友人が「市川シャポー内でドリアンを発見した!」というメッセージをくれたので、早速、バイオリンレッスンとオケ練の合間にその店に走り、見事、王様GET!
店頭にあるだけで、さすが貫禄たっぷり。同じような大きさだけど、いつぞやのヤシの実とは違います。ドリアンのトゲは想像以上に痛くて、実を両手で持つ事が出来ません。
片手で茎の部分を持ってレジに行き、専用の箱に入れてもらって、包装紙を二枚重ねにして、手提げ袋に入れて・・・それでもオケ練中、甘~い匂いが漂ってきて困りました。臭うっていうよりも匂うって言った方がいいかしら。嫌な匂いではないけれど、キライな人がいるんじゃないか、誰か臭いとか言い出したらどうしよう、とハラハラしながらオケ練を終え、包みをかかえてそそくさと帰ってきました。
箱を開けると、王様が鎮座ましましています。ハリネズミとアンキロサウルスの中間みたいにも見えますね。食ったあとの殻に縄でもつけてぶんぶん回せば武器になりそうですね(自分に当たったら怪我するだろうけど)。
重さを量ってみたら2.6キロでした。先日のやしの実よりちょっと軽いけど、茎を片手で持つしかないので、重く感じます。
熟しているので、実の下の方から割れてきています。ココから匂いが漏れてきてるのです。何だか栗の実を見ているような気分になります。
ドリアンのトゲはかなり堅くて痛いので、素手は危険で、手袋をするようにと箱の上に指示が書いてあった。幸いゴム手袋をもっていたので、それを使ってドリアンの実を5つの部分に割きました。ここはヤシの実より全然簡単でした。
これが割いた後の切片の1つ。中にさなぎのような・・・失敬、オムレツのようなものが入っていますね。この白いぷるぷるのところがまさに食べられる果肉部分で、種を包んでいるので仮種衣とも呼ばれています。
余談ですが、赤い手袋は、コレをしてお芋を洗えば、同時に皮も向くことができるという2役のキッチングッズですが、うっかりこれで顔をさわろうものなら、ドリアンのトゲなみに痛いです・・・っていうか無意識に顎を触っちゃって痛い思いをしました。
さて、全部のぷるぷるをドリアンの実から取り出して、お皿の上に載せるとこんな感じで、結構ボリュームあります。さっそく1つ手づかみで取って、食べてみます。
やわらかい・・・そして、まるで極上の吟醸酒の芳香にも似た香りが口の中から鼻腔に立ち上ってきます。ドリアンの香り成分にはエステル、アルコール、アルデヒドに属する26種類の揮発成分が存在するそうですが、何だか分かる気がします。
おいしい・・・この世にドリアンが嫌いという人が存在すること自体が信じられない!と思えるほど、素晴らしい美味さです!
ドリアンチップスを食べて、おいしいと喜んでいたけれど、あの美味しいドリアンチップスですら、生のドリアンの美味しさを3分の1も表現していません・・・果物の王様とは本当によく言ったものです!
ちなみに果物の女王はマンゴスチンだそうですが、王様と女王の間には相当の開きがありそうです。まあ美味さと言う点では、マンゴスチンよりも、先日食べたアテモヤ(チェリモヤとバンレイシを交配)の方がドリアンに迫っているような気がしますね。
で、美味しいことは猛烈に美味しいのですが、かなり食べ応えがありまして、一房でお腹いっぱいになってしまいました。ああ、一時間前にココナッツカレーなんか食べるんじゃなかった。でもドリアンを一度に沢山食べるのは良くないと言う話なのでちょうどイイかもしれませんね。(ちなみにアルコールと一緒に食べるのも良くないそうです。)
丁寧にラップでくるんで冷蔵庫へ。明日がまた楽しみです。
これは、白い仮種皮の中から出てきた種です。ウィキペディアに「果実全体に占める可食部分の割合は少ない。」と書かれていましたが、種は仮種皮に比べれば全然小さいので、思ったより可食部分が多かった気がします。
さて、落ち着いたところで、このドリアンの入っていた箱を見てみます。タイから輸入されたもののようですが、“Mon Thong”と書かれているのが見えますね。近年タイで開発された、臭いを抑えた改良品種のようです。ということは、これで香り控えめだったわけですね。
オケでは数人の友人に、実はドリアンを練習場に持ち込んでいることを打ち明け、匂いを聞いてみたが、いいにおいだとか、ほんわかと匂う程度だとの評判だったので悪くは無かったが、友人によると、気温が20度だか25度だかになると急に強烈に臭い出すんだそうで、今日みたいに寒い日に、改良品種を食べたことで、ドリアンを理解した気になってはいけないのだろうが、ハラハラさせられた分だけ、すばらしいご褒美にありつけた一日でありました。
