さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】なぜ、「これ」は健康にいいのか?

2011-10-24 23:51:00 | 読書録
「なぜ、「これ」は健康にいいのか?」

小林 弘幸 著/サンマーク出版

自律神経・・・特に副交感神経に着目した本。郷ひろみの若さ、タイガーウッズの歩き方、キム・ヨナの金メダル・・・すべて副交感神経を高めるコントロールだということで説明できるそうだ。副交感神経は交感神経との対立概念で理解していたが、「副交感神経と交感神経が両方とも高いレベルでバランスする」ことが一番ベストなんだそうだ。(逆に、両方とも低レベル、もしくはどちらかがとても高い状態は非常によくないそうだ。)

副交感神経を高めることで、身体の免疫力が高まり、ここ一番での実力発揮もスムーズに出来る・・・ということは、東洋医学的に身体によいとされていることも、自律神経コントロールで説明できるなぁと感じた。昔、ストレスのあまり体調が悪くなり、「自律神経失調症」などという診断を下された人が身の回りにいたが、自律神経が失調しているから体調が悪くなることは当然で、じゃぁどうしたらよいのか一歩踏み込むと、大抵の場合副交感神経を高める生活習慣を心がければよいのだと我ながら納得した。

ただ「せかせか」と生きている人が、いきなりゆっくり生きなさい、ゆっくり歩き、ゆっくり話しなさいといわれても、この本を読んだ時は納得しても、いずれ忘れてしまうだろう。だが忘れてしまわないように、以下の2点を記しておくことにしよう。この2点を守るだけでも私の生活と体調はかなり改善されるだろう。

■睡眠不足は大敵!

どんなに健康に気を使っていても、睡眠不足だとその効果を無にしてしまう。たとえば徹夜明けというのは副交感神経はゼロに近くなっているそうだ。ナチュラルハイはここから来るわけだ。睡眠不足というのは思っている以上に身体への負担が大きいということだ。

■笑顔で副交感神経は高まる!

作り笑顔でもよいから口角を上げて笑うと副交感神経が高まるそうだ。夜帰ってきて子供の笑顔を見ると、疲れが取れるのは、無意識に自分が笑っているからだとか。そうか、夜、野良猫ちゃんと遊べた次の日は体調がよいのはそういうことか!

ということで昨日帰って来た時につとめて口角を上げて笑うようにした。確かに気分的にはかなりプラスになることを実感した。こんなことでがんも逃げていくということであれば、毎晩笑おう・・・。

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