいるイタリア語の別のオペラのアリアを歌うのに大いに資する本だと思うのである。(巻末に3人のオペラ歌手とのインタビューが載せてあり、語学教材の域を超えて音楽愛好家が大変喜ぶであろう構成になっている。)

カヴァレリア・ルスティカーナは、DVDで観て、CDを聴きながら対訳を読み、週末はオケ練で伴奏パートを練習し・・・と色々重ねるうちに、スルメのようにどんどん味が出てくる感じでいたが、この本を通読してみて、今までの私は、まるでダシの効いていないみそ汁を喜んで飲んでいたようなものだと思った。

書き出すときりがないのでほどほどにするが、主役のサントゥッツァ、トゥリッドゥの名前そのものにも含蓄がある。サントゥッツアは劇中でサンタと呼ばれることもあるが、何とサンタの方が正式名称で、サントゥッツアが通称なのだそうだ。えっ! 通称のが長いなんて、イタリアって不思議ね・・・とか思ってて、良く考えたら自分もニックネームの方が常に苗字より長かったのであった。それはさておきサンタ(Santa)は当然聖者の意。劇中では詳しく語られていないが、神の御前で結婚を誓う前にトゥリッドゥと結ばれてしまったので、罪を犯した女、地獄に堕ちた女と自らを称している。(「地獄に堕ちた人」を意味する語はdannato。この語は有名なイタリア古典歌曲の「教会のアリア」にも出てくる語だが、若い頃、違うと思いながらも頭の中で「旦那と」の三文字が踊っていたことを思い出す。)

片やトゥリッドゥの方も通称で、正式名称はサルヴァトーレ(Salvatore)・・・つまりは救い主だぜ。救い主が聖者と婚前交渉して、しかも結婚もせずに不倫して、殺されるのか?

いやいや、サルヴァトーレもサンタもイタリア南部に大変多い名前だそうで、このオペラで主人公の名前まで皮肉っている要素はないかもしれないが、知ってしまった以上面白くてたまらない。

あと冒頭のシチリアーナの歌詞を見てて、「私のイタリア語の語学力って・・・?」と猛烈に暗くなったが、この曲はシチリア方言で歌われるんだそうだ。他の部分は普通のイタリア語なのに。シチリアーナの「Ntra la puorta tua lu sangu è sparsu(おまえの家の戸には血が流れ出ている)」の部分はドキッとする歌詞だが、lu sanguというのは同じ血でも社会の掟を破ったものの血を意味するとのことだ。語学の知識があるとこういうニュアンスもわかるので、よりオペラを楽しめるわけだ。

カヴァレリア・ルスティカーナの舞台となったヴィッツィーニ村はシチリアに現実に存在するし、教会もルチア母さんの居酒屋もあるんだって。あと、原作ではトゥリッドゥはアルフィオとの決闘にあっという間に負けたのではなく、結構頑張ったらしい。トゥリッドゥはアルフィオの足の付け根をぐさっと刺したらしいのだが、アルフィオから目に砂をかけられたのが決定打となり、腹と喉を刺され、「ああ、母さん!」と叫んで絶命したことになっているそうだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【DVD鑑賞録】ヴェルディ/歌劇《アイーダ》

2011-10-17 00:00:07 | オペラ・バレエ鑑賞
アイーダは以前ちらっとテレビで観たことがあるのだが、その時はもっと年取ったパヴァロッティだった。1場観ただけで疲れてしまい、挫折してしまったので、全部観たのは今回が初めて。

このデアゴスティーニ/DVDオペラコレクション「5」の配役は以下の通り。

============================================================================
アイーダ役・・・・・・・マーガレット・プライス(ソプラノ)
ラダメス役・・・・・・・ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
アモナズロ役・・・・・・サイモン・エステス(バス・バリトン)
アムネリス役・・・・・・ステファニア・トツィスカ(メゾ・ソプラノ)
エジプト王役・・・・・・ケヴィン・ランガン(バス)
ランフィス役・・・・・・クルト・リドル(バス)

指揮・・・・・・・・・ガルシア・ナバロ
演出・・・・・・・・・サム・ワナメイカー
サンフランシスコ・オペラ管弦楽団&合唱団
============================================================================