店頭にあるだけで、さすが貫禄たっぷり。同じような大きさだけど、いつぞやのヤシの実とは違います。ドリアンのトゲは想像以上に痛くて、実を両手で持つ事が出来ません。
片手で茎の部分を持ってレジに行き、専用の箱に入れてもらって、包装紙を二枚重ねにして、手提げ袋に入れて・・・それでもオケ練中、甘~い匂いが漂ってきて困りました。臭うっていうよりも匂うって言った方がいいかしら。嫌な匂いではないけれど、キライな人がいるんじゃないか、誰か臭いとか言い出したらどうしよう、とハラハラしながらオケ練を終え、包みをかかえてそそくさと帰ってきました。
箱を開けると、王様が鎮座ましましています。ハリネズミとアンキロサウルスの中間みたいにも見えますね。食ったあとの殻に縄でもつけてぶんぶん回せば武器になりそうですね(自分に当たったら怪我するだろうけど)。
重さを量ってみたら2.6キロでした。先日のやしの実よりちょっと軽いけど、茎を片手で持つしかないので、重く感じます。
熟しているので、実の下の方から割れてきています。ココから匂いが漏れてきてるのです。何だか栗の実を見ているような気分になります。
ドリアンのトゲはかなり堅くて痛いので、素手は危険で、手袋をするようにと箱の上に指示が書いてあった。幸いゴム手袋をもっていたので、それを使ってドリアンの実を5つの部分に割きました。ここはヤシの実より全然簡単でした。
これが割いた後の切片の1つ。中にさなぎのような・・・失敬、オムレツのようなものが入っていますね。この白いぷるぷるのところがまさに食べられる果肉部分で、種を包んでいるので仮種衣とも呼ばれています。
余談ですが、赤い手袋は、コレをしてお芋を洗えば、同時に皮も向くことができるという2役のキッチングッズですが、うっかりこれで顔をさわろうものなら、ドリアンのトゲなみに痛いです・・・っていうか無意識に顎を触っちゃって痛い思いをしました。
さて、全部のぷるぷるをドリアンの実から取り出して、お皿の上に載せるとこんな感じで、結構ボリュームあります。さっそく1つ手づかみで取って、食べてみます。
やわらかい・・・そして、まるで極上の吟醸酒の芳香にも似た香りが口の中から鼻腔に立ち上ってきます。ドリアンの香り成分にはエステル、アルコール、アルデヒドに属する26種類の揮発成分が存在するそうですが、何だか分かる気がします。
おいしい・・・この世にドリアンが嫌いという人が存在すること自体が信じられない!と思えるほど、素晴らしい美味さです!
ドリアンチップスを食べて、おいしいと喜んでいたけれど、あの美味しいドリアンチップスですら、生のドリアンの美味しさを3分の1も表現していません・・・果物の王様とは本当によく言ったものです!
ちなみに果物の女王はマンゴスチンだそうですが、王様と女王の間には相当の開きがありそうです。まあ美味さと言う点では、マンゴスチンよりも、先日食べたアテモヤ(チェリモヤとバンレイシを交配)の方がドリアンに迫っているような気がしますね。
で、美味しいことは猛烈に美味しいのですが、かなり食べ応えがありまして、一房でお腹いっぱいになってしまいました。ああ、一時間前にココナッツカレーなんか食べるんじゃなかった。でもドリアンを一度に沢山食べるのは良くないと言う話なのでちょうどイイかもしれませんね。(ちなみにアルコールと一緒に食べるのも良くないそうです。)
丁寧にラップでくるんで冷蔵庫へ。明日がまた楽しみです。
これは、白い仮種皮の中から出てきた種です。ウィキペディアに「果実全体に占める可食部分の割合は少ない。」と書かれていましたが、種は仮種皮に比べれば全然小さいので、思ったより可食部分が多かった気がします。
さて、落ち着いたところで、このドリアンの入っていた箱を見てみます。タイから輸入されたもののようですが、“Mon Thong”と書かれているのが見えますね。近年タイで開発された、臭いを抑えた改良品種のようです。ということは、これで香り控えめだったわけですね。
オケでは数人の友人に、実はドリアンを練習場に持ち込んでいることを打ち明け、匂いを聞いてみたが、いいにおいだとか、ほんわかと匂う程度だとの評判だったので悪くは無かったが、友人によると、気温が20度だか25度だかになると急に強烈に臭い出すんだそうで、今日みたいに寒い日に、改良品種を食べたことで、ドリアンを理解した気になってはいけないのだろうが、ハラハラさせられた分だけ、すばらしいご褒美にありつけた一日でありました。