さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】JIN-仁- 第17巻~第18巻

2011-10-12 23:08:08 | 読書録
この漫画、だんだん創作要素が強くなってるんで、なかなかコメント書きづらいのだが、なるべく筋がわからないように、書いてみようと思う。

創作要素と言えば、この漫画に出てくる沖田総司は、小説やドラマなどでよく描かれる青二才とはだいぶ雰囲気が違う。結核が重症化する前は、どちらかというとふくよかな顔つきをしており、落ち着いていて、自分および若手を律することのできる人物として描かれている。私はあまり沖田総司を好きじゃないのだが、もしこの漫画に出てくる姿が本当ならファンになっていたかもな。

まぁ間違いなく、作者村上もとか氏は、総司と龍馬が両方好きなんでしょうよ。

さて17巻・18巻で披露される医術より、二言三言。。

■17巻

刀傷の縫合手術がでてくるが、切られた傷口をそのまま縫い合わせるのではなく、トリミングしてから縫合しないと、大きな傷が残るのだという。表皮部分は肌に垂直に刃を入れるが、真皮については刃を寝かせて角度をつけてより大きく切り取っているのが印象的だった。縫い合わせた直後はさぞかし突っ張るだろうなぁ。


■18巻

大規模な脳外科手術シーンが出てくる。これを文章だけで説明するのは私の文章力では無理なのだが、一つ「えっ?」と思った事項がある。

術後のシバリング(悪寒)を抑えるために、筋弛緩剤の変わりに微量のフグ毒を使うのである。ただしフグ毒により呼吸は停止するので、ひたすらアンビュバッグで人工呼吸を続けなえればならない・・とある。

フグ毒は本当に筋弛緩剤の代わりに使えるのだろうか? 村上もとか氏も描くからには念入りに取材をしているだろうし、色々教えてくれる医療関係者が身近にいるのかもしれない。

もし本当に医療現場で使いようがあるんだとしたら、本当にびっくりだ。

コメント (2)
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