この時、パヴァロッティは40代半ばだが、30代にも見えるほど若々しく、声も絶好調だという。確かに肌艶も声の張りもよく、首周りがすっきりしている。今までパヴァロッティを見て、声は別にして、外見的にカッコイイと思ったことは無かったが、初めてカッコイイと思ったよ。(思えば、私が生まれて初めて買ったオペラ・アリア集はパヴァロッティのカセットテープだったなぁ。)

またアイーダ役のマーガレット・プライスは、パヴァロッティに負けず劣らずの恰幅の良さ。体型的に猛烈にラダメスとお似合いである。

ただ、私がこのDVDで一番感銘を受けたのは、アムネリス役のステファニア・トツィスカ。主役が上手なのは当たり前としても、ひょっとしてこのアムネリス役が上手いか下手かによってアイーダの魅力は倍増も半減もするのではないかと思った。ラダメスは単細胞、アイーダは役柄的に地味。だがアムネリスはある種の複雑さを持っている。高慢な中にも純粋な愛。第2幕のアイーダの歌を聴いてて眠くなってしまった私も、第3幕で大活躍のアムネリスの歌は目も覚めるように強烈だった。中音域なのに良く声が飛ぶこと! おばさんやお母さんを表現するメゾ・ソプラノではなく、男役のメゾ・ソプラノでもなく、王女として気品のあるメゾ・ソプラノだ。トップ・テノールであるパヴァロッティとやり合っても負けてない。

最後にすべてを見守ったアムネリスが低いDの連続音で歌うシーンは、心に染み、思わず涙した。ヴェルディのレクイエムのラストにも通じる、平安を願う思いのこもった歌だ。

・・・・・・・

ということで、ソリスト陣はすべて良かったが、合唱団はあまり良くなかった。第一幕の第二場のフター神殿でのアカペラは下がりまくり、凱旋行進曲の男声はかなりバラバラだった。あなたたちプロなんだよねぇ~と思わず興が醒めた一瞬もあった。演出も舞台装置もゴテゴテしていて気に入らなかった。いかにも、私の嫌いなハムナプトラを作った人達の国で演じられた舞台だなぁ。

ただ、時代考証といっても、アイーダ自体がフィクションなんだからどうしようもない。「攻めてきたエチオピア軍をエジプト軍が倒す」ということは可能性はないわけではないが、史実としては知られていないという。

実はアイーダとは反対に、エチオピアがエジプトに君臨した時代はあるようだ。ラムセス2世よりも5百年後の第三中間期にあたる紀元前730年頃、エチオピア(ヌビア人)の国家、クシュ王国がエジプト第24王朝を滅ぼし、テーベを中心に第25王朝を建設したんだとか。アッシリアに攻められて長くは持たなかったけれど。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒糖梅酒(チョーヤ)

2011-10-16 23:46:51 | ふしぎ・お酒発見
コンビニで見つけたミニボトル・・・妙に惹かれるところがあって買ってみた。



なるほど。黒い! コレだけ見ると漢方薬の飲み薬みたいに見えること。

飲んでみると、結構甘い。氷一つぐらい入れた方がいいかな・・・と思えども、氷できてないし。

何かで割ったほうがいいかな、と思い同社のホームページを見て見たら、牛乳割りもお勧めみたいなんで、牛乳で割ってみた。



ちょっとカルーアミルクみたいな色になる。飲んでみると、悪くはないんだけど、やはり梅酒ならではの酸味がある。脳みそがカルーアミルクを期待している時に、違う味覚の電気信号が来て、混乱を起こしているみたいに。

・・・・・・・・・・・

でも総合的には◎なお酒だと思うよ。オンザロックにするか、製菓用にするか、色々楽しめそう。ゼリーとか作ったら合いそう。私は梅酒ゼリーが好きだから、黒糖梅酒ゼリーも絶対好きになると思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月15日(土)のつぶやき

