春満喫！ いすみ鉄道に乗った！

鉄分補給したくて、何も考えずに千葉ローカル線の旅をしようと思ったら、こんないい思いが出来るなんて！

いすみ鉄道、最高でした！　また乗りたい！


外房線の大原で、このいすみ鉄道に乗り換えました。先頭車両にスナフキンがいますね。



ムーミンに出てくるキャラクターが、車両の外側と、内側（窓など）を飾っています。



車両の中にもモールの飾り付けが。小学校の頃のクラスのクリスマス会とかで、こんなことしなかったっけ？　ちょっと懐かしい。



車窓から見える風景に癒されます。もう少し天気がよければ・・と思うのですが。




駅に凝ったかかしがいますよ。



味のある駅名表示板ですね。さっきの上総中川駅での表示板とは全然違いますね。




「がんばれいすみ鉄道」の旗が見えます。実はこの路線、かなり大変なんです。だから、みんな乗ろう乗ろう～！



大多喜駅で、予約していた小湊鉄道への横断券を買うために、ホームへ一度降りました。単線だけど、ここでは対向車両とすれ違いが出来ます。ディーゼルだから、車両の上に何も無いのが新鮮ですね。




大多喜駅は、この路線の中では、比較的大きな駅です。本多忠勝もいます！　これ発泡スチロールで出来てるんですって。テレビチャンピオン発泡スチロール王の作品だとか。よく出来てます。

で、何でここに本多忠勝像があるかというと、本多忠勝がこの地に大多喜城を築いたからです。徳川家康が後北条氏の滅亡後、豊臣秀吉より関東への国替えを命ぜられた時、まだ安房の里見氏など、徳川氏とは敵対する戦国大名がいたため、家康は上総大多喜に本多忠勝を封じることにより、安房の里見氏に備えたんだそうです。



これが、購入した小湊鉄道への横断券（１６００円）です。途中下車は可能ですが、後戻りは出来ないそうです。

ちょっとお高いですが、価値ある一枚ですね。いすみ鉄道と小湊鉄道を乗り継げば、絶好の景色に癒されながら房総半島を横断できるんですもの。運転手さんが、大原駅で横断券が必要な人の人数を予約し、大多喜駅でお金と券の入った髪の箱を持った人から横断券を買うというシステムが、何だかとっても新鮮に感じられました。





菜の花と桜のコラボレーションがあちこちで見られます。その度に車内にわ～っと歓声が上がります。ホント、いい季節にここに来たものです。

時々、菜の花の中に立派なカメラを構えた人が埋まっているので、ちょっと笑えます。虻とか蜂に刺されたりしないでしょうか。いい写真が撮れるといいですね。

自分はそこまで出来ないなぁ～などと思いました。


この、帯のように続く黄金の群落・・綺麗ですねぇ・・・実に。

この話を鍼の先生にしたら、こうしたきれいな菜の花の群落は、枯れた草を引き抜き、ちゃんと種をまくなど、人が手入れをしないと出来ないのではないかということでした（先生も公園に菜の花を植えてるのでわかるんだとか）。

いやはや、こんなに素敵だとは思いませんでした。是非また乗りたいものです。