2011-10-16 02:35:10 | twitterよりおまとめ投稿
13:34 from Twitter for iPhone
一昨日、某所で名前を書き間違えられた。私は幸治ではない!
13:35 from Twitter for iPhone
さっき、すごい風で吹き飛ばされそうになった…とか書いても、信じてもらえないだろうな。
21:22 from Twitter for iPhone
今日のオケ練はカヴァレリア・ルスティカーナの合唱・ソロ合わせ。ハープとオルガンも入った。テノールのソリストだけ不在だったが、マエストロが冒頭のテノールソロのシチリアーナをハープに合わせて歌っているのを聴いていたら泣けてきた。聴けば聴くほどいい曲だ。
by ysaburin on Twitter

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きくなったde賞

2011-10-15 23:59:12 | ただの日記
当ブログでも人気(?)の、のら猫ちゃん・・・アパートに住み着いた黒い子猫ちゃんですが、寒くなってからしばらく姿を見せなかったので、いなくなってしまったのかと思ったら、久しぶりに見つけました。ずいぶん大きくなったようです。弱々しく、甲高かった鳴き声も以前より少し低くなり、大人に近づいてきました。



以前よく入ってくれていた私の自転車のカゴはさすがにサイズが合わなくなったらしく、今はこの汚らしいバイクのサドルがお気に入りのようで・・・。この子の母親のお気に入りの場所でした。(ああ、お母さんとお兄ちゃんはどこに行ったのか?)

近寄ると一瞬逃げるそぶりを見せるのですが、強引に抱いてしまえばこっちのもんで・・・あ、ちょっと表現いやらしいですかね・・・ほどなくしてゴロゴロと喉を鳴らし始めるのであります。スーツの襟とシャツのすき間に顔を突っこんできたりしますね。



しばらく抱っこしたあと、バイクのサドルに戻しても、しばらく離れないのであります。私の腕に頭をこすり付けてきます。



思い立って、右手で猫をあやしながら、左手でiPhoneを取り出して無造作に撮ってみたのですが、ケースが邪魔して上手く撮れてないですね。それでも状況がわかるので恥をしのんでUPしてみます。



大きくなったとはいえ、まだ頭とかちっちゃいね。



このピンと立った尻尾と小さなお尻がたまらん! っていうか何て汚い自転車置き場なんでしょう。



恍惚の表情ももっとクリアに撮れてれば・・・。もっといい写真が撮れるよう、工夫してみたいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

agenda

2011-10-15 08:13:38 | つっこみ伊太利亜語
agendaって、会議の「議題」という意味で、会社で多用するけど、もともとはラテン語の動詞“agere”(行動する)由来する言葉。agendaは英語にもなっているけど、英和辞典で引くと、確かに「予定表;(議事)日程;議題,協議事項;なされるべきこと」など、 議題以外にも幅広い意味を持っていることが分かる。

で、ラテン語の直系の子孫であるイタリア語では、手帳のことをagendaというそうで・・・最初「議題」と「手帳」はなかなか結びつかなかったが、上記英和辞典の「予定表」という意味を介せば、つながっていることが理解できる。まぁ、まさか自分達が連日仕事でイタリア語を使っているという自覚を持っている人達はまずいないだろうけど。

で、10月になって一斉に来年の手帳が店頭に顔を並べている。いつもの年は年末近くならないと買う気が起こらないのだが、今年はもう心に決めた手帳があるので、早々と買ってしまった。多分こんなに早く買ったのはわが人生では初めてだと思う。

プライベート用には、去年に引き続き「ほぼ日手帳」。会社用には、去年ほぼ日にしたところ、土日と深夜の欄のスペースが非常に無駄であることが分かったので、能率手帳のバーチカル1(月間ブロック+週間(縦型))に戻すことにした。ほぼ日も最近ビジネス用を売り出しているが、週間予定はパソコンのスケジューラーや月間予定、大学ノートと併用して使うことを考えると、横型よりも縦型の方が書きやすくて見やすいような気がしているので、縦型を選ぶことにしたのだ。



これが今年使っているほぼ日手帳だが、肥大化し、カバーは疲れてよれよれ。ペンを差し込むことでカバーがきっちり閉じられるのがいいね。



当初、1日1ページのほぼ日手帳を使いこなせるか、心配だったのだけれど、基本的に予定は見開きの月間ブロックの方に書き込み、日々のページには、一本線を引いて、右端をTODOリストにし、左側に行動記録(実績)を書くことで、何も書いてないページは1ページもない状態に。また年間予定表も実績記録ページとして使い、毎日必ず1つずつ「今日1日でよかったこと(何でもいい)」を書いた。悪いことしかなかった日でも、苦労してポジティブな表現にして書いてきた。書き込む筆記用具はフリクションボールの0.4。手帳に書くのにちょうどいいし、予定は変わるものだから、やはり消せないとダメだよね。鉛筆みたいに真っ黒に汚れることもないし。ほぼ日で書ききれない部分(ネタ帳とかアドレス帳とか)は、差込型のほぼ日用のメモ帳やアドレス帳に書き込む。

さて、手帳以外に新しいツールを発見。


それは、「イタリア語で手帳をつけてみる(張あさ子)/ベレ出版」だ。先日韓国語版を近所の本屋で見かけ、絶対イタリア語版が欲しいと思って、丸善で買って来た。他に英語版、中国語版、フランス語版など各国あるらしいね。

そうね、曜日や月、数字の読み方、天気、定例の予定だけでもイタリア語でつけるようにしたら、絶対覚えるよね。ほぼ日の使い方がまた増えた!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカの球団にはなぜ靴下にちなんだチームの名があるのか?

2011-10-14 23:47:19 | 読書録
(【読書録】そーなんだ!歴史編89)

本号は、日中戦争だの、ベトナム戦争だの、シリアスな記事が多く、勉強になる。5・15事件でチャップリンまで標的になっていたなんて、知らなかったな。またベトナム戦争についても、教科書などには結果をちょろっと書いてあっただけで、詳しい経緯などは今まで学んでなかったので、本号はまさに目からウロコだ。

とはいえ、私のブログのようなちゃらいサイトでは、あまりシリアスなテーマは似つかわしくないので、ホッとするテーマを選んでみよう。

いやぁ~目からウロコといえば、何でアメリカの野球チームには、レッドソックスだのホワイトソックスなんていう靴下にちなんだチーム名があるのか・・ということ。正直、そんな日常的な用語を使われるとかっこ悪いというか弱そうというか、今まであまり魅力を感じなかった。

だが、アメリカで野球が国民的スポーツして広まっていく過程において、ユニフォームはまだないが、靴下の色で敵味方を区別していた時期があるんだそうな。それがレッドソックスとかホワイトソックスの名のルーツになっているようだ。シンシナティ・レッドストッキングス(現シンシナティ・レッズ)なんてのもある。

靴下だけそろえるなんて、日本にはない発想だな。日本なら、一つしかそろえられるものがなければ鉢巻とか帽子とかシャツとか、上半身にあるものをそろえると思うが。

ということで、いままで弱そうに見えた〇〇ソックスと言う名が、本号を読んでからは、歴史ある、団結力あるチームのように見えるようになり、抜群にイメージアップ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いかの黒作り(ゆず入り)/富山

2011-10-13 23:28:04 | 食いしん坊レビュー
イカ墨とゆずの入ったイカの塩辛。イカ墨スパゲティは大好きだが、イカ墨を使った和食には沖縄の「イカスミ汁」以外お目にかかったことがなく、思わず飛びついてしまった。



袋から出してみると・・・・おお、本当に真っ黒!

ほんのり加わったゆずの風味が爽やかで、とっても美味しい塩辛でございました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【読書録】JIN-仁- 第17巻~第18巻

2011-10-12 23:08:08 | 読書録
この漫画、だんだん創作要素が強くなってるんで、なかなかコメント書きづらいのだが、なるべく筋がわからないように、書いてみようと思う。

創作要素と言えば、この漫画に出てくる沖田総司は、小説やドラマなどでよく描かれる青二才とはだいぶ雰囲気が違う。結核が重症化する前は、どちらかというとふくよかな顔つきをしており、落ち着いていて、自分および若手を律することのできる人物として描かれている。私はあまり沖田総司を好きじゃないのだが、もしこの漫画に出てくる姿が本当ならファンになっていたかもな。

まぁ間違いなく、作者村上もとか氏は、総司と龍馬が両方好きなんでしょうよ。

さて17巻・18巻で披露される医術より、二言三言。。

■17巻

刀傷の縫合手術がでてくるが、切られた傷口をそのまま縫い合わせるのではなく、トリミングしてから縫合しないと、大きな傷が残るのだという。表皮部分は肌に垂直に刃を入れるが、真皮については刃を寝かせて角度をつけてより大きく切り取っているのが印象的だった。縫い合わせた直後はさぞかし突っ張るだろうなぁ。


■18巻

大規模な脳外科手術シーンが出てくる。これを文章だけで説明するのは私の文章力では無理なのだが、一つ「えっ?」と思った事項がある。

術後のシバリング(悪寒)を抑えるために、筋弛緩剤の変わりに微量のフグ毒を使うのである。ただしフグ毒により呼吸は停止するので、ひたすらアンビュバッグで人工呼吸を続けなえればならない・・とある。

フグ毒は本当に筋弛緩剤の代わりに使えるのだろうか? 村上もとか氏も描くからには念入りに取材をしているだろうし、色々教えてくれる医療関係者が身近にいるのかもしれない。

もし本当に医療現場で使いようがあるんだとしたら、本当にびっくりだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

からすみ(長崎)

2011-10-11 23:35:15 | 食いしん坊レビュー
8月に新幹線博多駅の売店で買った、おつまみ用のからすみを今ごろご紹介。

日本三大珍味といえばウニ、コノワタ、からすみのことで、より狭義には「越前のうに」「長崎野母のからすみ」「三河のこのわた」のことを言うらしい。長崎のボラの卵を加工したからすみは高価なこともあって、私も今までの人生で6~7回程度しか口にしたことはない。

子供の頃、親が珍味だというので一口食べたが、やたら塩辛くてどこが美味しいのかと思った。その後、社会人になり、福岡出身の先輩が「からすみは大根にはさむんで食べると本当に美味しいんだ」という話をしていて、すぐには信じないでいたところ、後日居酒屋でからすみの大根サンドを食べる機会があり、本当にとろけるように美味しいのでびっくりしたことがある。以来、からすみといえば大根サンド! まれにパスタの具に使われているのを食べることがあるが、やはり大根サンドが一番だと思う。



今回買ったのは、おつまみ用なので、こんな風に個別包装になっている。今から思えば丸ごとのを買えばよかったのだが、こんなんでも結構な値段だったのでつい略式に走ってしまった。



猛烈にずぼらな大根サンドだが、大根に挟むだけでどうしてこんなに美味しいんだろうね。大根がからすみの塩辛さをマイルドにしてくれるだけでなく、旨味を増進させてくれて、まるでねっとりした濃いチーズのように、とろけるような旨さである。

☆ ☆ ☆

今、サイト検索をしていて知ったのだが、私はからすみと言えばボラの卵だと思っていたが、香川県にはサワラやサバを使ったからすみがあるんだって? そっちもいずれ食べてみたいなぁ。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都電荒川線~花電車~を撮る!

2011-10-10 23:42:57 | 鉄への道?
今日は、バイオリンの弓の毛替えに流山へ行った後、都電荒川線の花電車を撮りに荒川車庫前へ。

本当は3時20分に荒川車庫前を出る車両を撮りたかったのだが、この日都電荒川線は非常に混んでいて、町屋駅前から乗ろうとして何台も見送った。なので、荒川車庫前駅に着いた時には花電車はもう出てしまっていて、1時間線路脇でスタンバっていた。最近かなり膝の調子が悪く、バイオリンをしょったまま、かつ頭痛をこらえながら一時間立ったままで待つのはかなり辛かった。



予定よりかなり遅れて花電車が見えてきました。



側面はかなり美味しそうなバースデーケーキのデザイン。チョコレートをかたどった100thのプレートがめちゃくちゃ美味しそうで、私はこの写真を見ていて食欲をそそられ、思わず冷蔵庫で寝ていた買い置きの板チョコをパリパリ食べてしまいました。



荒川車庫に入った車両を撮るために黒山の人だかり。柵の外からしか撮れないのであまり近づけません。やはり先ほどまで線路脇にスタンバッてて正解でした。



他の車両も合わせて撮ったので、念のため。これは8500形。



100周年イベントの一つである、南海電鉄・阪堺電車とのPR相互乗入のヘッドマークをつけています。阪堺線カラーの車両も走っているみたいですが、今日はお目にかかれませんでした。



こっちは普通の100周年のヘッドマーク付き。8800形。



拡大図。先日見た都営三田線にも貼ってあったやつですね。



荒川車庫です。8800形と8500形が並んでいます。



右側の8500形はまた違うヘッドマークです。ピーポくん号だとか。何それ? ピーポくんは警視庁のマスコットキャラクターなので、交通安全の普及啓発のためのものらしいです。



8800形ってビビットピンクだけかと思ったら、オレンジのもあるんですね。



そしてこれが紫。これら以外に黄色いのもあるそうですが、まだお目にかかったことがありません。



レトロ車両9000形も祝日旗を掲げて走っています。これは9001号。



これは9002号。帰りはこの車両に乗って帰ってきました。思えば、職場グループ合唱団の練習の帰りに9002号に乗ったことが鉄道ファンになる切っ掛けだったのでした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【入浴剤】ぶんぶんバニー

2011-10-10 22:21:48 | 入浴グッズマニア
これも我が家のLUSHストックから。以前友人からいただいたものだが、もう店頭には並んでいないかもしれないね。

ウサギだと教えてもらえなければ、決してウサギには見えないウサギ型の入浴剤です。

スィートオレンジ油とかベルガモット果実油とか入っているので、柑橘系の爽やかな香りがします。

ただお湯に入れてしばらくすると、このウサギちゃん、軽石のように穴ぼこだらけになってみるも無残な感じになってしまいます。ウサギの格好してなかったらなんとも思わないところなんですが、なまじウサギの形なだけに、ちょっと可愛そうな気分になります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【DVD鑑賞録】チャイコフスキー/バレエ《くるみ割り人形》

2011-10-09 23:12:15 | オペラ・バレエ鑑賞
ディアゴスティーニのバレエDVDコレクション第2弾! これまた超定番なくるみ割り人形だ。

「くるみ割り人形」と聞くと思い出すシーンがいくつもある。小学校の音楽の教科書の音楽鑑賞でバレエ組曲「くるみ割り人形」を聴いたが、いまだに音楽の教科書の見開きのそのページにどんな絵や文章が書いてあったかが思い出せるほど、私にとっては印象深い授業だった。で、音楽のテストの時に、クラスメイトが自信を持って「くるみまり人形」と書いて痛恨の不正解をくらい、話を聞いた人間は一様に噴き出したことを思い出す。

ま、そんなことはどうでもいいことだが、「くるみ割り人形」は友達のバレエ教室の発表会でも演じられたので生で見たことがある。友人はプリマを争ったらしいが、結局中国の踊りに出ていた。彼女と争った子は舞台の終盤でずっと王子様と一緒に踊っていたので、友人はさぞかし悔しかっただろうなと思った。その王子さまだけがやたらオトナで、迫力あったこともよく記憶に残っている。

さてこのDVDは英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のもので、プリマである金平糖の精を吉田都が演じる。くるみ割り人形は過去に色々見ている割にはあまり筋書きを覚えておらず、主人公のクララが変身して金平糖の精になるという話なのでへぇぇ~と思った。このバレエもやはり振付や演出によってストーリーが若干異なるのだ。クララが金平糖の精に変身して別のダンサーが踊るのはピーター・ライト版の特徴だそうな。だから記憶がないのか・・・。ちなみにこのDVDはクララが金平糖の精に変身することにより、人種まで変わってしまうのだ。

しかし吉田都さんというのはすばらしいバレリーナだと思う。実は彼女が出てくる直前の花のワルツの時は、何となく眠くなってうとっとしてしまっていたのだが、吉田都が登場するなり目が覚めた。可愛らしくも気品のある独特のオーラで、きびきびした動き・・・いやぁ~日本人なのに英国ロイヤル・バレエ団でプリンシパルになれるだけのことはある。プリマとしての彼女が出てくるのが後半15分くらいしかないのが残念で、もっと観ていたい・・・そんな気になる名演技だった。

なお、第一幕のシーンはクリスマスのシーンだが、しっかりドレスアップした人達が出てくる。同じドレスアップでもオペラの人達と違い、ウェストがキュッと引き締まっていることよ。男性陣もイケメンぞろいで・・・。当たり前のことではあるけど、ちょっと悲しくなったりして。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする